THE LOST CHOICES
2015年
韓国
109分
サスペンス
劇場公開(2016/06/25)
監督:
アン・ヨンフン
脚本:
アン・ヨンフン
出演:
シン・ヒョンビン
ユン・ソイ
キム・ヒョク
アン・セハ
<ストーリー>
射撃の代表候補選手だったジウンは、交通事故で両親を失い、自身も言語障害を抱えてしまう。射撃の道も断たれ無気力な毎日を送っていた彼女はある日、突然3人の暴漢に襲われ…。
-感想-
2015年
韓国
109分
サスペンス
劇場公開(2016/06/25)
監督:
アン・ヨンフン
脚本:
アン・ヨンフン
出演:
シン・ヒョンビン
ユン・ソイ
キム・ヒョク
アン・セハ
<ストーリー>
射撃の代表候補選手だったジウンは、交通事故で両親を失い、自身も言語障害を抱えてしまう。射撃の道も断たれ無気力な毎日を送っていた彼女はある日、突然3人の暴漢に襲われ…。
-感想-
いやもう惨過ぎて平常心では観てられませんね。
ここまでどん底の人生へと真っ逆さまに落ちても何とか希望を持って生き様としている中での強姦ですよ。
生きる気力失うよなぁ。
担当した刑事が汚職塗れのクソって事でジウンは不慮の殺人を犯したのを起点に復讐を誓う事となる。
クズ、クズあんどクズ共を元射撃代表候補選手だった腕前を持ってクソ刑事から奪った銃で、順番に撃ち殺していきますが、やり終えてもジウンの顔に決して笑顔は戻らない、絶対的な悲しみの表情で包まれているてのが私側からしても胸が痛い。
股間を撃ち抜かれ「やめてくれ!お願いだから助けて!」と叫ぶクズ。
てめぇらがジウンにやった時はどうだったんだよ。
ゲッラゲラ笑ってレイプしてたじゃねぇか、てそりゃもうさっさとクタバレですわ。
死んで当然、殺されて当然のクズのみが血塗れになって倒れる描写にはリベンジ成功という気持ち良さは抱かされるけれども、この映画、最後まで重い。
救いとなるのは、妹が同じくレイプ被害に遭い、その事もあってか同情心にも哀れみにも似た感情が生まれ、ジウンに対して懸命に手を差し伸べ様とする女刑事の存在でしょう。
この女刑事がラストで取った行動は世間的には批判されるかもしれないが、ジウンとしては必ずや「ありがとう」という感謝の言葉をかけたはず。
だって憎む相手に自分の臓器を提供されそうになってたんだよ?
んなもんジウンが望むはずがないって。
私はね、瀕死のジウンの気持ちに変わって、ああいう決断を下した女刑事は立派だと思います。
クズに情けなどいらない。
不幸に見舞われた哀れな被害女性にこそ最期位は安息に旅立って貰いたい。
苦渋の選択だったでしょうけど、刑事という肩書きを捨て、同じ女だからこそ分かるレイプ被害に苦しむ人間を間近で見て来たからこその勇気ある判断に涙を誘われました。
今の腐り切った韓国社会、韓国の法律に監督はこの映画を通して怒りのメッセージを叩き付けたかったのだろうなあ。
今作の美女図鑑
チェ・ジウみたいな名前のレイプ被害者チェ・ジウンを演じたシン・ヒョンビンさん。
可愛いというよりも綺麗さの方が浮き出ていました。
表情の作り方がとても上手いです。
なので、時折感情移入しちゃって正視できないシーン(言語障害がある為アウアウと言葉にもならない声を発しクズにはそれを嘲笑され抵抗出来ないまま犯される場面は特に)もあったり、心奪われるシーン(女刑事とのやり取り)もあったり。
脱がされたパンティがババ臭いものじゃなくて良かった(これ韓国映画では結構重要よ)。
評価:★★★☆
16/10/29DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2016-10-05
メーカー:アルバトロス