表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

Good Rockin' Tonight

2022-12-03 12:04:52 | ブルース・スプリングスティーン
いつまでも『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』に浮かれている場合じゃありませんね。月に一度のお楽しみ、ライヴ・アーカイウ・シリーズの新作が登場しました。

通算6本目の『魔法』ツアー、8月のナッシュビル公演音源です。暑そう(熱そう)。

1.OUT IN THE STREET
2.RADIO NOWHERE
3.NO SURRENDER
4.LONESOME DAY
5.SPIRIT IN THE NIGHT
6.GOOD ROCKIN' TONIGHT
7.GROWIN' UP
8.I'M GOIN' DOWN
9.HELD UP WITHOUT A GUN
10.LOOSE END
11.YOUNGSTOWN
12.MURDER INCORPORATED
13.MONA - SHE'S THE ONE
14.THE PROMISED LAND
15.MARY'S PLACE
16.I WALK THE LINE - I'M ON FIRE
17.THE RISING
18.LAST TO DIE
19.LONG WALK HOME
20.BADLANDS
21.GIRLS IN THEIR SUMMER CLOTHES
22.THUNDER ROAD
23.BORN TO RUN
24.I FOUGHT THE LAW
25.ROSALITA (COME OUT TONIGHT)
26.AMERICAN LAND
27.DANCING IN THE DARK

「モナ」付きの「彼女でなけりゃ」、レアな「アイ・フォート・ザ・ロウ」「ヘルドアップ」、「ルーズエンド」等々、シロウト向けとは言い難いセットリスト。

極めつけは28年振りに演奏されたという、『闇』ツアーの定番曲だったコチラでしょう。
"Good Rockin' Tonight" Bruce Springsteen and the E Street Band, August 21, 2008


個人的には『魔法』ツアー後半で良く披露されていた「メアリーズ・プレイス」に大注目ですね。以前リリースされた、この二日後のセントルイスでは15分、そしてこの日は16分もの長尺演奏。早速オトして(もちろんCDも注文)聴いてみます。

少し円安が落ち着いたから安く入手できるかな。

さあ、次は?『ヒューマン』?『河』?できれば75年以前の音源(2公演分抱き合わせでも可)のオフィシャル音源聴いてみたいです。




Turn Back the Hands of Time

2022-11-11 16:58:19 | ブルース・スプリングスティーン
昨日の夜中から『オンリー・ザ・ストロング・サヴァイヴ』しか聴いていません。明け方まで配信の音を聴いて、仕事しながら大音量でエンドレス再生。店頭にお断りを入れたので殆ど喫茶のお客様のご来店はなしで、豆焼きと裏通り裏メニュー名物カレーの仕込みに没頭しています。

そんなところにオフィシャル映像第四弾、「ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム」が公開されました。

Bruce Springsteen - Turn Back the Hands of Time (Official Video)


この映像観て、「カッコ良い!」以外の感想がこの世にあるのでしょうか?あったら教えてください。

しばらく『サヴァイヴ』熱に冒されたまんまの裏通りです。早くアナログ届かないかなぁ~。アナログの音で聴いてみたいです。


ブルース版『フロム・ザ・クレイドル』

2022-11-11 01:12:00 | ブルース・スプリングスティーン
日付けが変わって11日。ブルースの新作『オンリー・ザ・ストロング・サーヴァイヴ』のリリース日です。

毎度のことながら円盤が届く(または買いに行く)のが待ちきれず、配信開始と同時に聴きまくっています。現在二周目の途中です。

控えめに贔屓目に言って思っていた以上に素晴らしい作品ではないですか!手元に何も解説とか資料がないので、感じたまんまの感想です。しかもとっても個人的な感想です。

最初の一周目で感じたのは、エリック・クラプトンが1994年に発表した、自らのルーツを辿る旅『フロム・ザ・クレイドル』のブルース版みたいだな。ってことでした。
エリックは古いブルース、コッチのブルースはこれまた大好きな60〜70年代のソウル、モータウンをカラオケ好きのおじさんみたいに、純粋に歌ってるだけ。そんな感じしませんか?

一曲目のタイトル曲「オンリー・ザ・ストロング・サーヴァイヴ」。オープニングのスネア一発、♪アイ・リメンバー…で入ったところから一気に引き込まれました。

このアルバムはタダモノじゃないなと。

でも全曲分の感想を語れるほどまだ聴き込んでいませんので、気になったところだけ。

盟友サム・ムーアがゲスト参加した、二曲目「ソウル・デイズ」もたまりませんね。僕も大好きなウィルソン・ピケット、ジョー・テックス、サム・アンド・デイヴ(ここで入るサムの合いの手が絶妙)、アレサにレイ・チャールズ、ソウルフルなサム・クック、名曲「スィート・ソウル・ミュージック」のアーサー、コンレイ、エドウィン・スター(この方だけ勉強不足で無知です)。この面々の名前を聞いているだけで幸せな気持ちになりませんか?

続く先出しされた「ナイトシフト」と「ドゥー・アイ・ラヴ・ユー」はもう100回近くリピっていたので、アルバムの流れで聴けて嬉しかったです。
そこからの五曲目〜九曲目は“いかにも”なソウルフルな曲が続き(手抜きではなく、参考資料がないんです)、いよいよ本命の『ドント・プレー・ザット・ソング』で頂点を極めます。
ベンのオリジナルも、アレサのカヴァー(特にフィルモアのライヴのゴスペルっぽい魂の歌声)も良いけど、もしかしたら先人たちを超えてしまったのではないでしょうか。
この曲、後半の間奏部が遊べそうなので、来年から始まるインターナショナル・ツアーで第一部のクロージング(もしくはアンコールの二曲目あたり)に置いてメンバー紹介なんてやったらあめっちゃカッコ良さそうです。今のところ僕の一番はコレです。ずっと脳内再生されています。

それに続く陽気な「エニー・アザー・ウェイ」も大好きな曲。そしてまたまたサム・
ムーアが登場し情感たっぷりに歌います。

次のソウルの教科書のような「7ルーム・オブ・グルーム」と「ホワット、ビカムズ・オブ・ザ・ブロークンハーテッド」もライヴで聴いてみたい、とってもステージ映えしそうなパワフルなソウル。

アルバムの最後を飾る「サムデイ・ウィル・ビー・トゥゲザー」はラストに相応しい優しい哀愁漂う名曲ですね。まるで日本の演歌歌手のリサイタルの最後に客席に降りて行っちゃいそうな、フィナーレっぽい感じ。


今日は流石に眠いから、明日解説を熟読しながら(もちろん仕事しつつ)大音量でブルースのゆりかご(クレイドル)に揺られて一日を過ごします。

適当な感想書き並べてすみませんでした。何せただ聴きながら勢いで書いてます。三周目に入ってます。いつ寝るの?



皆さんも楽しんでくださいね。

※ジャケットのタイトル上にCOVERS vol.1とあるのは、続編が出るってことですよね?



マジック1!!!!!

2022-11-10 22:43:57 | ブルース・スプリングスティーン
さあ、ブルースのニューアルバムのリリースまであと一日(厳密には数時間後)となりました!!!

アップルミュージックでは先出しされた三曲が既に聴けるので、さっきからずっとリピートしっ放しです。カッコ良すぎて泣きそうです。

そこで明日11月11日(金)の裏通りは、急遽“ブルースの日”として、朝から大音量でしかもエンドレスでニューアルバムを流し続けます。



興味のない方からしたら相当うるさい(多分会話もままならないでしょう)とは思いますが、どうぞ覚悟の上お越しください。




Tribute to The Killer

2022-11-08 16:59:47 | ブルース・スプリングスティーン
先日行われたロックの殿堂2022。”キラー”ジェリー・リー・ルイスを偲んでブルースとロイ、ジョン・メレンキャンプらが熱いステージを繰り広げました。

Bruce Springsteen at the Rock and Roll Hall of Fame induction ceremony 11/5/22


オーディエンス映像ですが、彼の国では来週OAがあるようですね。最近WOWOWでも放送してくれないから寂しいですねぇ。

改めて
キラー...どうぞ安らかに。