よく通っているお寿司屋さんに「どこか美味しいお店教えて~♪」と尋ねてみたら、
「うちより美味しい店なんてない!」と笑われながらも、
「ここだったら、、、」とご紹介いただいたお店でランチしてまいりました♪
そこは東西線行徳駅近く、住宅街にひっそりと佇む一軒家のヌーベルシノワのお店。
シェフは、ハイアットリージェンシーで総料理長をされていた方で、
過去には、TV番組の料理の鉄人でフレンチの巨匠坂井シェフにも勝利されたこともあるそうです。
又、江戸の名工として表彰されるなど、数々の輝かしい業績が。
通っている店のご紹介ということもあり、期待マックス!で訪れました♪
今回は「雪待月の宴」という、なんとも風流なネーミングのコースをいただきました。
まずは、金宣茶という台湾のお茶からスタート♪
希少価値のあるお茶だそうです。
山海の珍味五種の冷菜
珍しいお料理が並びます。
手前下から時計回りに、大根餅、台湾の野菜(名前忘れちゃいました)
いちじくのナントカ、豚肉のナントカ、、そして白子を烏龍茶で蒸したもの!
スズキのチリソース
私にはちょっと辛すぎでしたが、とても美味しい一品。
パートナーが絶賛しておりました!
牛ホホ肉のやわらか煮
お肉に添えられるパン
「銀の糸を巻く」というパンで、断面を見ると確かにそんな感じがしますね。
蒸した後、揚げているそうです。甘くて美味しかったです。
予め用意した分しか提供できないため、常連さんはパンを多めに予約しておくそうです。
岩茶
中国福建省北部の武夷山市で生産されている烏龍茶。
百合根の蒸し物 銀杏の翡翠ソース
この日のマイベストディッシュ♪
なんでしょう~、このお味は!!身体の奥にまで、しみじみ行き渡る美味しさ♪
今まで味わったことのない、説明できないお味なのですが、めちゃくちゃ美味しい!
9月頃ですと、銀杏のソースが綺麗なグリーンなのだそうです。
(だから翡翠ソースなんですね!)
松茸と地鶏の漢方蒸しスープ
クコの実、なつめ、大根、甘草根が入っており、朝鮮人参とお塩のみで味つけされています。
「お料理の説明の前に、先に一口スープを飲んでみてください」と案内があり、
そのようにしてみました。
スープを口に運んだ時に、甘く感じるかor苦く感じるかで、その人の体質が分かるそう。
私は、全く苦味は感じなかったので、甘く感じたと伝えると、、、
若くて元気な人ほど、苦く感じるのだそう。
これまで苦く感じると言ったのは、全員若い男性だったとか。
「苦すぎて飲めない」とまで言った人もいるそうで、
私は、、、、、老化真っ最中?ってことですよね!?(苦笑)
デザートは、いちごとタピオカの焼きプディング
中華のデザートって、そんなに得意ではなかったのですが、これは美味しい!!
最後も烏龍茶。
桃の香り。
お料理は、どれをいただいても品のある美味しさで、油が多用された、
食後胃が重くなるような中華とは違い、今まで味わったことのないヌーベルシノワでした。
こちらは、常連の方が持ち帰り用にオーダーしていたラー油。
私も味見させていただきました♪
作るのに、とても手間がかかるのだそうです。
私たちは、肉まんとあんまんをお土産にしました。
店名にPRIVATE CHEF'S STUDIOとありますが、レストランの他、
若手の育成や料理教室も開催されているそうです。
又、イベント等を通じて積極的にゲストとの交流も図っているのだとか。
美味しいお料理に、シェフの奥様のお話も楽しくて、是非再訪したいお店。
他のお店とは比較にならないくらい、絶対的な価値のあるお店に出会えました♪