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アジェンダ21すいた定時総会

アジェンダ21すいたの団体会員の大阪学院大学の会議室をお借りして、今年も定時総会が開かれました。

2年前にもお借りしたのですが、そのときも確か雨でした。今日も雨。というか、ものすごい雨。

昼前に自宅を出たときはまだ大降りぐらいだったのですが、駅までの10分間ほどの間に豪雨になり、靴の中まで雨水でぐずぐず。レインコートを着ていても、スカートの裾からぬれてくるし、傘をさしているのにかばんの中までぬれてしまいました。

まあ、それはさておき、大阪学院大学に付いた頃には普通の雨に変わっていまして、心配していた出席者予定者も一部の方を除いては来てくれましたし、委任状、議決権行使の委任状も含めて会員数の過半数以上となり、総会は成立しました。

活動報告、決算報告、活動計画、予算提案、2年に一度の役員改選も無事承認され、あらたな年度の始まりとなりました。

その後、環境政策課から平成20年度の吹田市環境施策の実績発表と、それに対する市民意見募集についてのお知らせがありました。

また、1時間ほどの短い時間でしたが、大阪大学大学院法学研究科の大久保規子さんによる「参加・協働の仕組みづくりとオーフス条約」というテーマでの講演があり、参加・協働の仕組みづくりに関する国内外の最新動向を紹介していただきました。

参加・協働には「参加の梯子」という参加の段階がありますが、その参加・協働を担保するものとして、オーフス条約という国際条約があり、日本でも批准してもらおうという動きがあるとのことでした。
またオーフス条約にあるように、参加・協働が形だけに終わらないために、訴訟の権利ということが条約に書かれているそうです。

日本では訴訟は人しかできないことになっていますが、諸外国では人がものを言えない動物に成り代わって訴訟をすることが認められているところもあり、現に、沖縄の辺野古の海に住むジュゴンになりかわって、米軍基地の移転を阻止する訴訟が勝訴しているそうです。

<参考>
名護市の米海兵隊キャンプ・シュワブ沖に生息するジュゴンの保護を求め、米国カリフォルニア州で日米の環境保護団体が起こした裁判は、1月末の判決で原告側勝訴となった。http://www.news.janjan.jp/area/0804/0804260822/1.php

講演のあとは懇親会があり、市長も来てくださいましたが、私は後に応援団の会議と「納涼の夕べ」という集まりがあったので、残念ですが、挨拶を聞いて乾杯だけして、先に帰りました。
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