その日、高校入試があり、在校生は休みだった。
娘は友人たちとカラオケに行っていた。
その時、「ただ事ではない」と流石に気づき、みんな部屋の外に出たそうだ。その頃はみんなガラケーでネットニュースを見ることもできず、そのまま遅くまで帰ってこなかった。誰かがTVの画像を見ていたら、きっとすぐに帰ってきていたと思う、と今夜言っていた。
たった6年前のことだけど、子どもたちは随分大きくなった。そのことに私はびっくりしてしまった。そんなに時間が経っていたのか。
びっくりするばかりで、何もできていない。
せめて、日記に綴るくらいだ。なんと情けないのだろう。
またその日が来るね。
せめて、それだけは日記に書こう。
心に留めよう。
