
今年初めて見る桜です。

耳の聞こえない女性映画監督が、沖縄から北海道まで自転車で縦断するというロードムービー「スタートライン」の上映会の運営スタッフをしました。

お揃いのスタッフジャンパー(*^^*)
来場された今村彩子監督は、若い女性でした。
東日本大震災で被災した耳の聞こえない人を取り上げた「架け橋 聞こえなかった3.11」という映画も作ったそうです。
「スタートライン」はコミュニケーションがテーマなんだけど、映画の中で監督は、自分のコミュニケーション能力にとても悩んでいました。「耳が聞こえないから、コミュニケーションはとても難しい」と。伴走者の方に「甘えている」と叱られる場面は辛かった。
私は彼女の考えとは少し違い、生きていくには「人に甘えられる力」も大切だと考えています。短い時間でしたが、監督にもそれを話してみました。
映画の中で、沖縄から北海道まで自転車で走り抜けた監督は、スタートラインに立った、と言っていました。
人間はいつでもスタートラインに立つことができる。
その言葉は、私のことも励ましてくれました。
今日はこの映画のスタッフをできて、よかったな〜。