しましまのドレミ・カフェ

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歯が?

2019-08-22 23:55:00 | 介護
午後、打ち合わせをしていたら、病院から電話が入っていた。夕方になって気づいたが、第二連絡先に夫を記載しておいたため、そちらに電話が周り、既に夫が対応してくれたようだった。


「歯」が肺に入っているのがわかったので、それを取りたいが同意してくれるか、というびっくりするような内容だった。
そんなことがあるのだろうか、と思うが本当のことなのだった。



元々、夕方に病院に行くつもりだったので、打ち合わせから直接向かった。
処置後ではあったが看護師さんから同意書にサインを求められ、その後Dr.とも会えて話を聞いた。


若いDr.はいつも諦めない人だ。
幸い、変なことにこだわり過ぎる、ということはない。でも高齢の父のことでも、少しでも楽になるように、未来を持って手当てしてくれる。若いって素晴らしいなと思う。


「歯が取れて飲み込んだら、普通胃の方へ行く。お父さんは肺に入っても気づかない、という状態だ。少しでも口から食べて元気をつけてもらおうとやってきたが、もうその段階ではなくなっているように思える」と、そのDr.ですら言う。


歯は内視鏡を使って、短時間でそれはうまく取れたということだ。たまたま、専門の一番いい先生にあたったらしい。取れた歯も部屋に置いてあったので見た。奥歯だった。


若いDr.は「しばらく抗生剤を使う。痰の成分を調べて、一番合う薬を探してそれを使う。食事は取れなくても、嚥下の訓練はします」と言う。やはり彼は諦めない男だ。


以前、研修で心理学の先生から「先の先のことは、そこに行ってみないとわからない。だから考えても仕方ないこと。先のことだけをまず考えれば良い」という話を聞いた。

私も親については、つい「先の先のこと」を考えてしまっていた。今だってもちろん不安だ。でも父の体調については、ここまで来たら、先のことだけをまず考えよう、という気持ちになれた。今夜、若いDr.の話を聞きながら。


二日前に見た時よりも、父はとても痩せて見えた。顔が全然違っていた。






最後は明るい話題で。


朝、庭に出てみたらゴーヤの葉陰に大きなカマキリがいた。私を睨んできた。
私はカマキリなら歓迎なので、大事にそーっとしておいた。へっへっ。ずっと、うちの子でいるんだよ(^.^)









コメント
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