しましまのドレミ・カフェ

家のしつらい、音楽、おいしいもの、庭遊び
日々のくらしを綴ります
よろしければお立ち寄り下さい

ご家庭をよくする話

2024-03-06 16:39:00 | 日記
仕事から帰って、ソファでだらだらしていたら、インターフォンが鳴った。

見ると知らない女性だが、来年うちが組長やるから誰か町内の人かな、と勝手に決めつけて「はーい」と出たら、

「ご家庭をよくする話があるんですが、いかがですか」と言われる。

実際に出たのではなく、ここまでインターフォンを通しての会話。


初対面ながら、悪い人ではない印象。
私と多分同年輩くらい。


しかし。

あなたは私の家庭の何を知っているの?

私の家庭の何をよくしてくれようとしてるの?

もちろん、私の家庭だって、あれやこれやありますよ。

しかし、突然訪ねてきたあなたに「ご家庭をよくする」と言われた、このどーしよーもない違和感。

「あ。それは結構です」とだけ伝えて、インターフォンを置いた。


あっさり引き下がり、その女性は隣の家の玄関に行くのが、インターフォンの画面からまだ見えていた。


私の家庭をよくできるのは、まずは私と家族だよね。

誰かの助けを借りる時はあるかもしれないけれど、まずは自分からだ。




それで、私がした事といえば。

コーヒーを淹れて、おやつだ🍪🍘😄

まずはソファから降りて、コーヒーを飲んで、晩ご飯の用意でもしよう。


私の家庭を良くするためにね。



サザコーヒーに「吉原殿中」「胡麻納豆」の水戸土産、3点セットだ😄

「吉原殿中」は夫と自分の分、2本だけバラで買った。

江戸時代末期の昔から変わらぬ職人の手作り、なのだそうだ。

質素倹約を重んじた水戸光圀公が、農人形に備えたご飯を下げたものを、奥女中の吉原が乾燥して糖蜜ときな粉をまぶして献上したら、光圀公がとても喜んだとのこと。

きな粉の風味がよくて、米のパフが糖蜜でしっとりしていて、素朴なおいしさだった。



よく、宗教の勧誘に来る人はなぜか二人一組のイメージがあったが、この人は一人で来ているようだった。

誰か話を聞いてあげた人はあるのかな。


こういう訪問は、なんか久しぶりだった。

家にかかってくる電話も、「〜を変えませんか?」とか言いながら、大抵なにかを買って欲しい人。

常に留守番電話にしてあって、親戚など知っている番号しか出ないし、そもそも携帯を含め、電話で話す機会は最近本当になくなっている。

久しぶりにびっくりした午後だった。
コーヒーとおやつはおいしかった。
これできっと、我が家はよくなってる☕️


そもそも、あの人にとっての「人のご家庭をよくする話」って何だったのだろう。








コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする