以前も紹介したが、白保の風が通る気持ちの良いカフェで、おにぎりを包んだ緑の葉は「月桃」というものだった。
葉蘭と幅はほぼ同じだが、分厚くて、表面がツルツルしているので米がくっつかない。
香りもとても良い。
私が好きな匂い💕
その時に一緒に飲んだフレッシュハーブのお茶も、月桃をメインにしたものだった。
これもとてもおいしくて気に入った。
カフェの外を海岸まで歩いたら、いくらでも生えている。
ホテルの散策路にも、どれだけでもあった。
ういろうのようなお菓子、カーサムーチは月桃の葉で包んで蒸してあった。
石垣島の人には、身近にあり、生活に欠かせない大事なパートナーなのだと思う。
それでね、最後にJAの産直に行った時にお茶を買った。
そしてこちらは竹富島の港の売店で買った、月桃の種。
育て方も書いてある。
何でも上手に育てる夫によると、何でもそうだが発芽させるのは意外に難しいのだそうだ。
発芽してもその後育たないことは、いくらでもある、なんていう。
自信ないけど、でも家に月桃の葉っぱがあったらどんなに楽しいだろう、と思ったんだよねー。
気候も土も違うので、難しいとは思うけど、育って料理や盛り付けなどに使えたら、こんなうれしい事はない。
旅の思い出はたくさんできたが、「月桃」という植物との出会い🪴が、一番心の深いところに響いた気がしている。
それを最後の旅行記に書こうと決めていた。
自分にはそれほど大事な出会いだった。
【旅の支度でこっそり用意したもの】
①自前の体温計、解熱鎮痛薬、検査キット。
具合が悪くなった時「体温計貸してください」とかホテルのフロントに言いにくいんじゃないかと思ったので。
②旅日記を当日書かないこと。
留守とわかると用心が悪いので、アリバイ日記を数日分書きためておいた。
少し離れたところで泥棒被害があったことを、旅行直前に聞いたばかりだったので。
③それと家の中の数か所にも、ある工夫をしてから出かけた。
①も②も③も、結果的には心配するようなことにはならず、よかった。
最後の写真は、ピーチパイナップル🍑🍍の実だ。
石垣島の農協で買ってきた。
ほのかに桃のような香りがするので「ピーチパイナップル」というのではないかと思う。
ちょっと小ぶりだが、よく熟していてとても甘かった。
これで石垣島旅行記を終わります。
🌴長い間お付き合いありがとうございました🌴
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