いよいよ、コンサートの日がやってきた。
いつも通りの朝食。
ハンガリーの首都ブダペストから車で1時間ほど離れたソルノク市のこのホテルの食事は、こんなコールドミートだけでなく、いつもスープや似たおかず、フルーツなどがたっぷり付いた。
味も家庭的で、飽きが来なくて助かった。
演奏会場近くのコスメ屋さんで買った「つけまつ毛」は、丈夫で付けやすく優秀だった。
少し塗るだけで、びっくりするほど瞳に輝きを生み出す4色のキラキラパウダーも✨✨こちらのコスメ屋さんのものだ。
レッスンの間ずっと通訳とお世話係をしてくれた Kamillaさん。
演奏直前の昼食の時、一人ずつに手作りのクッキーをくださった。
「心から」の言葉が添えられていた。
レッスンから本番までずっと、きめ細やかく優しい心遣いで支えてくれた。
オーケストラのリハーサルが始まった。
楽屋には食べやすい小さいパンが、飲み物と共に置かれていた。
私が選ぶのはいつも「ガス・ウォーター」
ヨーロッパらしく常温だが、飲みやすくて気に入っていた。
メイクもヘアも、たくさん練習したし、たくさんダメ出しをもらって、自分でここまでやれた。
これだけ素顔と違うので、サングラスなしで公開しますね🕶️
オーケストラのHPではたくさんの写真を公開していただいたので、恥ずかしいが思い切って紹介する。
オーケストラのHPではたくさんの写真を公開していただいたので、恥ずかしいが思い切って紹介する。
következőというところをクリックすると、たくさんの写真が現れる。
https://www.szolnokiszimfonikusok.hu/photos/?cws_album=AJ9k5QDksMMwrAPtKVY1lV_6g6-Ukso7y-CH2zINg6lU6bze-OlowvFLWSX2euM_-WG8Oc9sG3-n&cws_album_title=G%C3%81LAKONCERT%2B2023.08.27&fbclid=IwAR2be8flOQiCbDkpfIi2E84cGVq9CY5USI2dL7EklDkkIr8KEbNiRAwprRE
私がコンサートの中で演奏したのは、レハール作曲のオペレッタ「微笑みの国」の「青いパゴダのサロンでは(ミーのアリア)」と呼ばれる曲だ。
19世紀終わり頃、ウィーンに留学した中国のソンホン王子と現地の娘の恋の物語で、ミーというのはソンホン王子の妹の役。
お茶目な歌詞で、「男の理想と若い娘の思いはこんなに違うのよ」とダンスを交えて歌う。
オケの特徴的な音をよく聞いて、それに載って歌う。
本番では指揮者の先生の力で、オケと歌い手の呼吸を合わせていただけた。
お陰でレッスン中よりも、そしてリハーサルよりも、本番はうまく合っていた気がする。
レッスンの時、指揮者の先生から「間奏と後奏は、オケがばりばり音を鳴らして演奏する。そんな小さな踊りではダメだ」と言われた。
それで急遽踊り方を変更して、作り直した。
その結果リハーサルなどでも、オケの人と目が合うと、次々と「クスクス」と笑ってくれた。それで少し自信が湧いてきた。
お客さんには日本語の歌詞は伝わらなかったと思うが、踊りに合わせて自然に手拍子が巻き起こり、それがどんどん大きくなり、会場は盛り上がって行った。
そして最後の決めポーズ。
左足のつま先の方向を細かく指導いただいたところだ。決まった!
ひとしきりの拍手のあと、アンコールの拍手が沸き起こり、ステージに呼び戻された。
お調子者のプリンセスのままに、アンコールも楽しい演技を続けて、お客さんにはとても喜んでいただいた。
HPの写真は、誰よりも多かったように思う。
先生方のご指導の賜物だ。
がんばって良かった。
このチャイナドレスは、私の皮膚の一部になったような気持ちだ。
縫製が雑なところがあるため、あちこち破れたりしたので、随分補修や補強をした。
レッスンの間ずっと着ていたので、汗も随分染み込んでいる。
帰国したら、感謝を込めてやさしく洗ってやろう。
オケの皆さんの笑顔で 雰囲気がよくわかりますよ。
オメデトウ
帰国後の報告楽しみにしています
後はゆっくり観光ですね
情感が体全体で表現されていますよ。👏
チャーミング。
もうサングラスも要りません。
ありがとうございます。
オケのみなさんの笑顔、写真でも伝わったでしょうか。
現地の方に楽しんでいただけるような演技ができたのなら、本当にうれしいです。
毎日疲れてすぐ眠っていたので、中々ブログに向かうことはできませんでした。
この後のいろいろな事も、また書けたらと思っています。
うれしい評価をありがとうございました。
今回そこはとてもがんばったので、うれしいです。
自分にないものを、なんとか捻り出しました。
ステージメイクのため別人になりましたが、普段はいつもの通りです😊
戻りましたら、またサングラス生活に戻ります。