GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

キムタクと日産

2020-09-02 02:05:34 | MUSIC/TV/MOVIE

やっちゃえ NISSAN。

8月22日から放映されてるNISSANの新CMで、木村拓哉がアンバサダーで起用されてる。

以前は矢沢永吉だったこのCMのシリーズを引き継ぐのだから、キムタクはすでにこのYAZAWA域まで達してるという認識だろう。

まぁ、木村拓哉がタレント界(エンタメ界)のトップにいると言っても過言でもないし大げさでもない。アンチは認めないだろうけどさ。

「何やってもキムタクやん」って。

それ言うのなら「何歌っても桑田節やん」とか「何描いても草間水玉やん」ってのも言えよと。

 

キムタクがNISSANの往年の名車を乗り継ぎ、最後にアリアに乗り込む。

相変わらずキムタクは格好がいいのだが、車が何といってもかっこいい。

ハコスカ、240Z(S30)、サファリ、GT-R(R32)。懐かしさとかっこよさで見入ってしまう。

 

初っ端は誰もが憧れた初代スカイラインGT-Rが登場。

「ハコスカ」という通称の方が有名なこの車はスカイラインでは3代目にあたる。

 

水しぶきを上げながら豪快に河原を走るのはサファリ。

クロスカントリー4WDの先駆けとして発売されたサファリは、サーファー、スキーヤー、アウトドア好きがこぞって買ってたな。ツレが乗ってたが、ディーゼルだったかかなりエンジン音がうるさかったイメージがある。

この後、パジェロやハイラックス、ランクルなどのブームが来る。車をよく知らない女の子から「トラック?」とか「これジープ?」とか言われる。

ちなみにキムタクがマクドナルドの新CM「ドライブスルー編」で乗ってるのはテラノだ。

 

雨の中を疾走するフェアレディZ。

画面ではよくわからないが240ZGのような気がする。

このフェアレディZという車は、デザイン・性能ともに世界に誇れるスポーツカーだと思う。

俺も乗ってた(ZG仕様だが・・・)

 

トンネル内を疾走するスカイラインGT-R。

未だに人気の高いR32型スカイライン。確かハコスカの後、ジャパンとケンメリが発売され、そしてこのR32が発売された気がする。違ったかな。RSの方が先だったか?

CMでトンネル内を疾走するR32が明るい陽光に包まれた出口に向かうシーン、ちょっとかっこいい。

 

そして最後に登場アリア。

新型クロスオーバ−EV(なんのこっちゃ)アリア。

このみかけで4WDタイプは394馬力を発揮するらしい。羊の皮を被ったヤギじゃなかった狼だな。まぁ、エコ車はあんまり好きじゃないからどうでもいいや。(雑でごめん)

 

と、まるでキムタクPVと日産歴代車PVが合体したかのようなこのCM。

ちょっと西部警察出場車両と被ってるのはオマージュか?

 

「上等じゃねぇか、逆境なんて

待ってこない夜明けなら

こっちから迎えに行こうぜ。

さぁ行くぞ、もう一度。」

で、やっちゃえNISSAN・・・。

 

こんなキザなセリフを臆面もなく言えるのはYAZAWAを除いてはキムタクしかいないだろう。逆にキムタクだからこそ言えるし、こっちも普通に聞ける。すごいなぁ。

 

一つだけ不満があるとすれば、キムタクのトヨタ感。

キムタクが「やっちゃえ日産」というのはいいのだが、どうもTOYOTAのイメージが強すぎてね。

君はTOYOTOWN(トヨタウン)の村長じゃなかったか?あれはどうなった。

 

ジャン・レノにドラえもんをさせ、妻夫木に情けないのび太をさせてたあのシリーズから連動し、何か意味深である堺雅人が住むトヨタウン。

樹木希林はハイブリッドの樹になり街を見守る。

夫の秘密に気づき始めた満島ひかり、親友でありながら堺雅人のために動く吉高由里子、毎日欠かさず郵便を配達してくれるマトリックス阿部寛、妹(?)のマツコデラックスはセールスのためにAKB48(指原センター)の恋するフォーチュウンクッキーの替え歌を使う。まゆゆはナビになり、前田敦子はジャイ子だ。もうカオスである。

堺雅人を追う謎の男たち大杉漣と寺島進。彼らとエコなカーチェイスをしたかと思えば、暇なガソリンスタンドの店員の真木よう子は占い師で実はスパイだ。

マーク2のCMに出てた佐藤浩市や、VOXYのCMに出てた反町隆史、笑福亭鶴瓶やビートたけしまで登場。

もはやこのTOYOTOWNに出ていない有名タレントはいないのではないかというくらい登場。

 

そこに満を持してジーンズ村長・木村拓哉登場。キャッチフレーズは「LOVE & ジーンズ」。長く愛されてるのに古くさくならない。ちなみにこの時のTOYOTAのキャッチフレーズは「Re BORN」だ。

彼が走るとPuffyや矢野顕子、石川さゆりが歌う。もはや意味は全くわからんがとにかくこのトヨタウンをずっと(16年間)見守ってきた市長だ。

 

そのTOYOTAを「Re BORN」してきたキムタクが、今度はNISSANでやっちゃえと言う。

いいのかこれで。

いいんだろう、これで。

10年後にはHONDAのCMに出ててももはや驚かん。

やっちゃえキムタク。やっちゃえNISSAN。

何をやるのかは知らんけど。


としまえん最後の日

2020-09-01 04:56:30 | MUSIC/TV/MOVIE

としまえんが最終日を迎えた。

毎度のことながら、ラストギリギリには色んなお客が詰めかける。

それをマスコミやメディアがわざわざインタビューする。

「残念です」「もっと続けてほしかった」「ここにはいろんな思い出ががあるので」・・・まぁ定番ね。

電車のラストランとか、老舗百貨店の最終日とか、「そんなん言うんやったらもっと利用してろ」ってのは言っちゃぁダメなのね。

 

大阪人の俺にとってとしまえんというのはほぼ無縁だ。行ったことも無い。従って感慨も無い。

無縁なのになぜ取り上げたかというと、俺が一番衝撃を受けた広告を作ったところがこのとしまえんだからだ。

その広告は

『史上最低の遊園地』とキャッチコピーの入ったポスター。

 

「ただぐるぐる回るだけのメリーゴーランド」

「見かけ倒しで全然怖く無いジェットコースター(サイクロン)」

その他園内施設がこれでもかとばかりにディスられまくってる。

画面中央には家族サービスでとしまえんに連れてきた旦那さんの「こんなはずじゃなかった」と苦悩する顔。

その隣にはこんなところに連れてきやがってと不満げな奥様。後ろにはつまんないよ〜と泣き叫ぶ子(弟)と、もう帰ろうようよとぐずる子(姉)

 

そしてよく見ると、一番下に「今日は4月1日です」の文字が。

なんじゃこりゃ。

インパクトスゲェなぁ。

っていうかよくこれOK出したなぁ。

いつかこんな広告を打ちたいものだと、脱帽した記憶がある。

 

今回このブログを書くにあたってその広告の画像を探したのだが、見つからなかった。

どこに行ったのだろう。行方不明。

多分、いろんな優れた広告をまとめた画集に載ってんだけど、気に入ってコンサル依頼や広告依頼の仕事の際に参考としていろんな人に見せるために、コピーしてたやつもあったはずなんだけどなぁ。

従って記憶を頼りに今回の記事を書いてるので、一部(いや全部かもしれん)間違ってるかもしれない。

 

そして今回のラストの広告がこれだ。

 

 

ジョーが真っ白に燃え尽きている。

としまえんもやるだけやって燃え尽きたってか。

最後までやるなぁ。

 

 

遊園地ってもうダメなのかな。

関西でもガキの頃に行った思い出の遊園地はことごとく潰れていった。

今思い出してて不思議に思ったのだが、どこの遊園地も違う女と行ってるから不思議だ。

 

1995年 六甲アイランドにあったAOIAが阪神大震災の被災で閉鎖されたまま閉園になった。プールがすごかったんだけどなぁ。ここの観覧車は今、モザイクに移転されてる。

1998年 玉手山遊園地(大阪府柏原市)が閉鎖された。近鉄3遊園地の一つだ。

2000年 兵庫の山奥にあった東条湖ランドが閉鎖された。フラワーガーデンはやってるのかな?

2003年 宝塚ファミリーランドが閉鎖された。子供の頃に恐竜博を見に行った記憶がある。あと、木下大サーカス。

2003年 京都伏見の桃山城キャッスルランドが閉鎖された。まぁちょっとマイナーだったからなぁ。

2003年 阪神パークが閉鎖された。波が出るプールはここが最初だった気がする。

2004年 あやめ池遊園地が閉鎖された。近鉄3遊園地の一つだ。

2006年 奈良ドリームランドが閉鎖された。ここの廃墟は一時話題になってたね。

2006年 神戸ポートピアランドが閉鎖された。ちょっと衝撃だった。

2009年 エキスポランドが閉鎖された。万博記念公園に隣接されたエキスポは、嵐山のボート、八坂から清水に抜ける道とならび、デートで使うと別れるという噂の三箇所のうち一つ。確か立って乗るタイプのジェットコースターの事故が閉鎖に影響した気がする。

 

USJができたせいで京阪神の遊園地・娯楽施設は一気に客足が途絶えた。

なんとか頑張ってるのは天保山の海遊館くらいか。でもこのコロナ禍のせいで大変だろうな。

 

そのうち日本の遊園地はTDL(東京ディズニーランド&シー)とUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)だけになるんじゃないか。

頑張れハウステンボス。レオマワールドはどうなった?富士急ハイランドは健在か?長島温泉スパーランドは?

おいでよどうぶつの森とかもいいけど、実際に遊園地で遊ぼうよ。

どうせすぐ大人になるんだからさ。

楽しいぞ。

観覧車、ジェットコースター、回転木馬(メリーゴーランド)。

今を楽しんでくれ。

 

ちなみに、山下達郎の名曲「さよなら夏の日」は、としまえんをモチーフに作られた歌だったのね。本人がラジオで言ってたらしい。

ちょっと意外だった。


24時間テレビのマラソン

2020-08-23 20:03:37 | MUSIC/TV/MOVIE

走る距離を伸ばすたびにランナーが寄付をする。

このよくわからないルールは誰が考えたのだろう。

 

賛否両論ありながらも、今年も始まった24時間テレビ。

第15回で間寛平が走って以来、24時間テレビといえば過酷なマラソンが代名詞のようになっていた。

どんなに苦しくても、痛む足をひきづっても、心が折れそうになりながらも、みんなの待つ武道館へ向かって走る。見ると必ず感動してしまう。

 

例年だと、いろんな有名人が指名されたりして走るのだが、今年は新型コロヌイルスの感染予防の観点から中止。

その代わり、高橋尚子持ち込みとやらのチャリティー企画、「募金ラン」を行う。

一般人に遭遇してしまう恐れのある一般道ではなく、私有地のコース(1周5Km)を走って、周回を重ねるごとに10万円を寄付するという。

 

もはやこの時点でよくわからない。

誰かお金持ち(スポンサーやタニマチ)がいて、その人に高橋尚子が「私が5km=1周走るごとに10万円寄付してください」というのならわかる。

ではなく、自分が走って5kmごとに10万円寄付する・・・。ただ単に寄付したらいいのでは・・・?

本来は元ZOZOの前澤さんみたいな人がいて、「何km走るごとに●万円プレゼント(寄付)」ってのがスマートのような気がするんだけどなぁ。

それか一般視聴者が投げ銭するとか?

まぁ、寄付する形はいろいろだし、いいことやろうとしてるのに何もしないこちらがケチをつたらバチがあたる。

 

呼びかけに賛同したと言われるチームQのメンバー。

高橋以外に走るこのチームQのメンバーが豪華。

22日に登場したのは女優の土屋太鳳、10kmを走る。彼女の身体能力は半端ないよね。

続いて3日にはレスリングの吉田沙保里、霊長類最強の女も10kmを走る。

続いてはバトミントンの陣内貴美子。10kmを走る。

柔道の金メダリスト、野獣・松本薫。10kmを走る。

そしてラストに登場したのは野口みずき。40kmを走る。

シドニーオリンピック・ゴールドメダリリストとアテネオリンピック・ゴールドメダリリストが並走するなんてなかなか見れるもんじゃないぞ。

 

本来なら今頃は東京オリンピック2020で盛り上がって、元オリンピアん、メダリストの彼女らは各テレビ・メディアに引っ張りだこ、大忙しの筈だったんだろうけどね。

新型コロナでぶっ飛んだせいで出番はだいぶ減ったと思う。その鬱憤を晴らすかのように集結したのかな。

 

野口みずきが走った後も、またみんな走り、120kmランを達成。高橋尚子は110km走った。

松本薫は「3日前にQちゃん(高橋)から電話きて〜中略〜急に、しかも何言ってるかわかんなかった。走ったらわかるかな」と言ってた。

「なんか一緒に走ろう!みたいにかかってきて。走ったら私が募金するんですよね?新しいシステムすぎてちょっとわかんなかった。走ったら見えるのかな」

それでも二つ返事で走るところがすごいよね。

誰かのために、ちょっとでも勇気を、ちょっとでも何かを与えられるなら、って。

できないなぁ。

 

「まだマラソンやってんのか」

「もう飽きた」

「売名行為」

「この猛暑で、熱中症が・・・」

「無意味だ」

 

文句言ったり、ケチつけたりは誰でもできる。

エアコンの効いた部屋で、お金も使わずに。

ケチをつけたりけなす事で、自分の価値が高まるわけでもないのに。

 

少なくとも彼女らは走った。

「お疲れ様でした」

それでいいんじゃないの。

 


家政婦や家事代行をもっと利用すべき

2020-08-18 23:20:00 | MUSIC/TV/MOVIE

タイプは違うがジャンルが似通うドラマが集中する時がある。

刑事ドラマだったり、医療者だったり。つい最近は家政婦モノだ。

『私の家政婦ナギサさん』、『今日の猫村さん』、そしてもう終わったが『家政婦のミタゾノseason3』。

 

古くは市原悦子の『家政婦は見た」から始まったこの家政婦モノ。

市原悦子演じる家政婦が、雇われた家で見てはいけないモノを見てしまったり、知ってはいけない事実を知ってしまったり、とにかく行く先々で事件に巻き込まれる。とても迷惑な家政婦の話だ。(ちょっと違うか)

 

松嶋菜々子の『家政婦のミタ』。

「タイトルからしてパクリじゃないの?」という放映開始当初の声を吹き飛ばすかのような大ヒット作。依頼された事を無表情で遂行しようとする松嶋菜々子が怖い。ホームドラマではなくこれはホラーだ。

なぜ最終回があんな高視聴率を叩き出したのか未だに謎。それこそビデオリサーチ社の社長宅へ家政婦として入り込んで調べて欲しいものだ。

 

そしてTOKIO松岡昌宏の『家政婦のミタゾノ』。

これまた「タイトルからしてこれは間違いなくパクリだろ」だが、すでにseason3と続いてるヒット作だ。

なぜか女装してる松岡(ミタゾノさん)が、派遣された家庭の家事をそつなくこなしながら、闇を暴いて晒していく。

 

つい最近に今シリーズは終了したが、同時期に2作、家政婦モノが登場。いや、両方とも男だから(一つは猫?)家政夫か。

 

一つは多部未華子主演の『私の家政夫ナギサさん』。

製薬会社のMRとして多忙な日々を送り、家のことが全くできないでとっちらかってる姉(多部)の部屋をなんとかするべく、妹(樹里)が依頼した超人気ハウスキーパーのナギサさん(大森南朋)。

最初面白いなと思って見てたのだが、あまりにも多部未華子ファッションショーのように服が変わり、ついには「その服着て営業?」ってファッションになってしまったのがキツイ。身長158cm(公称)の多部だから着せられてる感がハンパない。まぁ『SUITS』の鈴木保奈美(公称160cm)も同じだけどさ。

あと、恋愛色が強くなったので3話目くらいで脱落。

とはいえ高視聴率らしいから、新型コロナの影響で放送開始がずれたのは良かったのかもしれない。(今クールは恋愛ものは少なく、『家政夫のミタゾノ』とかぶらないで済んだね)

 

そしてもう一つ。

深夜枠でやってる『きょうの猫村さん」。

主演は松重豊だが、なぜか猫。いやいや、原作のほしよりこさんの漫画が猫の家政婦の話だもの。

猫だが2足歩行。猫だが人間の言葉も話せる。猫舌である。

今は離れてるぼっちゃん(濱田岳)との再会を夢見て、石田ひかりと市川実日子のいる家政婦紹介所の求人に応募。現在は何かと問題のある犬神家に派遣されてる。

 

と普通に書いているが、かなり特殊なドラマである。

まず制作スタッフは、なぜ松重豊さんに猫の着ぐるみを着せようと思ったのか。そもそもこれを実写化ということ自体が無茶なのに、身長188cmの松重豊に着ぐるみ。

『深夜食堂』での竜ちゃん役のように、サングラスはめたクールなヤクザが似合う松重豊に着ぐるみ。

そりゃ、孤独のグルメを楽しんでたり、バイプレーヤーの仲間とワチャワチャ共同生活したり、テレビ東京にはお世話になってるだろう。

最近じゃUDIラボの所長したり、北川景子と夫婦になったり、杏と親子だったり、怖いイメージもかなり薄れちゃぁいるけどさ。

なぜ依頼した。そしてなぜ受けた。猫だぞ。謎だ。

毎回放映時間は2分30秒。毎回あっという間に終わる。

エンディングでちょこっと流れる主題歌は松重豊が歌っているのだが、この曲、作曲者は坂本龍一だ。

贅沢というか、もったいないというか、何考えてんねんというか。

 

『私の家政夫ナギサさん』の大森南朋もそう。

龍馬伝での武市半平太役が印象深いが、基本悪者役が多い。なんか胡散臭いやつとか、何考えてるかわからんとか、敵か味方かよくわからんとか。とにかく怪しげな奴をやらしたら右に出る人はいない。

そんな彼に超売れっ子スーパー家政夫(ハウスキーパー)をさせようと思った制作側の意図がわからん。

 

でもね、俺はもっと家政婦とかハウスキーパーとか、ハウスクリーニングとか家事代行や便利屋とか使うべきだと思ってる。だから、こういうドラマは歓迎だ。

お屋敷みたいな建物、でかい門扉、広い庭、何したらこんな所に住めるのだ?ってお家の家政婦より、今は普通の主婦やOLが呼ぶべきだと思ってる。

 

だってさ、女性の半数は働いてる時代だ。

朝起きて朝食の用意して、弁当作って、旦那を送り出して、子供を保育園に連れてったりして自分も働きに行く。

で、クタクタになって帰ってくる途中で買い物に行き、洗濯機を回しながら晩御飯を作り、食べさせて終わったら食器洗いして、洗濯もん干して取り込んでたたんで、お風呂入れて・・・。

休日は布団干して、あちこち掃除して・・・。

そりゃ「結婚したくない」とか「今の生活を1mmも変えないでいいなら」とか言うよ。

そりゃ「旦那も家事は手伝うべきだ」とか愚痴も言いたくなるわ。

 

だからさ、家政婦とかハウスキーパーとかもっと利用すべきだよ。

大げさだと躊躇するなら、まずはハウスクリーニングとか家事代行や便利屋使ったら?

コロナで撮影中止になった時、各局が人気ドラマの再放送でつないだが、『逃げるは恥だが役に立つ』もやってた。

星野源が家事を報酬に換算して正当な仕事として新垣結衣に依頼するというドラマ。

タダ(無料)で奉仕させられるのは、もう今の時代、女は耐え切れないのじゃないかな。

 

ハウスキーパーや家事代行を呼んだら「手抜き」とか「お金の無駄」とか旦那が言うのなら、奥様は「それなりの報酬や手当を出せ」と言えばいい。それができないなら黙ってろと。

 

間違ってもポテトサラダくらい家で作れなどと言ってはいけないぞ。あんな面倒くさくて割の合わないものちょこっと作るのなら、俺はビーフストロガノフやデミグラスソースを2時間煮込んで作る方を選ぶ。自分で作ってみやがれ。

冷凍食品最王手のニッスイは「『手抜き』ではなく『手間抜き』です」と言ってる。その通りだと思う。餃子を皮から作るのを家族やホームパーティのイベントにするのなら別だが、冷凍餃子の方が手っ取り早くて美味しい。失敗もない。または王将へ行って買ってきてもいいし、眠眠餃子でもいい。要は美味しく食べられりゃいいのよ。

 

バブル崩壊後、実家から出て一人暮らししてる男はぐんと減った。

俺はこれが一番の諸悪の原因だと思ってる。

実家にいると楽だからね。

洗濯物は脱ぎ捨てておけば洗われ干され畳まれ仕舞われてる。ご飯は勝手にいろんなメニューを作ってくれる。冷蔵庫開けると飲みもんに食べ物が入ってる。アイスも補充されてるかもしれない。風呂は沸いてる。掃除は自分がしなくてもいつも綺麗だ。ゴミも捨ててある。朝も起こしてくれる。

そりゃ、こんな男が一人暮らしを始めたら、数日で汚部屋と化すだろう。

女を引っ張りこんで暮らし始めたら、間違いなく今まで母親がやってきてくれた事を求めるだろう。

料理してくれるよね?片付けしてくれるよね?朝起こしてくれるよねってね。

 

女から見ればそんな奴はただの「うざいやつ」「手間のかかるやつ」でしかない。

「私はあんたのおかぁさんじゃない!」「なんで私があんたの世話しなあかんの!」と怒りたくなるだろう。

子供が出来てからの離婚率が圧倒的に多いのは、ただでさえ手間がかかる子供の上に旦那の面倒まで見てられるか、ってのがあるのかもしれない。

そりゃ昔は旦那さん(夫)の給与で生活してたから、家飛び出したら食うに困っただろうし、「出戻り」とか言われてた時代なら実家にも帰れなかっただろう。だから我慢してたんだろう。

 

でもさ、今は違うやん。

別に「男女平等!」とか声高に叫ぶつもりはないよ。

女の人でも実家暮らしが長かったら、掃除、ゴミ捨て、洗濯、炊事、ありとあらゆる家事が毎日押し寄せて溜まっていくだろう。

そりゃ「晩ご飯はコンビニ弁当で」とか「まぁいいか、週末に掃除すりゃ」とかなるよ。シャワー浴びるところと洗面台、寝るとこさえなんとかなってりゃ、生活はできるもの。

 

開けてない通販のダンボールがある。またはその空き箱が捨てれてないで積んである。

夏だというのに春物、いや冬物の服が出てる。クリーニング屋に行きそびれてる。

いつも電池を探す。お気に入りのアクセサリーに限って行方不明。冷蔵庫の中が飲み物以外はバターとヨーグトくらいしかない状態になっている。

 

そんな一人暮らしの状態になっているなら、または二人の家庭を円満にしたいなら、ぜひ家事代行を呼ぼう。

ハウスキーパーを呼ぼう。

家政婦はきっと見てくれてるはずだ。


渡哲也さんの信長が史上最高

2020-08-14 22:42:07 | MUSIC/TV/MOVIE

渡哲也さんがお亡くなりになられた。

毎年、お盆のシーズンになると有名人がお亡くなりになられたニュースが飛び交うのだが、今年は新型コロナの成果おかげか、あまり訃報のニュースは聞かなかったんだけどな。

先日、来年の1月16日に石原プロモーションを解散する(業務を終了する)という話が出たばかりだったのだが、これは渡哲也さんの体調のこととかもあったのかな。

 

渡哲也といえば、俺らの世代にとっては何と言っても『西部警察』だ。

ツレによっては『いや、俺は大都会やな』という人もいる。どちらも面白い。

正直俺はちょっとごっちゃになってて、酒飲みながら昔のテレビの話をしていたら時々、「それ、大都会やで」とか「西部警察にそんな話あったか?」ってツッコミ入れられてしまう時がある。記憶が曖昧だ。

どちらも、渡哲也、石原裕次郎、神田正輝、峰竜太、苅谷俊介、寺尾聰が出てるんだもん。

松田優作が出てたのは『大都会Part2』、舘ひろしが出てるのが『西部警察』と覚えてるが、渡哲也が黒岩なのか大門なのか、ショットガン撃つのは?ヘリからライフルで狙撃は?どっちがどっちだか曖昧。(同じく石原裕次郎が木暮なのか宗方なのか・・・)

 

こういう昭和のスターがお亡くなりになられると、生前の豪快エピソードや、心温まる話が出てくる。これからどんどんワイドショーなんかで語られると思うけど、俺でも知ってる話がいくつかあるので紹介しよう。本当かどうかは知らないが、まぁ本当だろう。

 

1、借金だらけでいよいよやばくなった石原プロモーションを助けるため、訪ねて行った渡(事務所は当時別)が紙袋に入れた全財産を「これ使ってください」と裕次郎に差し出した。(確かこれ、石原慎太郎原作の『弟』ってドラマでも描かれてた)

 

2、関西ローカル番組の『ごぶごぶ』で、ゲストの勝村政信がダウンタウン浜田雅功と一緒に「渡哲也さんが好きな焚き火をしたい」と、湾岸で焚き火を楽しむのだが、その際、浜ちゃんが言った言葉。

「一度渡さんにテレビ局でお会いして、これは挨拶しないといかんやろって思ったけど、なんか打ち合わせ中で取り巻きがいっぱいいて躊躇しながら遠くから挨拶したら、わざわざ立ち上がって、近づいてきて、握手して、挨拶してくれた」

勝村曰く、「それ、渡さんが石原裕次郎さんに最初挨拶した際にされて以来、心がけてるそうですよ」とのこと。

 

3、『あぶない刑事』の放送が始まった頃、柴田恭兵や舘ひろしは衣装が用意されてたが、まだ駆け出しだった仲村トオルには無く、渡哲也さんが背広を貸してくれた。(ラペル裏に渡と刺繍されてる)

 

とまぁ、こんな話はそれこそこれから報道バラエティ番組などでいくつも語られるだろう。

 

渡哲也さんの演技で圧巻だったのは、NHK大河ドラマ『秀吉』(竹中直人主演)での、織田信長役だな。

役所広司、緒方直人、反町隆史、舘ひろし、吉川晃司、豊川悦司、江口洋介、吉田鋼太郎・・・NHK大河ドラマで戦国時代をやると、必ず登場すると言っても過言でない織田信長。なので、過去にも後にもいろんな俳優が信長を演じているが、この『秀吉」での渡哲也信長が、俺の中での信長像に一番近い。

浮気ばかりしておね(沢口靖子)に心配をかける秀吉(竹中直人)を諌める信長(渡哲也)。ひょっとして信長はおねが好きだったんじゃないか?て勘ぐりたくなるほどの慈愛に満ちた表情。

そうかと思えば明智光秀(村上弘明)の謀反、本能寺での圧巻の殺陣、太刀さばきはまるで鬼神。第六天魔王である。そして衝撃の自害シーン。

その他映画・ドラマでも、名だたる名優が信長を演じてるが、伊達政宗が渡辺謙がデフォルトになってるように、俺にとっては信長は渡哲也なのだ。

 

そしてもう一本。2007年の正月に2夜連続で放送された「マグロ』。

今やマグロといえば青森県大間と言われるほどのブランドだが、その大間の実在する一本釣りにこだわる漁師をモデルに作られたのがこのドラマ。

圧巻だったのが、マグロを釣り上げるシーン。漁師とマグロの壮絶な戦いは圧巻だ。マグロの一本釣りって、竿とか網とか使わない。だから下手すりゃ指や腕まで持っていかれちゃうほどの危険をはらむ。

よくこれ撮れたなぁって思う。カメラもスタッフも大変だっただろう。多分、やらせも仕込みもないはずだ。マグロも実際に渡哲也が釣り上げたものだと思う。

 

ざっと思い返しただけでもこれだ。

多分これから、いろいろ思い出すだろう。

 

ゆっくりお休みください。


YouTuberとタレント

2020-08-13 22:49:49 | MUSIC/TV/MOVIE

ひところ、子供達のなりたい職業ランキングで上位だったYoutuber。

果たしてこれが仕事とか職業とか言えるのかどうかは別にして、人気ユーチュバーになるとかなり高額を稼げる(た)みたいだ。

なんかバブル時の青年実業家とか、平成のIT産業の人と同じっぽく胡散臭さを感じないでもないが、いつだって稼げる職業は憧れらしいな。

ただね、「ユーチューバーならなんか好きなことだけやって気楽にお金(収入)が得れそうだ」って軽い気持ちなろうと思ってるんだったら、「まぁ止めとけ」と言いたい。

別に「世の中そんなに甘くない」とか「働いてお金をもらうということはだなぁ」なんて説教する気もない。人生一度きりだ、やりたいことやったほうがいい。たとえそれが奈落への道でも。

ただ、そんなに楽して金が稼げてるのはほんの一部のYouTuberだけで、あとは一山なんぼの烏合の衆になるのだよと言ってあげたいだけだ。大きなお世話だが。

 

こまめにネタを探してきて、その場所まで行って、撮影して、編集して、アップする。それを、また毎日のように繰り返す。

これは、テレビで言えばそれぞれの部署(人)がやることを自分一人で全部やるってことだ。

企画を出して、ロケハンして、主演して、カメラ(撮影)・演出・照明・衣装・監督までやって、さらに編集して音楽つけたり効果音やテレップ入れたりして、アップする。

テレビでそれなりのタレントを使って、それなりの放送作家が考えて、深夜帯なら低予算とは言えそこそこのお金と時間を使ってロケやって、ADや制作が必死に走り回って、プロデューサーやディレクターが「OK」と言おうが、それでもいざ放送したら視聴者から「つまらん」とか「くだらん」と一蹴されるんだ。

素人が片手間にやって、それが「こりゃ面白い!」とか「続きが楽しみだ」などとなるわけがない。

そりゃすぐネタが無くなって、違法行為や迷惑行為をして炎上狙いのYoutuberも出てくるわけだ。

 

芸能人、タレントや芸人がテレビで呼ばれなくなるとYoutuberに転身する。

オリエンタルラジオの中田とか、キンコン梶原とか、結構人気あるみたいね。一度もまともに見たことがないから評価はパスさせていただくが、かなりの登録数がいるみたいね。

でもさ、宮迫とかTKO木下みたいに、問題起こしてテレビから干された、復帰したけどテレビは呼んでくれない、じゃぁこれからはYoutuberだってなると、これはこれでなんか違うと思うのよね。

そんな甘いもんか?

普通にそこそこ売れてるタレントがYoutubeチャンネル開設して、「何々やりまーす」ってやんのは別にいいのよ。

SNSでつぶやいたり、ブログで日常のこと書いたり、インスタで画像あげたりしてるのと一緒で、Youtubeをファンとのコミュニケーションツールとして活用してる分にはいいのよ。

だけど、テレビでやってたことをYoutubeでやろうってのなら、それは違うだろって思うのよ。

知名度がある分、左遷されたとか落ちぶれた感が漂うのだよ。勘違いするなよ、Youtubeの世界が低レベルの世界とか言ってるんじゃないぞ。

落ち目タレントたちから「メジャーのテレビ・メディアの世界から辺境のYoutube世界に活路を見出すぞ」感が漂いすぎてるってことが言いたいのだ。

この都落ち巻持ったまま来られるのは、Youtuberにとっては迷惑行為でしかないだろう。

広瀬香美がYoutubeで好き勝手に歌ってる動画も、悲壮感が漂う。本人は気楽に楽しんでやってるのかもしれんがね。見たい人が見に行けばいい、それがYoutubeの良さだ。

 

ヒカキン、はじめしゃちょー、などテレビに出てきた人気Youtuberはいる。

これもテレビ側が、なんで本来は敵であるYoutubeの住人を呼ぼうと思ったのか、引っ張り出そうと思ったのかはわからないのよ。潰すためか?

だってYoutuberはテレビ向きではない。トーク力もないし、タレント性もないからな。

実際、何人か人気Youtuberとやらが出てきては消え、また引っ張り出されては消えていく。

住む世界が違うんだから共存できないって。群雄割拠を生き抜いてるタレントや芸人より彼ら彼女らYouTuberが面白いわけがない。モデル崩れや地下アイドルよりタチが悪い。

 

えっ?これからはテレビとネットの世界が融合していく?

そりゃそういう部分もあるだろう。否定はしないよ。

実際バラエティ番組でも「面白動画」とか「衝撃動画」とか拾ってきて流したりしてるもんな。子猫がちょこちょこ可愛い仕草してたり、子犬がほっこりする動きした動画なんて癒されるよね。

創世記の頃の「マジか?」「合成ちゃうんか?」と見間違うような凄技動画なんか、結構好きで見てたよ。

でもな、勘違いしないで欲しいのよ。

それは個人がネットの世界で見るからいいのであって、テレビがそれ取り上げて流すのはただの手抜きなのだよ。

本来はテレビ業界は自分たちで取材したものや、撮影したものを載せるべきだし、または取材協力者からの映像を使うべきだろ?

 

その世界はその世界のルールで出来上がってることを忘れちゃいけない。

Youtuberをテレビに出すってことは、同人誌の作者に声かけていきなり少年ジャンプなどのメジャー誌に描かせるようなもんだぞ。

一部のコアなファンには受けても、パブリックに受けけるわけがない。もともとマクロの世界の住人なのだからな。

わかりやすく言えば、いくら「カメラを止めるな」って映画の評価が高かっても、それに出演してた役者が夜8-10時のゴルデンタイムドラマに出演したら、見せ場の一つも持ち味の良さもないままただのモブで終わってしまうのと一緒だ。

 

内藤剛志主演の人気ドラマ『警視庁一課長』シリーズに、動画クリエーターのねおが出演した。ちょっと前には人気コスプレイヤーのえなこがゲスト出演した。どちらも演技と呼ぶにはほど遠いセリフとしぐさだったが、仕方ないわな、素人なんだもん。

これもなんで呼んだのかわからん。

彼女らが自分らの登録者に向けて「出演するよ〜」と発信することを見越して、話題作りのためか?

 

その逆が、東京都知事戦で雨後の筍のごとく出馬した Youtuberたちだな。

奴らは当選する気なんてハナから無い。小池百合子氏、山本太郎氏、宇都宮健児氏、小野泰輔氏の四人を除いては、立花をはじめ、どいつもこいつも知名度アップのために出馬したとしか思えんもん。

たった300万円の供託金は、メディアのニュースや報道で使われる映像などの費用対効果から考えりゃ、めちゃくちゃ安い宣伝費だもの。だからあんなにわけわからん奴がうようよ出馬するんだ。

都知事選じゃないが、帰宅都議補選にアベノマスクをブラジャー代わりにして選挙ポスター撮って出馬した女もいたな。彼女は新型コロナウイルスに感染したそうだが、まぁお体には気をつけて。(まさかとは思うが、「コロナはただの風邪」をスローガンに都知事選に出馬した平塚が主催した、先日渋谷駅前で行われた「クラスターフェス」とかいうテロ行為に近いイベントに参加してねぇだろうな)

 

フワちゃんというタレントがいる。今や引っ張りだこである。

彼女は元々芸人だが、売れないからYoutuberになり、そこで売れっ子人気Youtuberになりまたテレビに戻ってきた異色のタレントだ。

彼女の芸風が苦手で、Youtubeも出てるテレビ番組も俺は見ない。

前に見たら、敬語とか使えそうもないし、タメ口で空気読めなさそうだし、大声でうるさいし、オーバーアクションだし、あの格好も苦手だし。

それなら今後、見て文句言うくらいなら見ないに越したことはない。したがって徹子の部屋でいつもの調子だったとか、人気ラジオ番組に乱入したとか聞いても、よくわからん。

 

しかし、ここにきて、ちょっとヤバイなと思えるニュースが入ってきた。

 

東京都は新型コロナウイルスの予防キャンペーンの新CMキャラクターにフワちゃんを起用したのだそうだ。

いかにも小池さんに振り廻れ、国の方針と知事の方針がずれ、Go toではハミゴにされ、どんどん増えても無策で行き当たりばったりでおろおろしてる東京都らしいといえばらしい。

「昨今は20~30代の感染者が増えてるから、その世代に求心力があるから白羽の矢を立てた」との事だが、いいのかそれで、20-30代の感染者が多いのはその世代の検査が多いから、夜の街で働くのがその世代だからでしかないぞ。実際はどの世代にも無症状感染者はいると思うぞ。

 

すべて動画CMだからと人気Youtuberであるフワちゃんを起用したのは、最終的には小池と知事の判断によるものらしいが、このシリアスな状況で話題作りを優先されてもなぁ。危機感ほんまないなぁ。

 

来週から流される動画の内容が一部掲載されてたが、それによると、「虹のステッカーのある店に行こうよ」って内容らしい。

虹のステッカーとは感染防止に取り組む店舗の証明のようなもんで、これがありゃ東京都のお墨付きみたいなものだが、実際はこれ貼ってある店から感染者が出てる。

実際、このステッカーの貼ってある江戸川区のフィリピンパブで8人のクラスター発生してるし、

まぁ、このステッカーは保健所の厳しい検査でOKが出たから貼れるとかいう代物ではなく、ホームページでチェック項目(業種ごとに約20種)にチェック入れ、専用フォームに入力・申請したらたら、どこのどんな店でもダウンロードして印刷できるって物だからな。

感染対策なんてやってないヨ、消毒?めんどくさい、マスク?飲食店で食うとき飲む時もマスクしろってか?って店でも貼ってある(こともある)と言っても過言ではない。もちろん貼ってあるお店はちゃんと感染症対策をしてる店の方が多いんだろうけど、中にはね。

 

ちなみに大阪の俺が住んでる街にある銭湯は、入り口にどーんと「暴力団員お断り」と「刺青・Tatooの方はご遠慮ください」と貼ってあるが、脱衣所の隣のおっさんも、湯船に浸かってるジジイも、サウナで緊張感あふれる同室の人も、背中や腕にまぁ色とりどりの和彫り模様を見せてくれて楽しいよ。

レインボーステッカーも、所詮そのくらいのもんだ。すでに17万5000軒の申し込み(自己申告)されてるそうだよ。

 

動画では、「レインボーステッカーの貼ってあるお花屋さんでお花買って小池都知事にあげるね」とフワちゃんはハイテンションで小池都知事と語ったそうだが、LGBTのレンボーフラッグと間違えないことを祈る。

 

テレビとYouTube。それぞれ独自に面白いコンテンツ広げていってくれ。

変にくっついて融合というか妥協するのやめてほしいと思うのは俺だけか。


大ゴケの予感 竜の道 極主夫道

2020-08-09 20:22:01 | MUSIC/TV/MOVIE

おかしいなぁ。

『竜の道 二つの顔の復讐者』

第一話を見た時は、面白くなりそうな気配あったんだけどなぁ。後半あたりで、あれ?大丈夫か?って思ったんだけどね。まさか二話目でここまでダメになるとは・・・。

 

テンポが悪いとか、演技がどうとかではない。

脚本が悪すぎるのだ。

っていうか、これ、原作ある話だよね。ってことはその原作がプーなのかな。

 

目的のために相反する道を選ぶって話はこれまでにもある。

池上遼一氏の絵が物語を引き立てる。名作「ODESSEY」。一人は極道社会、一人は政治家へ。

コイントスで選び、別々の道を歩む。目的を果たすため、一人は裏社会の極道でのし上がり、一人は表社会の政治家で成り上がる。

最終巻は泣けるぞ。

 

これまた漫画が原作だが、生田斗真と小栗旬の熱演が光る実写化もされた「ウロボロス」。

大好きだった先生(広末涼子)を殺した金時計の男(東大首席卒業者)を探すために、小栗旬はヤクザ組織へ、生田斗真は警察へ入り、それぞれいろんな角度で探して追い詰めていく。

原作とドラマではラストシーンが違うが、どちらも傑作だ。

 

この『龍の道』も双子の兄弟が復讐を果たすために別々の生き方を選ぶ話だ。

運送会社を営む両親が騙され自殺した原因となった運送会社の社長・遠藤憲一に復讐する双子の兄弟を、高橋一生と玉木宏が演じる。

弟・高橋一生は遠藤憲一の運送会社を法で裁くために運輸省のキャリアに、兄・玉木宏は火事で死んだ事にして顔を変えゴシップ誌のライターをやりながら弱点を探す。

 

ね、面白そうでしょ。

でもね、これがまた全然面白くないの。

1、暗すぎる。

そりゃ復讐もんだからサスペンスタッチで、血生臭さかったりしてダークな描写が多いのはわかる。喧嘩や暴力のシーンとかだけじゃない、なんか無理してハードボイルドタッチってこんな感じでしょって作ってるの丸わかり。今時ネオンがパチパチする暗い部屋って・・・。

2、脚本(原作?)が悪すぎる。

親を亡くして親戚のところでないがしろにされながら育ったのに、高橋一生は国立大に入り運輸省に入省。その割には妹(血は繋がってない)・松本穂香は清掃員をしながら苦学して教員免許を取る。

玉木宏は火事を起こして整形して別人になるが、その金(手術費)はどこで得たんだ?

三流ゴシップ誌の編集長が裏情報を使ってしこたま溜め込んでるお金(約5億)を、無用心にも会社の金庫に入れてある。

その金を奪って西郷輝彦に払い、別名のパスポートを貰いブラジルに飛ぶ玉木宏。で、帰ってきてコンサル会社を設立し、今や全国展開の運送会社になった遠藤憲一にまたもや近づく。

 

いやいや、どうせドラマなんだから、非現実でもいいのよ。「そんな都合よく」とか「そんなわけあるかい」などとツッコミながら見るのも一興だ。(そうじゃないとウルトラマンなんて、怪獣はなんで日本ばかり狙うんだってなっちゃう)

だけどさ、クライム(犯罪)ドラマとしては、あちこち全然ダメなの。

 

普通は「親が自殺した原因のやつは誰か」とかから始まり、怪しい奴が何人か出てきては消え、ついに本ボシを探り当て、最後の復讐劇が始まるって感じでしょ。

それが、最初から遠藤憲一が復讐のターゲットとわかってるのだが、その両親が騙されたって内容が不十分にしか描かれてないの。

なんで業務提携したのが自殺するまで追い詰められたのかの説明も描写もないから、どうにも感情移入ができない。

そもそも、遠藤憲一は悪いやつなのかさえよくわからん。

会社を大きくする野望のため、手段は選ばないって感じはあるのだが、お客様、顧客の荷物をまず第一に考え優先するのがあちこちに出てる。現に運輸省の立ち入り監査で書類を持っていかれそうになってる時も「今日の配達先リストは渡さん、お客様に迷惑がかかる」と拒んだし、ことあるごとに「おきゃくさまの大事な荷物はしっかり運びますけん」って言うてる。

まさか、結局いい人だったってオチか?

 

遠藤憲一の奥さん役で斉藤由貴が出てるんだけど、これまでまだ大した出番はない。遠藤憲一に怒鳴られ、萎縮してる妻。まさかこのままだったらどうしよう。えらい無駄使いだ。『捜査一課長』の大福の方が合ってる。

娘役は松本まりか。ただの成り上がり運送会社の社長令嬢が、ここまでタカビーに育つか?ってくらいプライド高い女を演じさせられてる。妖怪シェアハウスのお岩(伊和)さんの方が合ってる。

今後の展開としては、この奥さん・斉藤由貴に玉木宏が近づいて、娘の松本まりかには高橋一生が近づいて(まりかから近く)、それぞれ内情を探るってなるんだろうけど、それもまたいかにもってパターンすぎるな。

 

一番気になるのは、ヒロインの松本穂香。

この女優さんってあまり知らないんだけど、キャリア浅いのかな。演技幅がなさそう。なんか素人っぽいぞ。劇団入団したてとか部活動の演劇部でやってましたって感じ。

そして、一番の欠点は“華”がないこと。

地味とか暗いとかじゃないの。もちろん美人だとか可愛いとか、そんな容姿のことじゃないよ華がないって。

この華がない女優は、どんなセリフも生きないし、どんないい演技もスルーされちゃうのだよ。脇役女優ならいいけど主役女優としては致命的なのだ。

同じように華がない女優に、浜辺美波とか小芝風花がいる。それぞれ頑張ってほしいもんだ。

 

まぁ一番このドラマのダメなところは、玉木宏がやたら「復讐するぞ」「追い詰めるぞ」「これからだ」って言うんだけど、その割には戦略も詰めも全然チャチイの。

これは玉木宏が悪いんじゃなくて、脚本(または原作)や演出が悪すぎるんだけどさ。

 

玉木宏ってそんなに演技悪くないのよ。すでに田村正和やキムタクとかと同じ「何を演じても玉木宏」の域にまで達してると言っても過言じゃないくらいだもの。(褒め言葉です)

『ウォーターボーイズ』以降、『のだめカンタービレ』『鹿男あをによし』『スパイラル』など、原作漫画や小説を実写化したドラマを演じてもうまいし、嵐の大野君主演『鍵のかかった部屋』の最終2話で今回と同じく復讐する男を演じてたのも上手かった。

 

『キャリア〜掟破りの警察署長』や『巨悪は眠らせない』や、映画『空母いぶき』『幕末高校生』なんかも好きだな。

 

そう玉木宏は、相方の女優がいいと演技も冴えるのだ。

『のだめカンタービレ』では上野樹里、『鹿男あをによし』では綾瀬はるか(多部未華子も)、『スパイラル』では貫地谷しほり、『キャリア』では瀧本美織、そして忘れてた、コメディタッチの『残念な夫』では倉科カナだ。

それに比べて今回ヒロインらしきのは松本穂香。ちょっとなぁ。

玉木宏の部下(秘書?右腕?)を演じてる奈緒の方がなんか訳ありっぽくて、最後裏切りそうでいい感じなんだけどな。

松本穂香主演の『みをつくし料理帖』には奈緒も出てる。

 

そうだ、相手役といえば、10月から放送される予定の『極主夫道』。

このドラマは、かつて「「不死身の龍」と恐れられた元ヤクザだが今は主夫をやってるという、おおのこうすけ原作のコメディ漫画の実写化。

玉木宏はこの「不死身の龍」を演じるのだが(別に「竜の道」と龍は関係ないと思うけど)、なんと家事全然ダメなキャリアウーマンの妻役を川口春奈が演じるらしい。

明らかにミスキャスト。(思わず井上陽水の曲が頭に流れた)

どこでも出てくる川口春奈。ろくな演技はできないくせにやたらと自信満々な川口春奈。華がないのに無理やり事務所が光を、後ろから前から横からこれでもかと当てて、ようやくもたせてる感満載の川口春奈。Youtubeやったりしてるが、空回り感満載の川口春奈。(しつこいな俺も)

 

『麒麟がくる』で沢尻エリカの代役に選ばれた時のがっかり感より、今回の『極主夫道』での玉木宏の妻役の方がかありがっかり感が大きい。

キャリアウーマン役、できるのか?龍が下手惚れしてる女の設定だが、無理ないか。

さらに舎弟役が、これまた演技が下手すぎて、出るドラマ・演じる役、すべてコケまくってる志尊淳。

見る前からコケるのが分かってしまった。

期待度マイナス260%くらい。原作漫画が面白いだけに残念だ。

 

というわけで(何がどういうわけだ?)、『竜の道』は第二話でドロップアウトした。

今後面白くなったら、ごめん。

『極主夫道』は初回から観ない。文句言うだけだと思うから。

面白かったらごめん。

 

 


主役級だらけ 未解決の女season2

2020-08-08 22:46:03 | MUSIC/TV/MOVIE

エライまた豪華メンバーだな。

未解決の女 警視庁文書捜査官 season2。

 

警視庁の地下、未解決事件の文書が置かれた倉庫にある特捜班第6係(文書解読係)。

人嫌いでいつも黒い服を着てる「倉庫番の魔女の異名を持つ」鳴海理沙に鈴木京香、熱血だが怪我により強行犯係から第6係に異動になった八代朋(麻見和史の原作では男だがドラマでは女性に置き換えられてる)に波留がW主演する、ちょっと異質な刑事ドラマだ。

 

このドラマが始まるまで、波留という女優さんは好きでも嫌いでもなかったのだが、ちょっと好きになった。

特命捜査対策室(特捜班)室長の沢村一樹は、左遷と思い込んで何かとひがみっぽく、そのくせ特級国民(官僚や政治家)絡みの事件だとやたらと張り切る。手柄を横取りする。

第6係を「倉庫番」と呼び、鈴木京香を「魔女」、波留のことを「目力(めぢから)」と呼ぶ。

確かに波留の目はギョロリと大きい。この大きさに匹敵するのは今田美桜ちゃんくらいだ。

波留が、前シリーズ第1話で登場した時に左手をギブス&包帯巻いて三角筋で吊っていたので、まさか『SPEC』の戸田恵梨香のようになんか能力が隠されてるのかと思ったら、ただ捜査中の怪我だった。

人前に出るのを極度に嫌がる人間嫌い鈴木京香の代わりに、イヤホンを使って容疑者や重要参考人と喋る。「またコナン君形式ですか」ってセリフがめっちゃ可愛かったので、ちょっと好きになったよ。

名探偵コナンは読売/日本テレビ系だから他局だが、沢村一樹が前シリーズで金田明夫(小山田管理官)に「活躍聞いてるよ、捜査一課長も褒めたよ」と言われ有頂天になるが、もちろんこの『捜査一課長』は内藤剛志が主役を張るテレビ朝日系の人気シリーズのことだ。さりげにメディアミックス。

 

第6係のメンバーは、係長の高田純次と主任の遠藤憲一の計4人。

なのに第二シリーズのポスターには高田純次の写真がなく、谷原章介が入っていたので「あれ?」と。

ドラマスペシャル『緋色のシグナル』で、京都府警捜査一課の刑事を演じた谷原章介が何故?と思ったが、season2の第一話ラストで登場。高田純次が定年退職し代わりに係長として谷原章介が就任するらしい。

科捜研時代に高田純次と一緒に働いた経歴があることがスペシャル版『緋色のシグナル』で語られてた。

波留や鈴木京香が文書解読班で、事件現場に残された品字様を文書を解析しようとした時、「京都はやっぱり科捜研でしょ」と言い切った。

さすがテレビ朝日、ここで沢口靖子の『科捜研の女」をさりげに入れてきた。

ちなみにこの『緋色のシグナル』では、中村俊介がCEOの最大手ソフトウェア企業が作った消防システムが欠陥だということを、モロ『捜査一課長』の捜査会議(もちろん内藤剛志も参加してる)で鈴木京香と波留が発表するシーンがある。

 

鈴木京香、波留、沢村一樹、谷原章介・・・主役級をずらっと並べ、遠藤憲一、さらに前回に引き続き波留の同期で入れ替わりで強行犯係に配属された工藤阿須加。まぁ豪華なこと。

残念ながら前回強行犯係長だった光石研も管理官へ昇進ということで、今後は出てこないみたいだ。後任は前回は警部補だった山内圭哉が就任してる。

 

season2の第一話は2時間スペシャルということで、ゲストも豪華。

いかにも悪そうで、殺されても不思議じゃない悪徳弁護士に大鶴義丹。

その愛人で劇団看板女優役は、出てくるだけでなんか怪しさを感じてしまう黒川智花。

事故のせいで麻痺が出て劇団看板女優を降りた中山忍は、自宅の火事で悲惨な死を遂げる。

愛妻を死に至らしめた火事の原因は、製品に問題があるんじゃないかと調べてた石丸幹二。

金を無心したり迷惑ばかりかけていた従兄弟だが、命を賭して協力してくれた宮川一朗太。

二時間ドラマがそれぞれで作れそうだ。

 

こんな超豪華メンバーなのに、みんな役に徹して出しゃばらず、それぞれがいい演技するのだ。

未解決の女 警視庁文書捜査官 season2。絶対見ないと損するぞ。

 

ただし、皆川猿時には文句を言いたい。

お前、ちょっと浮いてるぞ。

うるさい。声がでかい。邪魔。何を張り切ってんだかって空回り感満載。

沢村一樹の部下で、そういう役で、台本通りなのかもしれないが、ちょっとなぁ。

怒鳴り声がいちいちカンに触る。

以前は山内圭哉の怒鳴り声がそうだったのだが、今回は昇進したからか、それとも演技に幅ができたのか相変わらず怒って怒鳴ってるが全然マシだ。

だから余計に目立つのかもしれないが・・・。はっきり言って要らないです。邪魔です。うるさいだけです。これはもはや演技と呼べる代物ではありません。

この手の役は渡辺いっけいさんが上手いぞ。見習ってほしいもんだ。

頼むぜ。このままだと君の怒鳴り声(のせい)でドラマが台無しになっちゃうぞ。

 


妖怪シェアハウス 小芝風花の成長

2020-08-02 19:30:25 | MUSIC/TV/MOVIE

面白いドラマが始まった。【妖怪シェアハウス】。

8月1日に始まったこの深夜ドラマは、まぁ、簡単に言えば、小芝風花が妖怪たちとシェアハウスするお話だ。

なんのこっちゃって感じだが、まぁ、観てくれ。面白いぞ。

小芝風花のハッチャケ演技がさらにパワーアップしてるぞ。

『特撮ガガガ』や『美食探偵』と、彼女はコメディドラマをやるたびに成長してるぞ。

彼女のようなコメディアンヌは希少だ。頑張ってほしい。

松本まりかや大倉孝二など共演者も好き勝手楽しそうにやってるぞ。

 

今、人気のシェアハウス。

海外では当たり前だけど、日本ではなんか寝付かない感じだ。あんて思ってないか。

昭和50年頃、田舎から出てきてた大学生(受験生)は下宿生活してたんだよ。大家がいて飯(まかない)付き。高橋留美子の『めぞん一刻』とかイメージしてくれたらいいかも。あれは今でいうシェアハウスみたいなもんだ。

ただ、今のシェアハウスはもっとオシャレで洗練されてるイメージだけどな。基本は間借りだ。

 

このドラマで小芝風花がシェアハウス(っていうかころがりこむんだけど)するのは、名バイブレーヤー6人とかではない。したがって、どこまでが現実でどこからかドラマなのかの境界線が曖昧な話ではなく、あくまでもフィクション、作り物、創作話である。

シェアハウスの住人はテレビ局が集めた若い男女でもない。したがって、洗濯もの諍いからの暴言でネットで誹謗中傷されることもないだろう。

 

小芝風花がシェアハウスするのは、お岩さん、ぬらりひょん、酒呑童子、座敷わらしだ。

はい、ここでお気付きの通り、このドラマ、タイトルに偽りあり。

ぬらりひょんは妖怪のボス(頭領)と呼ばれるくらいだから紛れもなく妖怪だが、座敷わらしは神様、酒呑童子は鬼、お岩さんは幽霊(おばけ)だ。3人(?)は妖怪ではない。これじゃ【もののけシェアハウス】だ。

じゃぁ、妖怪って定義は?なんて書き出したら、それこそ本が一冊どころか何冊もかけちゃうくらいだし、地方によっては呼び名も扱いも違ったりするし、それこそ水木しげる先生や小泉八雲さんに登場してもらわないといけなくなってくるから、まぁ【妖怪シェアハウス】でいいや。

 

さて、ここから先はいつものようにネタバレ含みますので、「じゃぁ観ようかな」と思ってる人、「録画してまとめて(週末に)観る」なんて人は読まないでね。

 

第1話冒頭、いきなり小芝風花がスーツケース(ピギーバッグ)持しながら、胡散臭そうな2人の男から走って逃げるシーンから始まったから、『MIU404』の第4話とデジャヴ感あったよ。

小芝風花はダメ男と付き合ってて、その男に言われるがまま貢ぐために借金までして、ついに家賃払えなくなり家を追い出され、借金取りに追われてるのだった。

で、その彼氏(柾木玲弥)の部屋まで行って助けを求めるが、部屋には別の女がいてあしらわれ追い返される。セカンドの都合のいい女、金ヅルとして利用されていただけだったことに気づかされる。もうボロボロだ。

 

失意のまま倒れてしまった小芝風花を四谷伊和(お岩さん/松本まりか)が助けて自分たちの住む家に連れて行き介抱してくれた。

そこでは管理人の和良部詩子(座敷わらし/池谷のぶえ)、オークション会社に勤める酒井涼(酒呑童子/毎熊克哉)、弁護士の沼田飛世(ぬらりひょん/大倉孝二)が一緒に住んでる。

夜中、今日はお泊まりさせることにした小芝風花が寝た頃、4人(?)は素の姿で「もしバレたらどうすんだよ」って言い合ってる。夜中に目が覚めた小芝風花が見てしまうが気絶。そりゃ、そうだわな。

 

松本まりか(お岩さん)は、小芝風花の話聞いて自分の境遇と重ね、親身になり、復讐してあげることにする。

お岩さんといえば、あの「四谷怪談」の悲劇のヒロイン。日本を代表するおばけだ。

愛する夫・伊右衛門(お茶じゃないぞ)に尽くしてたが、良縁談を持ちかけられた夫がお岩を邪険に扱い毒を飲ませて・・・って話は知ってるだろう。

 

だから、小芝風花をいいように騙して金を巻き上げて都合が悪くなったらポイする男(柾木玲弥)が許せないと思ったんだろう。

この復讐劇のドタバタは、松本まりかならではの出来。色っぽい&あざとさで男の心を落とす。さすがだ。俺でも落ちる。家までついていく。間違いない。

家に連れ込んで酒飲みながら話を聞くたびに柾木玲弥のクズっぷりが暴露され、ついには怒りのあまりに本性発揮。お岩さんの姿になった松本まりかに驚く小芝風花は憑依され、なぜか池谷のぶえの歌に合わせ、うらめしやのポーズで一緒に踊る。チューチュートレイン。もはやカオス。意味わからんが、わからなくていい。可愛いから許す。

ちなみに誰もが知ってるおばけ/幽霊の「うらめしや〜」って言葉は彼女(お岩さん)のセリフだ。

 

今回松本まりかは腫れた右目を隠すように眼帯をしているのだが、あれは『M』の田中みな実に続く気かな?

眼帯なのだが、それがどう見ても死装束で普通は頭につける三角の額烏帽子(頭布/神隠し)なのよね。また、それがオシャレな柄なの。第一話だけで4種類の使い分けしてた。手作りマスクじゃないんだからさ。

 

岩谷のぶえさんもいいよね。

今回は管理人役(座敷わらし)だけど、彼女の作る料理はいつも美味しそうだ。こんな座敷童子なら是非我が家にも来てほしい。いや、料理作らなくてもいいからさ、ただ居てくれたらいい。

そして彼女はエプロンが似合う。

小嶋陽菜(当時AKB48)主演の『めぐたんって魔法使えるの』でも下宿(シェアハウスだね)の管理人/大家のお嬢を演じてた。(福田雄一監督作品では「勇者ヨシヒコシリーズ」「今日から俺は !!」にも出てる)

『執事・西園寺の名推理』での、上川隆也と共にに奥様に仕えるメイド長も印象的だね。

エプロンがこれほど似合う現代人は池谷のぶえさん以外はそういないぞ。

 

酒呑童子の毎熊克哉さんや、ぬらりひょんの大倉孝二さんの出番はまたこれからいっぱいあるんだろう。

楽しみだ。

 

酒呑童子は御伽草子に出てくる鬼だ。安倍晴明とかも関わってくる。源頼光とか渡辺綱ってとか出てくるのだが、酒飲ませて寝込み襲ってって全然フェアじゃないの。

だからかな、桃太郎にしても金太郎にしても、鬼を成敗した話って昔からなんか嫌いなのよね。

ちなみにどうでもいいことだけど金太郎=坂田金時(坂田公時)は頼光四天王の一人だが、マサカリ持って熊にまたがってた馬鹿としか思ってないから。

この話はどう今回絡んでくるのかな。

 

ぬらりひょんを大倉孝二さんが演じるのは、いかにもって感じで適役だ。似合いすぎ。

あの飄々とした感じは、ぬらりひょんの「あれ?確かそこにいたような気が・・・」って感じと一緒だ。あったことないけど。

でもさ、なんでぬらりひょんって、妖怪の総大将なんだろう。つかみどころがないからか。

実はフリーザのように「私の妖力レベル(戦闘力)は53万です」とか、形態を変えたら強くなったりするのかな。

 

コロナ禍で、アマビエがブームになったが、日本は妖怪の国。

一反木綿、塗り壁、ろくろっ首、砂かけばばあ、こなき爺・・・、どうも『ゲゲゲの鬼太郎』のおかげいうか、せいというか、妖怪ってなんか人間の敵っていうより、仲間って感じだよね。

各地の河童とか天狗もそうだものね。

日本全国その土地土地で、神様とか仏様の話と同じくらい、鬼とか妖怪とか幽霊の話があるもんね。

 

そう考えたら『妖怪人間ベム』は、日本ぽくないのよね。なんか西洋の話っぽい。アニメの絵柄もそうだし、実写版でも亀梨(ベム)杏(ベラ)福くん(ベロ)も外国っぽい風体だものね。

ちなみに妖怪のことを知りたければ、『妖怪の飼育員』(藤栄道彦)という漫画がお勧めだ。

 

まぁ、『地獄先生ぬ〜べ〜』でも『うしおととら』でも『夏目友人帳』でもいいんだけどね。

 

次週はお岩さんと並ぶ日本で有名なおばけの一人、番町皿屋敷のお菊さんも登場するぞ。

何回数えても皿が足りなのかな。

悲しい話は嫌だなぁ。

途中は暗くてもいいけど、第1話みたいにスカッとしたエンディングにしてほしいな。

次週ももちろん観る。


ジャニーズ抱き合わせ商法?

2020-07-28 18:25:07 | MUSIC/TV/MOVIE

この役者なんか下手だなぁと思ったらジャニーズの若手。

そんなことが最近多々ある。

 

『家政夫のミタゾノ』シーズン4。

TOKIO松岡が女性コスチュームで、家政婦(夫?)として働き、派遣されて行く家庭の先々で、家族の秘密を暴き崩壊させ解決するドラマで、先日最終回を迎えた。

日常で役に立つ家事小ネタが入ってたりして面白い。

このドラマはもう第4シリーズだが、過去のミタゾノ(松岡)と同行する家政婦が、清水富美加(第1シリーズ)、剛力彩芽(第2シリーズ)、川栄李奈(第3シリーズ)となぜか問題話題になっちゃう人ばかり。

第4シリーズからは飯豊まりえ。彼女の演技のヘタさはもうビックリものだが、彼女より下手なのが、Hey! Say! Jumpの伊野尾慧。

ドジっ子キャラとして第3シリーズから出ているが、なぜ使われてるのかよくわからない。正直言って要らないキャラだ。ジャンプファン狙いか?

彼の演技については以前、第3シリーズの際にボロカス書いたからここでは詳細は端折るが、今回も下手だった。だからか、現地(家)に派遣されるシーンはほぼ無し(ミタゾノは飯豊まりえを連れて行ってた)、画面に映るのはだいぶと減らされてた。

 

『BG〜身辺警護人〜』。

木村拓哉がボディガードとして依頼人を守る、カッコいいドラマだ。いよいよ次回が最終回だ。

第1章(前作)では警察のSPと民間BGの違い(対立)が描かれてたが、今回は買収され大手警備会社になったが、社長の仲村トオルと揉めて辞めて独立。斎藤工が転がり込んで、二人で依頼人を体を張って守る。

この第2章から新たに加わったのが市川実日子なのだが、彼女はいい。上手いし演技派だし、なんかほんわりとキムタクとの恋愛っぽいのも描かれてる(前妻・山口智子はどうなった?)。

ダメなのが道枝駿佑。

なにわ男子/関西ジャニーズJr.の彼は、キムタクが独立して立ち上げた「島崎警備会社)のはいってる雑居ビル1Fにあるカフェの店員役。

これがまた酷いんだ。ちょとしか出てこないくせに下手くそ。超をつけてもいい。

ある時は上から目線で助言(説教?)したり、ある時はダメ出ししたり、ある時は将来のビジョン語ったり。ウザさ100%撒き散らしてすぐ画面からいなくなるのは脚本通りかもしれないが、斎藤工と木村拓哉をもってしても彼の演技のフォローはできないようだ。

いや、もはや演技とか言えたレベルではない。棒読みとか空気読めないとかでもない。そもそもなんで彼はいるのだ?ってくらいだ。

 

『記憶捜査〜新宿東署事件ファイル』

ある事件で車椅子生活となった北大路欣也が定年後、再任用されその記憶力と捜査力で、事件を解決する刑事ドラマ。

このドラマには風間俊介が、元警視庁捜査第一課管理官で現在は北大路欣也から捜査のノウハウを学ぶべく刑事官として配属されたキャリアを演じている。

今回、7月27日にスペシャルドラマとして放送された。

今回初めて登場したキャラで、警視庁捜査第一課管理官として深澤辰哉(Snow Man)が出てきたのだが、これがまぁ笑ってしまうほど演技が下手なんだ。

風間俊介に対抗しようと何かと張り合うキャラで、手柄を早くあげよう(上にいいとこ見せよう)とする狡猾さや、融通の利かない堅苦しい管理官を演じよう、表現しようと必死なのはわかるよ。わかるけど、キャリア不足丸解りだな。こんなステレオタイプの管理官は、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2レインボーブリッジを閉鎖せよ!』の真矢みき以来だ。

 

『特捜9』

渡瀬恒彦の『警視庁捜査一課9係』を引き継ぎ、V6の井ノ原快彦が主演する刑事ドラマ。もうseason3となる人気作だ。

毎回14%くらいの視聴率で、先週の最終回視聴率は15.2%だったらしい。

このドラマに鑑識官として出てる宮近海斗。彼はは上手い。文句なしだ。ジャニーズJr.らしいが、彼は場も壊さないし、でしゃばりもしない。

何かと井ノ原に「佐久間くん、これ調べておいてくれるかな」と依頼されるのだが、違和感が全くない。

彼みたいなジャニーズなら全く問題はないのだが・・・。

 

ジャニーズは先輩が主演する(または出演する)ドラマに、バーターとして若手起用する契約でも結んでいるのかな?

抱き合わせ商法じゃないんだろうけどさ。

キムタク使うんなら、どうですか彼、若手だけどいい仕事しますよ。

大野くん使いたい、そうですか一緒に彼どうですか、今売り出し中、お安くしますよ。

そんなゲスの勘ぐりをしてしまうほど、なぜか出ているジャニーズの若手。

 

『未成年』や『沙粧妙子の事件簿』の香取慎吾。

『人間失格』の堂本剛。

『硫黄島からの手紙』の二宮和也。

『有閑倶楽部』の赤西仁。

『ラストソング』の本木雅弘。

他にもいっぱいいい演技をしてきた先輩がいる。

ジャニーズという枠を飛び越えた演技をしてきた先人たちがいる。

頑張ってほしいな。


小室と乃木坂46と浜崎あゆみ

2020-07-26 21:05:33 | MUSIC/TV/MOVIE

うわぁびっくり。っていうかやっぱり。

乃木坂46の新曲Route 246。

秋元康さんの呼びかけで小室哲哉が久々に作曲を手がける、と発表された時に感じていた不安が見事に的中。

ナンジャコレ。

 

 

これはデジャヴかタイムスリップか?

どこかでSAMが踊ってないか?

マークがDJしてないか。

見事に90年代で止まったままだ。

180度回って逆に今これが新しいのか。

いや360度回って原点回帰なのか。

 

小室サウンドといえばその通り。紛れもなくこれは小室ミュージックだ。

しかし乃木坂46のイメージはどこにもない。

従来のファンの持つ乃木坂イメージは見事にぶち壊してくれた。

それが狙いなのか?

これが新たな出発なのか。

よくわからん。

 

カラーエクステつけたり、ヘアティンセルつけたり、まるで韓国K-POPグループのようだ。

なぜわざわざあちらの真似をする。

今の若者はK-POP好きだからってか?

TWICEや虹プロジェクト(NiziU)では物足りないのか。

 

ファンが決めることだからまぁいいか。

 

そしてもう一曲。

またもや小室がしゃしゃり出てきた。

浜崎あゆみの新曲『Dreamed a Dream』

7月31日に発売されるニューシングルは、小室哲哉が作曲したそうだ。

 

で、アカペラバージョン(ピアノ伴奏付き)がネットにアップされた。

なんじゃこりゃ。

これまた90年代で止まっている・・・。

どうした、大丈夫か、これを求められてたのか?

 

浜崎あゆみといえば先日、愛する娘のことを歌ったバラード『オヒアの木』をリリースした。

「A Song for XX」で「一人きりで生まれて 一人きりで生きていく」と歌った浜崎も、母になって愛する我が子にために歌いたいのはわかる。

自身初の日本語タイトル詩をつけたことからも「この曲は今までの曲とは違うんですよ」感が漂う。

 

しかし、だめだ。

まったく声が出ていない。

 

浜崎あゆみといえば、今話題の「M」をはじめ、「SEASONS」「Dearest」「Forgiveness」「Voyage」「RAINBOW」「Who...」と数々の名曲がある。

個人的には「HEAVEN」が一番好きだ。いい曲だ。

これら珠玉のバラードに比べ、このオヒアの木はかなり劣る。

だめだ、全く声が出ていない。

メロディに乗り切れてないというか、歌いきれてないというか、突き抜けていないというか。

 

 

このオヒアの木、どこがいいのかさっぱりわからん。

自己陶酔の極致。

愛する我が子のために歌った曲なんだから、評価など求めてないのだろうか。

舞い降りた天使のために捧げるバラードってか?

 

 

ファンにも黙っていきなり出産した君。

今回もまたファンを置いてきぼりにしたね。

 

安室奈美恵も宇多田ヒカルも、あゆと同世代の歌姫は子供を授かってる。

二人とも生活感や母性は歌やステージには感じさせなかった。出さなかった。

別に同じにしなくていいけどさ。

 

なんだかなぁ。小室は90年代で止まったまま。

あゆは2000年代で止まったまま。

いいのか悪いのか。

まぁどっちでもいいか。


MIU404第4話 悲しき犯罪者

2020-07-23 21:47:29 | MUSIC/TV/MOVIE

刑事を名乗るのに“刑”の字が書けない。

特殊詐欺の“詐”が書けない。

 

今月7日に警察官を装い府中市の90代の老人からキャッシュカードをだまし取った男が捕まった。

まぁ、今時まだオレオレ詐欺とか給付金詐欺、還付金詐欺に引っかかる老人が多いのも問題だが、警察官を装った受け子がこんな字も書けない奴ってのも問題だ。

 

この21歳の男は90歳代の男性宅で「刑事課の特殊詐欺防犯係」と名乗ってたが、男性が連絡先を紙に書いて欲しいと言われたところ、

刑事の“刑”を“形”と書き、特殊詐欺の“詐”はごんべんしか書けなかったそうだ。こんな奴になぜ5枚もキャッシュカードを渡してしまったのか不思議だ。

学がないのは悲しいね。

だからこんなしょうもないオレオレ詐欺の末端出し子、受け子をさせられて利用されてるんだろう。

彼はどこで道を間違えてしまったのだろう。

 

MIU404。

一つのドラマでレビューを何回を書くのは稀なのだが書く。

このドラマには裏切られたから。

いや、誤解招くな、これじゃ。いい意味でね、裏切られたのよ。期待以上っていうかこっちが思ってた以上の展開なの。

 

第1話で派手なカーチェイスを見せてくれて、これは久々に往年の刑事ドラマの復活か?って思わせておいて2話目で早速裏切られた。

MIU404は、昨今の警察ドラマでしょっちゅう描かれる警察組織の腐敗や上層部の闇だとか隠蔽だとかじゃなく、ただ単に凸凹バディが痛快に事件を追うドラマかと思ってた。いや、俺が勝手に1話目でそう思ってしまっただけなんだけどね。

 

確かにバディもので事件を追うのはその通りなんだけど、毎回テーマがコロコロ変わる。

2話は一転して重いテーマ。

幼少期に父親にボロカス言われて育ったせいで歪んで育った男が起こした悲しい犯罪。いまいち犯人(これがまた下手なんだ)の過去にも動機にも同情できないし、人質に取られながら、過去に自分の息子を信じなかったゆえに亡くした事を悔やんでたから今度は容疑者を信じ、最後に裏切られる夫婦(片方は鶴見辰吾)の心情も理解できない。

 

なんかなぁ、これじゃない。

みたかったのはコレジャナイ・・・。

と、第3話見てから見続けるか見切るか決めようと思い観た話は前回書いた。

MIU404 3話目で野木亜紀子の本領発揮

 

第3話では、先輩の不祥事により廃部にされ走れなくなった陸上部の生徒が、警察へ110番をして駆けつけた警察官から逃げるいたずらを繰り返してた話。

野木さん脚本の『アンナチュラル』から大倉孝二と吉田ウーロン太がその役のまま登場し、さらに事件の黒幕で菅田将暉まで登場してきたことが話題となったが、この回のテーマは分岐点。

誰と出会い、誰と交わるか、ほんのちょっとの出会いやきっかけで犯罪に手を染めてしまうか、踏みとどまれるか変わる。

いたずら電話をかける役立った女の子が、本当に変質者に襲われた事を伝えられ踏みとどまった少年と、逃げてしまった少年。

 

この話を見て「あれ?これは俺が思ってた刑事ドラマ」とは違うぞと。

いい意味で裏切られたのだ。面白いのだ。

 

そして先週の第4話は、ほんのちょっと道を外れただけで、これまで何もいいことがなかった女の意地が描かれた。

 

女を演じるのは三村里江。

最初誰だかわかんなかったんだけど、以前ミムラって芸名だった女優だ。以前はお世辞にも褒められないヘタッピ〜な女優だったが、今回のドラマではサブイボが出るくらいいい演技。

今回の重要参考人の三村は、発砲事件の被害者。ガラの悪い男たちから逃げながら薬局に飛び込み、撃たれた銃創の薬と手当てを店主に要求する女。防犯カメラを睨みつけるように。そしてカバンには1億近いお金が。

 

彼女は以前夜の仕事をしていて、客にアフターで闇賭博場へ誘われた。そしてビギナーズラックで最初は勝たせてもらえるけどあとはドツボ、気がついたら多額の借金というおきまりのパターンにはめられた。夜の女はホストか博打でストレス発散、ただし借金まみれになるリスク大。

そして借金返済のために裏カジノで働いてたところに警察の手入れを受け、逮捕され、執行猶予付き前科がついた。テンピンの賭け麻雀なら許してもらえたのにな。

 

その後、安い賃金で働いていたPCショップが実はヤクザのフロント企業で、マネーロンダリングの片棒を担がされていたことを知った彼女は、ピンハネを始める。そして、それがバレて逃げていたのが今回の話。

そして最後に彼女は賭けに出る。

ほんのちょっとのボタンの掛け違いとか、間違った道の選択で何もいいことがなかった女の意地。

見事な脚本である。毎回上から目線で申し訳ないが、さすが野木亜紀子さんである。

 

ドラマ終盤、空港に逃げる彼女がバスの窓から外を見て何かに気付くシーンがあった。その時はてっきり追ってくる警察やヤクザの車を見つけたのかなと思ってたんだが、違った。

見事に裏切られた。

ドラマの最後に消えた一億の行方と彼女の最後の賭けが映し出される。

空港での銃撃戦を避けるため、エアポートギリギリでバスは本線を外れインターチェンジを降りる。

その横を(本線を)彼女の希望を乗せたトラックが走っていく。

映画のような見事なシーン。

派手な銃撃戦も、逮捕劇のアクションも、カーチェイスもないけど、このドラマは最高に面白い。

第4話を見終わった時、良い映画を見終わった時と同じ余韻があったよ。

 

今回、三村はほぼしゃべらない。取り調べも職質もされない。薬局で店主に「早くして」「お金ならいくらでも出すわよ(あれ?「あげるわよ」だったかな」とヒステリックに叫ぶシーンくらいだ。

それなのに彼女のこれまでの人生がわかる。何もいいことがなかった。どこで踏み外してしまったのか。そして戻そうと思って選んだ道も実は悪い方向へ向かうレールだった。

彼女の最後の賭けの意味が嫌いほどわかる。

 

人は彼女を見てこう言うだろう。「ツイてないね」と。

いや、人は彼女の人生を気にもしないかもしれない。気づきもしないかもしれない。

人がいっぱい交わっているのに無関係・無関心でいられるのが今の社会。

 

刑事の刑の字も書けないくらいの学力しかなく、詐欺の末端、一番捕まるリスクのある部分を請け負った彼は、どんな人と交わってきたんだろう。

SNSで「短期・高収入の簡単なバイト」という誘い文句に乗ってしまっただけなのか。

それとも数々の老人を食いものにして、平気でいられる悪党どもの手先として今までも動いてきてたのか。

奴らは多分こう言うだろう。

「どうせ老い先短く使い道のないカネを俺たちが使ってあげるんだ」「これは経済の活性化だ」と。

違うぞ、それは。

 

騙されるやつ、騙す奴。

知らない間に犯罪に手を染めてた奴。伊豆から犯罪に手を染める奴。

踏みとどまれた奴。流されてしまった奴。

 

分岐点はどこだ。

誰と出会い、誰と出会わないか。

気付いた時はいつも遅すぎる。

 

 

 


長瀬智也がジャニーズ退所

2020-07-22 19:27:04 | MUSIC/TV/MOVIE

TOKIOの長瀬がジャニーズを退所するらしい。

これまで何度か噂はあったがどうも本当らしい。

今夜ファンクラブ通じて発表があるらしい。

っていうか週刊文春、相変わらず情報早いな。盗聴器とかカメラとあちこちに仕掛けてるのか?って勘ぐりたくなるくらいだ。

 

来年3月いっぱいでとのことだが、どうなんだろう。

嵐が年内いっぱい、中居くんが年初に退所し、最近手越がいきなり辞め、生田斗真が結婚し、今度は長瀬かぁ。ジャニーズ、賑やかだねぇ。

 

残るTOKIOの3人は株式会社TOKIO(仮称)を設立するらしい。ジャニーズ傘下の子会社っていうより、社内独立法人みたいな位置づけかなぁ。

まぁ、こうでもしないと残りのメンバーも怪しいもんね。

新会社の社長は城島くんで、国分太一と松岡昌宏も株主になる予定だそうだ。

って、こんな情報どこから拾ってくるんだ?文春よ。お前らインサイダーでも楽勝できるな。

 

山口達也が脱退〜退所してから、グループとしてのTOKIOは存在してたけど、バンドとしてのTOKIOは活動してなかったからな。

彼は歌いたいのかな。

 

ここ最近、モデルやタレント、女優などが次々とお世話になった事務所を退所したり契約解除したり、なんか芸能界自体がそんな流れになってるのかな。

これって事務所の力が弱くなったというよりも、事務所に対しての不満や不安の方がお菊なったってことなのかなぁ。

なんかトラブル(不祥事やスクープ)あった時、事務所はタレントを守ってくれないって。

 

まぁ、事務所の力が強すぎるのもなんだが、あまりフリーみたいなのがいっぱいになってもなぁ。

樹木希林さんみたいに、受注発注ギャラの交渉まで全部自分でやっちゃうよって人ならいいけど。あの中居君でさえやることいっぱいで大変だけど、でも人雇うと責任が発生するし・・・ってなってる。

 

料理界でも美容界でも建築界でも、独立ブームはある。

雇われてるより、一国一城の主だって。

バブルの頃の不動産とか青年実業家ってやつもそうだし、ITブームの時のSEやプログラマー、最近ではYouTuberとかも個人事業主になるのかな。

まぁ、会社勤めや組織人として、人間関係に悩まされるより、自分らしく生きたいとかで独立すると痛い目見るけどね。

ほとんどの奴は失敗したり、こじんまりまとまったりするだけなんだけどね。まぁ、実際やってみなきゃわかんないし。

 

俳優でもタレントでも歌手でもアーティストでも、表現者なら組織は窮屈になるだろう。

でもね、お金の事や損得、段取りや関係を調整してくれるのが事務所だったするのよね。個人なら自分の代わりにそれしてくれるエージェント(代理人)選ばないとね。

そういった点ではアメリカとかの方が進んでるよね。

日本はなんやカンや言っても、まだまだ会社や組織、村社会だ。

 

頑張れ長瀬。

何がしたいのか何がやりたいのか、いまいちわからんが、ファンは応援してるぞ(多分)。

 

P.s.池袋ウエストゲートパークはサイコーに面白かったな。

 

 

 

 


若者叩き 横浜流星が新型コロナ感染

2020-07-21 23:32:32 | MUSIC/TV/MOVIE

横浜流星が新型コロナウイルスに感染し、入院したらしい。

横浜流星は舞台『巌流島』の稽古を終えての帰宅中に倦怠感を感じ、検温したら熱があってそのまま医療機関で検査したそうだ。抗原検査の結果陽性、PCR検査の結果はまだ出てないそうだが、新型コロナ感染だろう。

 

こうなると大変なのは関係者だ。大慌てと大わらわ。パニック状態だっただろう。

 

舞台はどうする。

巌流島は明治座で8月6日初演だ。

今ホームページを見たら中止になっていた。早い。

チケットはとうの昔に完売になっていたはずだが、残念だが仕方がない。こればっかりはな。もうこんな近々で代役立てるわけにもいかないし。

以前、天海祐希が病気で舞台を降りたとき、急遽宮沢りえが代役を買って出て、たった二日の稽古期間で完璧に演じたって伝説みたいな実話はあるけどさ。普通は無理。

 

新型コロナの感染予防のために、観客はフル入場じゃなくディスタンスをとった着席方式をとってただろうからね。それならもう無理せず中止にってことだろう。

つい最近「THE★JINRO-イケメンナンチャラカンチャラ」って舞台で、山本裕典をはじめスタッフ・観客・出演者諸々が感染しクラスターになったばかりだからな。

 

『巌流島』の関係者、スタッフ、キャスト出演者も含め、濃厚接触者の検査しなくちゃね。

W主演の伊藤健太郎は大丈夫か?

彼は今、映画「今日から俺は!!」の番宣で忙しい。ちょうど公開したばかりだ。彼がもし新型コロナに伝染ってるとなると結構厄介だぞ。

 

 

横浜流星は浜田美波とW主演の『私たちはどうかしている』(8月12日スタート)の撮影もしてたはずだ。

 

 

このドラマは老舗和菓子屋さんが舞台の少女漫画原作の実写化ドラマだが、先代当主役(故人)で鈴木伸之も出演してる。彼もまた映画「今日から俺は!!」に出てる。

 

どちらかが伝染ってたら橋本環奈や賀来賢人をはじめ、かなりの売れっ子俳優が検査しなければいけなくなる。

 

『私たちはどうかしている』には、佐野史郎、観月ありさ、山崎育三郎、高杉真宙、岸井ゆきの・・・

この人たちも他のドラマや映画の撮影に参加してるだろうし、さらにそこから・・・。

売れっ子俳優が感染すると厄介なのだ。

数珠つなぎのようになるかもしれないからね。

 

 

最近、東京が圧倒的に新規感染者が増えて、夜の街クラスターとか言われてる。

大阪も先日書いたとおりじわりじわりと増えている。まだまだ増えるだろう。

 

でもさ、若者中心にって書くの(報道するの)やめない?

そりゃさ、マスクしてない奴もいるし、飲み屋街で騒いでる奴もいる。カラオケボックスで感染しあってる奴もいる。

俺の地元駅のエレベーターで乗ってきた大学生四人組は、二人はノーマスク、一人はアゴマスク、唯一の女の子はマスクしてたが、まぁうるさいこと。人がいるの御構い無しで騒ぐ喚く喋る飛沫飛ばす。奴らにかけてるのはマナーとモラルと常識だ。

ようやく復活した阪急三番街の喫煙所でも、後から入ってきた3人が固まっていきなり喋り始めた。

タバコ吸ってるんだから当然マスクは外してるかずらしてる。で、吸い終わったらとっとと出て欲しいのだが、いつまでもしゃべってる。煙の害なんて今更だが、お前らの飛沫は吸いたくねぇ。

 

 

そりゃこんな状態なら感染るわって話だが、だからと言って「若者中心」とか「30代以下が過半数」とか言われてもなぁ。

ただの若者叩きでしかないのよ。

ただ、若者は緊急事態宣言解除後、すぐ「集まろうぜ」って鬱憤ばらしし、年配者は仕事場には行くけど飲み屋街にはまだ行かなかっただけだ。

奴ら(若者)は「感染しても若かったら重症化しないんでしょ」って思い込んでるからな。でも、そう思わせたのはマスコミメディアだろ?

 

それも数週間で元に戻りつつある。今後増えてくるのは年配者だ。間違いない。

そして子供だ。

その時報道はどうするのか?今度は年配者は何%ですってするのか?

そんなんどうでもいいよ。

 

若い横浜流星が感染した。

テレビ局も舞台も、スタッフや関係者は万全の消毒体制、感染防止策を取ってたはずだ。もちろん横浜流星くんも気をつけてたはずだ。

でも、それでも感染るときは感染る。

仕方がない。相手花粉より小さいウイルスだ。どこにでも付くし、どこからでも入り込む。

 

感染した人を責めてもしょうがない。罹りたくてなったわけじゃないからな。今は「お大事に」とか「ゆっくり養生して早く良くなってくれ」しか言えない。

もちろんあの行くなって時に沖縄までゴルフしに行っって感染したバカな俳優や、パックから刺身を会計前に取り出して食べるくらいで喜んでる迷惑YouTuberのようなアホや、アメリカかどっかでコロナ感染パーティして亡くなってしまった奴に対しては別だがね。

少なくとも感染予防をしていて、意識して、注意してたのになぜって人は、今はゆっくり休んでもらおうよ。

若者叩きしても仕方ないでしょ。

言っておくがNoマスク率はおっさんのほうが圧倒的に多いからな。

 

テレビ業界、映画業界、演劇業界、それぞれ大変だ。

Go Toどころじゃねぇ。

まだまだ広まるよ。まだまだ治らないよ。

もうしばらくリモートに戻しておいたほうがいいのではないかね。

 

 

ちなみに、若者の感染率が今高いのは、集団で騒ぐ喚く喋る飛沫すだが、もうひとつある。

手洗いだ。

しないのだ。

ひと昔前はトイレの後手を洗わないのはおっさんの代名詞みたいだったが、最近は若い奴。

本当手洗いしないのよ。

 

というのも、以前は手を差し込むと風が出て乾かしてくれるハンドドライアーが設置されてたが、今は感染防止の観点から使用禁止または撤去されてる。

このハンドドライアーの普及で、ハンカチを持ってない若者が多数になのだ。携帯電話の普及で腕時計をはめなくなった人が増えたのと同じく、ハンカチ不所持は増えた。特に男ね。

身の回りの若い男の人に聞いてみて。ハンカチ持ってる?って。

スーツ着てる人ならともかく、パリピ系の携帯電話と財布くらいしか持ってないような奴らはまずほぼ持ってないと思うよ。

 

今こそもう一度徹底しようよ。

三密防止とマスクと手洗い。

これだけでもかなりの感染防止になるはずだ。


小室哲哉が復活?

2020-07-16 21:56:39 | MUSIC/TV/MOVIE

図々しい。面の皮がかなり熱いのだろう。

小室哲哉。

乃木坂46の新曲『Route 246』の作曲で音楽界に復帰するらしい。

まぁ、好きにしたらいいってスルーしようと思ったのだが、

チョト待て!小室哲哉はなんで引退したんだっけって思い出し腹がたってきた。

 

確か不倫がばれて騒動になって、その追及を避けるために電撃引退って逃げたんじゃなかったか。もう表舞台には出ないって。記憶が曖昧で詳細不明だが、確かそんな感じだったはず。

確か2018年の初めの頃だったから、そんなに前の話じゃないはずだが?もう復帰?

ちょっとナメとりゃせんか?

 

人気の乃木坂46。センターは齋藤飛鳥。しかも作詞は秋元康。

売れる要素満タンの状態で、ぬけぬけと復帰。印税狙いか?まだ借金まみれなのか。松浦さんが肩代わりしてくれたのに返せてないからなのか。

誰も何も言わんのが不思議。

曲が良ければそれでいいじゃないかって?

そりゃもちろんその通り。小室の人格と音楽は別モンだからな。

 

俺は芸能人が不祥事起こすとドラマがお蔵入りになったり、ミュージシャンが不祥事起こすとCDが回収されたりするのが嫌いだ。毎回「アホちゃうの?」と書く。それならビートルズもストーンズも、勝新太郎もショーケンも全部お蔵入りにしてみろと。

 

だから不倫ごときでギャーギャー喚く奴、騒ぐ奴が大嫌い。不倫こそ当人や身内、関係者(制作/スポンサー)、ファンの問題であって、他の大多数はアカの他人で無関係なのだからな。それを面白がって叩きまくる今の風潮は大嫌いだ。

東出昌大だろうが原田龍二だろうが鈴木杏樹だろうが渡部健だろうが、俺には全く関係ない。(とはいえ仲間由紀恵ファンの俺にとって田中哲司の不倫はさすがにちょっとムカついたけどね)

木下優樹菜の電撃引退は実は・・・とか、本当どうでもいい。だって引退したんでしょ、ほっといてあげてよ。一般人なんだから。

 

って、一般人になったからと、もうマスコミもメディアも追わなくなる(追えなくなる)。

これがスキャンダル逃れの引退。

小室哲哉は確かこのパターンの引退だったはずだ。

 

もう禊は済んだのか?

不倫については関係ない人に謝罪とかせんでええけど、引退の撤回・現役復帰はまた別の話やろ。

なんか、こそっとしてて、どさくさ紛れっぽくて嫌。

 

確かに芸能界や音楽界において、引退っていうのは曖昧だ。

数年経ったらまた知らない間に出てきたりする人もいる。解散したバンドも知らん間にまた再結成したりする。まぁ、最盛期ほどは売れないんだが。

野球選手やアスリートの場合は、体力の限界やモチベーションの維持が困難になったなどが原因で引退する。現役の選手を引退し、指導者や解説者などになる。

したがってアスリートの場合はまた現役に復帰するのは至難の技だ。伊達公子くらいしかぱっと思い出せん。

あとはベトナム戦争の徴兵を拒否して、王者剥奪されて事実上引退同然にされたモハメド・アリの復活、キンシャサの奇跡くらいか。そういやマイク・タイソンも復帰するとか言ってな。

新庄剛志もつい最近復帰するとか言ってたけど、コロナ禍でうやむやになっちゃった。

 

アスリートに比べりゃ、芸能人やミュージシャンの引退撤回や復帰はまだ容易だ。

売れなくなったから「あの人引退したの?」って思われてる人も多いからね。

 

一度引退宣言した人がまた復帰するって、ちょっとみっともないってのもある。

 

人気絶頂期に「普通の女の子になりたい」と引退したキャンディーズ。メンバーが芸能界復帰する時はかなり騒がれた。普通の女の子になりたかったんじゃないのかってね。

でも彼女らは再結成したわけではない。ソロ活動でもキャンディーズ時代の歌を封印した。伊藤蘭がキャンディーズ時代の曲を歌ったのは解散から41年後だ。

 

同じく人気絶頂期にマイクをステージにそっと置いて去っていった山口百恵は、三浦友和の妻として支え表舞台へは出てこなかった。最近でこそキルト関係でちょこっとだけ取り上げられたが、芸能界復帰したわけではない。

 

平成の歌姫・安室奈美恵。引退宣言してから1年間壮絶なライブを続けて(噂では1000億売り上げたそうだ)、花火のように散って去っていった安室奈美恵は多分復帰しないだろう。出てこないだろうな、いくら持ち上げられても要望されてもね。

 

小室哲哉が彼女に書いた楽曲は数多くあるけれど、『CAN YOU CELEBRATE?』には驚かされた。

歌詞も変だし(つながりがない)、メロディはいきなり変わるし、変調するし。まるで数曲のストックを無理やりリミックスしてつなげたみたい。QUEENの『BOHEMIAN RAPSODY』みたいだ。しかし、紛れもなくいい曲である。名曲である。

 

小室哲哉の曲でもう一曲。

渡辺美里の『My Revolution』。これまたいい曲なんだが、こんな難しい曲もない。この歌をカラオケで歌ったらわかる。どれだけ音階上げ下げさせるねんってくらいしんどい。コード(音程)が取れない。

佐野元春のバックコーラスオーディションに来た彼女のソロデビューから、小室哲哉はずっと関わってる。

 

そんないい曲をかける小室哲哉を、そりゃ音楽業界がほっとかないのもわかる。

わかるよ。でもなぁ・・・。

ちょっと早すぎないか?

ちょっと適当すぎないか?

ちょっといいかげんすぎないか?

 

渡辺麻友が2年後に復帰したら、ファンはどう思うんだろう。「待ってました!」となるのかな。小室哲哉の復帰も「待ってました」って人が多いのかな。

 

とかなんとか言いながら、氷室京介が復活するらしいってニュースが入ってきてる。

これは嬉しい。

9月に発売される、B'zの松本孝弘のソロアルバム『Bluesman』。この中の『Actually』って曲でヒムロが作詞とボーカルで参加してるとのこと。

 

 

氷室の引退は耳が原因で、これまでのようなコンサートとかアルバム制作は無理!ってことで、ライブや通常の音楽活動からの引退で、曲作りやプロデュースなんかは続けて行くって言ってからね。(ヒムロ信者だからかなり贔屓目)

 

ヒムロとコムロとアムロ。

一度引退してからの復活はちょっと複雑だ。