みんなが気楽に楽しめるYouTube。
面白い動画や微笑ましいもの、説教じみたものから、やるなぁって演奏までいろいろアップされてる。俺もたまにハマって観るよ。あっという間に時間泥棒されるから困ったもんだ。
さて、そんなyouTubeに迷惑ユーチューバーというのが存在する。
アクセス数欲しさに人の迷惑考えず、自分勝手な行動を撮影してYouTubeにアップして喜んでる馬鹿のことである。
へずまりゅう。
今年5月、愛知県内のスーパーで、レジ終わってない会計前の刺身を店内で食べる動画をアップして捕まった馬鹿である。その前に滞在してた山口県でもバカ動画をUPしてたが、その時すでに新型コロナに感染してたらしく、山口県民及び逮捕時の愛知県警の警察官らが相次いで感染したことが判明した、本当の意味で迷惑な奴である。
こんなバカなやつのネット上の名前(登録名)を書くのも鬱陶しいので、本名の原田将太(原田)でこの後からは記載する。
原田将太という完全に名前負けしたかのようなこの迷惑野郎は、5月に大阪にも出没してたらしい。
知らない人のために少しだけアメリカ村(通称アメ村)を説明すると、大阪ミナミ、心斎橋エリアの若者に人気の場所で、クラブからレトロな喫茶店、ブランドショップから古着屋、輸入雑貨からハンドメイド品、ありとあらゆるものが混在するカオスなエリアである。
原田はそのアメ村にある衣料品店に知人男性と行き、購入したブランド品のTシャツが偽物じゃないかと因縁をつけ、返品を迫る動画をユーチューブに投稿。
大阪府警南署は威力業務妨害と信用毀損の両容疑で原田を逮捕した。Tシャツはほんまもん(正規品)だったそうだ。
どうだ、バカらしいだろう。くだらないだろう。
しかしこの話、これだけでは終わらないのだ。
各メディアは話題性のあるものは速報してくれるのはいいのだが、事件の顛末(発端〜なにしたか?とか)詳細がわからんうちにするもんだから、後々小出しになる。これもちょっと考えもんだ。事件によっては誤解を招きかねないぞ。推測や憶測が飛びかうぞ。それがいわれなき誹謗中傷を生むんだぞ、と。
大阪府警南署が原田とこの時一緒にいた(撮影してた)「わたきん」を名乗る男の身元の特定を進めていたところ、17日午前0時に大阪府警南署に本人が電話してきた。
同じくこんな奴を「わたきん」などと書くと鬱陶しいので、この先はすべて本名の吉本航(吉本)で書く。
吉本航(31)は原田(29)が逮捕されたことで「自分もやばいと思って出頭した」と話してるそうだ。
まるで新型コロナの給付金詐欺に加担した奴らみたいだな。事業主のための持続化給付金を対象外なのにそそのかされて申請して、100万受け取ったけど最近どんどん捕まっていってるの知って怖くなって自己申告してきてるやつと一緒だな。ヘタレだな。
今回の事の詳細(流れ)
原田は5月10日に「○○の黒人ぼったくりの店に凸撃してみた」とのタイトルでYouTubeに動画を投稿。
吉本が大阪市内の衣料品店で買った海外ブランドのTシャツに糸のほつれがあったとして、「返品してこようと思います」と動画の趣旨を説明し、店に向かった。
到着後、原田は店員を呼び出し「返品をお願いします」「偽物っぽいんですよね」と返品を要求。
店員は撮影を止めるように再三要求したが「(UP時には)モザイクかけます」などと従わず撮影を続けた。(アップされた動画はモザイクもかかってなけりゃ店の看板も晒されてる状態だったそうだ)
店員は吉本に正規品であることを説明し始めたが、原田は大声で「なんでぼったくってんすか」「偽物でしょ」「オラァ!」「クソ、ボケ」と恫喝したり奇声あげてた。
こんな話のわからん奴相手にさせられたこの店員は、ようしばかんかったなぁ。一昔前のミナミでこんなヤカラみたいな奴が店前でゴネたら、すぐしばかれるか、ケツ持ちのヤクザにどっかに連れて行かれただろう。インバウンド以降平和になったな。
しばらくして店を離れた二人は巡回中の警官を見つけ「黒人に服をぼったくられました」「一緒に返品をお願いします」と周囲に聞こえるほどの大声で叫んだそうだ。
警察官に消費者センターに問い合わせるように言われるも、「市民が騙されてるのになんで仕事してくれないんすか」と不満をぶつけたそうだ。
警察は民事不介入。それくらいこの馬鹿二人もいい歳してるんだから知ってるはずだが、常識どころか知識も持ち合わせちゃいないのだろう。
しかも先の店同様、カメラ回して警察官の顔などを終始撮影してたから「撮影を止めるように」と何度も言われても「あぁ、なんでですか」と挑発するような口調で返しカメラ回し続けたそうだ。
抵抗できないもんに対しては強気って、こんなバカが世の中で一番嫌いだ。事故や気象状況で電車が遅延してる時に駅員に怒鳴ってるバカとか、辺野古あたりで警護の警察官を挑発してるプロ市民とかね。
押し問答の末、「○○交番の警官、役に立たないです」「ボケ、オラァ」と警官に吐き棄てその場を去ったそうだ。
この警官もよく我慢したな。偉いぞ。俺ならすぐ警棒でしばくか、逆に難癖つけて公務執行妨害で連れてくな。
で、動画は「また行くぞあの黒人の店。覚えとけよ」で終わったそうだ。
文末に「そうだ」と書いてあるのは、動画を実際に見たわけではないからである。すでに削除されてて閲覧不可なため、メディア報道をつなぎあわせて記載した。
ここまででもツッコミどころ満載だが、この動画、さらに続きがある。
原田がYouTubeに投稿して2ヶ月後の7月22日に吉本が投稿。
吉本曰く
今回の動画は原田と共同企画として打診され撮影した。
原田から「大阪で黒人のぼったくり店を探してる」と打診され「じゃぁ、ミナミ(アメ村)にしましょう」と安易に考え企画が進んだ。
ターゲットになった店が悪徳業者である確証はなく、それっぽい店を見つけ、他の店も空いていなかったから突撃した。
原田も自分も「黒人の店はすべてぼったくりしてる」という概念があった。
だとさ・・・。
ひでぇ話である。いい迷惑どころがデッケェ迷惑である。
じゃぁその海外ブランドとやらのTシャツはどこで買ってん?よその店か?他の店で買ったんをこの店に持ち込んだんか?阪急で買った服を大丸に持ち込んでごねてんのと一緒やで。
「BLACK LIVES MATTER」どころではないくらいの黒人差別発言と偏見だな。こいつらにグローバルな視点での人種問題意識などないだろうけどさ、無知さゆえに一歩間違えたら大事に(国際問題にさえ)なりかねんよ。
大阪でペチモン(ニセモン)に1万1千円もの値札付けて売ってる店、多分無いぞ。誰も買わへんぞ。
「これ、いくらや思う?」『2万はすんなぁ』「甘いな、1980円(イチキュッパ)やで」『嘘!なんでやのん!!』「よう見てみ、シャネルやなくてチャンネルやがな」『それどこで見つけたん』ってな会話が日常茶飯事の町やぞ。中途半端に高いブランド品のペチモンやと絶対売れんよ。
だいたい、その海外ブランドTシャツとやらを買ったんは吉本やんな。じゃぁ、原田は何をイキってるんだ。
この5日ほど前に、大阪の飛田新地でカメラを回したバカもいた。こいつの名前などどうでもいい。ただの迷惑配信者=バカと呼ぼう。
飛田新地といえば日本最大級の遊郭の名残を残す建物が残ってる大阪通天閣・新世界のそばにある性の歓楽街。怪しげな雰囲気、座布団だのチョイの間だの独自の隠語とルールの存在する場所。
ここは京都の舞妓はんと同じく撮影禁止だ。街の風景もプライバシーの観点から動画はもちろん写真撮影も禁止である。
働く女性と客、双方を守る町のルールだが、これを平気で「そんなルールはないんで」と自分ルールで撮影したのだ、この馬鹿は。
「ここは天下の公道」と町のルールより法律が優先と言わんばかりの正論を言ったこのバカ。
撮影を止めさせようとした女性に「悪い風習はぶち壊さなきゃいけない」とか、挙句には「みんなの観光地でしょ」と勘違い発言したかと思えば、今度は「あなたたちの私有地なんですか?」と屁理屈主張。
最後は通報され、警察官が来たらしいが・・・。
こんなバカも以前なら、シマ荒らしだ!って速攻ケツ持ちの怖いお兄さんがたが飛んできて、身柄さらっていっただろう。
路地裏で身ぐるみ剥がされ血まみれで倒れてるくらいならもうけもん。下手すりゃ大阪湾に浮いてるか箕面の山に埋めれてても別に不思議じゃない。
なんか甘くなったなぁ。
なんかなぁ。暴対法とかで暴力団を締め出したはいいけど、そのせいで半グレが悪事を働き、バイト感覚で年寄り騙し、しょうもない奴がヤクやハッパをさばき、中途半端な奴が我が物顔でのさばるようになっちゃった。
昭和の頃は肩が当たったら因縁つけられるから、不用意にぶつからないように注意して歩いてたのに、今じゃ一般人がスマホ見ながら歩いてて平気でぶつかってくる。
ましてや街中を動画撮りながら歩くYouTuberが我が物顔でのさばってるなんて世も末だ。
撮っちゃいけない、やめてくれと言われてもやめないYouTuber。マイルールや謎ルール主張するYouTuber。
もはや教師を責め立てるモンスターペアレンツや、店に難癖つけてゴネてる暴走老人が可愛く思える。
店や人と平気でもめて、論点がかみ合わずとも自分の意見だけを押し通し、会話に詰まるとボケとかクソとかすぐ言って逃げて、人を小馬鹿にするくせにガキみたいな屁理屈言ってることには気付かず、自分の正義をあくまで主張してネット上に平気であげる。
あれ?なんか餃子店でマスクしてないから入るなって店長に、屁理屈でゴネてたホリ●モンって奴もいたなぁ。
警察官に食ってかかり、抵抗できない(対抗できない)ことをいいことに挑発して優越感に浸る馬鹿。
民事不介入の原則を無視して「なぜ捕まえないんだ」。自分に都合が悪くなったら「法的根拠を示せ」。おきまりの常套句は「俺たちの税金で食ってるくせに」。
あれ?つい最近、大阪に関係ないのに大阪都構想反対の演説をミナミでして、演説中止を求める警官ともめてた山本●郎って馬鹿もいたなぁ。
ちなみにこの演説時、山本は警察官にマイクを渡そうとしたり、「許可得てるか」の質問に『いりません、道路交通法77条に基づいてる』と無理やりな法解釈主張してみたり、そのくせ「法律も犯してないのに公権力を使って表現の自由を侵している」とか嘆いて同情かってみたり、挙句には「独り言をマイクが拾ってる」と下手な言い訳する始末。今時ヤクザでも使わん手口。
迷惑ユーチューバーだけでなく、こんな迷惑な奴等を取り締まれる法律はないのか。作れないのか。作るとなんか問題があるのか。
でもさ、映画館とかでは映画を撮影したりは法律で禁止されてるし、コンサートやイベントでも撮影禁止ルールはある。温泉や銭湯の刺青客お断りとかと同じく法的強制はなくてもみんな守ってる。守らない奴は強制退場や入店禁止にされたりする。
同じように街中や店舗内で撮影禁止とされてたりしたら、そのローカルルールは守らなくてはいけないんじゃないか。
それがこんなルールさえ守れない迷惑YouTuberとかは、シバイていいとか、カメラ壊してもいいとか認めてくれないかなぁ。