大相撲3月場所、稀勢の里が優勝した。
稀勢の里は12日目まで全勝。絶好調だったが13日目の横綱・日馬富士との取組みで左の肩から腕にかけて負傷して初黒星を喫した。
出場さえ困難だろうと言われてたが、翌日の14日目も出場。
多分横綱昇進の際に「昇進後の場所での成績が」などと言われてたせいじゃないかな。
しかし14日目の横綱・鶴竜と対戦は、やはり左腕が全く使えず負けた。
でも、15日目の千秋楽では、勝ち星で並ぶ照ノ富士を破って勝った。
満身創痍で挑んだ千秋楽での勝利に、マスコミやメディアはこぞって「「奇跡の逆転優勝」と報道して美談にしてる。
怪我をして戦える状態じゃないのに、それでも戦うことを諦めなかったと。
こういう話はマスコミ、いや、日本人は好きだ。
漫画やドラマ、映画やアニメでも、これらの話はかなり多い。
もう戦える体じゃない、動ける体じゃないのに、それでも戦いに挑む。周りの人は無茶だと言う。もう体はボロボロだ。彼女は「ヤメテ」と言う。友は「無茶だ」と言う。それでも何かに突き動かされ圧倒的不利な戦いに挑む。
これこそ日本人が好きなシチュエーションだ。
「俺がここで食い止める」「俺のことは構わずに、先に行け!」「あいつによろしくな」「必ず後でいく」「せめて格好つけさせてくれ」
これら鉄板パターンと同じように
「そんなからで戦うの?無茶よ!」
『行かなきゃいけないんだ』
「死んじゃうよ」
『あいつが待ってるから』
定番と言ってもいい。
満身創痍で全身傷ついてても、主人公は戦う。戦地に向かう。
それはプライドだったり、強敵(友またはあいつ)が待ってるからだったり、愛する者のためにだったりする。
そして「みんなの声」「友の声」「愛する者の声」に後押しされ、見事勝利を収める。(その後死んじゃうパターンも結構あるけどさ)
しかし二次元の世界だけでなく、リアルなこの世界でも結構こんな「無茶だろう」という、周りの声をモノともせず・・・という話は多々ある。
そして傍観者は感動する。
アイススケートフィギュア男子の羽生結弦。
彼は2014年、上海で行われた中国杯。ショートプログラムで2位の羽生は、フリー演技前の練習時間に中国の選手と衝突し流血して倒れた。
それでも頭や腕などをテーピングと包帯で応急処置でカバーし、フリーの演技を見事滑った。結果、見事銀メダルを取った。
その後、顎7針、頭3針縫うほどの怪我だったそうだ。帰国後の精密検査の結果は、頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関節捻挫。全治2~3週間の重傷だった。
それでも羽生は出場は無理だろうと言われてた、次のNHK杯にも出場。何が彼をここまで突き動かしたのかはわからない。
プロ野球の金本知憲。
現在阪神タイガースの監督である彼は現役時代、2004年の中日戦でデットボールを受け、左手首軟骨損傷した。しかし、この翌日の試合で右手一本でヒット打つ。連続試合フルイニング出場の記録がかかってたとはいえ、まさかの出場、まさかの打撃に阪神ファンならずとも野球ファンは歓喜した。
2010年ヤクルトとのオープン戦前の練習中に、味方選手と激突して右肩棘上筋部分断裂という重傷を負った際も金本は試合に出続けた。でも、犠牲フライをホームに返球できなかったり打率も低迷したからか、自ら申し出て連続試合フルイニング出場の世界記録は1,492試合で止まった。この潔さも日本人の好きな武士道に通じてる。
サッカーの中山雅史。
三浦知良と並び日本サッカー界のレジェントと称される。
1998年FIFAワールドカップに日本は初出場した。大会予選で敗退したものの彼は3試合すべてスタメンで出場。ジャマイカ戦ではW杯日本人初ゴールを決めた。実はその試合で彼は骨折してたのだがフルタイム・試合終了まで走り続けたことは、サムライ・ブルー/日本代表としての誇りと魂の象徴として、今も語り草になっている。
日本人はこんな話が大好きなのだよ。
死ぬのがわかっていながら戦地に赴く武士のように、無茶を承知で戦いの場に赴く選手には応援せずにいられないのだ。
何が彼らを突き動かすのか、なぜそこまで頑張れるのか。
ところがどうだい。
最近ではえらく軟弱な意見が席巻してるじゃないか。
無理をさせてはいけない。
将来のことを考えるべきだ。
危険は避けよう、安全優先。
もし事故があったら管理者、運営側の責任追及するぞ。
運動会での組み立て体操は危険だからやめさせよう?
仲間と一緒に難しいことを成し遂げる喜びを、安全じゃないの一言で廃止にしようとする。
優劣つけたらかわいそうだと、運動会で一等賞とかが無くなっただけでも腹たつのに、どこまで甘やかしたいんだ?
学校の授業での柔道や剣道は廃止にしよう?
事故が起こる可能性が高い、危険だからだとさ。
闘争心もそうだが、護身もできない奴らを作って、それで社会人になったとき大丈夫か?
水泳の飛び込みも危険だとか言い出して廃止にさせようとしている。北島康介が聞いたら怒りそうだ。
クラブ活動は学校教育の一つだから、無理をさせてはいけません。
頑張らさせてはいけません。
努力させてはいけません。
みんなが楽しめるようにするべきです。
なんじゃそりゃ。
高校野球も授業の一環だとか言う。
将来のことを考えて無茶をさせてはいけません。
千本ノックや居残り練習なんてしてはいけません。
体罰や連帯責任なんて許しません。
灼熱の甲子園で連続で登板させるなんて絶対ダメです。休養日を設けるべきです。
こんなことを言ってるから、プロ野球でも
投手は中4日は空けるべきです。
疲労を感じたら交代させるべきです。
選手がベースにスライディングしてはいけません。
本塁上でクロスプレー、ぶつかってはいけません。
危険です。
挙げ句の果てには試合時間短縮しようとかまでしてる。
しんどい時に歯を喰絞って、力の限り立ち向かったことのない奴が、安全なところでルールを決めていく。
無理をおして戦買う人を、画面の中で見て感動したりしてるのに。
その一方で根性論は古いとバカにする。否定する。傍観者なのか。
無理をさせない=限界を引き延ばすことをさせない。
それで、この先そいつらは困難が出てきた時に立ち向かう術を持てるのか?
いや、無理だろうね。
職人だろうがアーティストだろうが歌手だろうが俳優だろうが、農業や漁業でも働く人は労働者だから労働法を準じて守るべきだ。
とにかく何でもルールに当てはめようとする。
それでいて伝統技術が衰退したとか、後継者不足だとか他人事のように言う。
残業が多ければブラック、賃金が安ければブラック、断れない仕事を振られたらブラック。
8時間労働で無理をしないで働ける環境を経営者は確立すべきだと叫ぶ。従業員・雇用者には努力や個別能力での賃金差は否定して、経営側には努力をしろ、平等に扱え、労働法を尊守しろと強制する。
まるで共産主義者のように。
イチローやダルビッシュ有の活躍は、「奴らは選ばれた人だからできるのさ」と思って自分を慰めるのか。
AKB48やEXILEのメンバーには、「私だって(僕だって)その気になればいつだってなれるさ」と嘯くことでプライドを保つのか。
スラムダンクやドラゴンボール、ワンピースや銀魂、JOJOを見て感動してても「所詮漫画の世界だからな」と言うのか。
満身創痍で戦った稀勢の里、怪我をおして出場した羽生や金本などに感動はしても、自分はできないしやらないからか。
怪我を押して活躍した選手に感動するより「「安全管理はどうなってるのだ」とか「運営側の責任は重い」とか「潰す気か」などとSNSで言う。
安全なところから理想論を言う奴にらは、限界に挑む奴らの気持ちは絶対わからないだろうか。
自分にはできない、自分はしたくないを、「子供達のために」「選手のために」を大義名分として否定する。
努力はさせないと努力したことがない奴が言う
根性論は否定すると根性のない奴が言う。。
体で覚えろは体罰だと体で覚えたこともない奴が言う。
見て覚えろはナンセンスだとマニュアルで育った奴が言う。。
これでこの先日本は大丈夫なのか?
稀勢の里は12日目まで全勝。絶好調だったが13日目の横綱・日馬富士との取組みで左の肩から腕にかけて負傷して初黒星を喫した。
出場さえ困難だろうと言われてたが、翌日の14日目も出場。
多分横綱昇進の際に「昇進後の場所での成績が」などと言われてたせいじゃないかな。
しかし14日目の横綱・鶴竜と対戦は、やはり左腕が全く使えず負けた。
でも、15日目の千秋楽では、勝ち星で並ぶ照ノ富士を破って勝った。
満身創痍で挑んだ千秋楽での勝利に、マスコミやメディアはこぞって「「奇跡の逆転優勝」と報道して美談にしてる。
怪我をして戦える状態じゃないのに、それでも戦うことを諦めなかったと。
こういう話はマスコミ、いや、日本人は好きだ。
漫画やドラマ、映画やアニメでも、これらの話はかなり多い。
もう戦える体じゃない、動ける体じゃないのに、それでも戦いに挑む。周りの人は無茶だと言う。もう体はボロボロだ。彼女は「ヤメテ」と言う。友は「無茶だ」と言う。それでも何かに突き動かされ圧倒的不利な戦いに挑む。
これこそ日本人が好きなシチュエーションだ。
「俺がここで食い止める」「俺のことは構わずに、先に行け!」「あいつによろしくな」「必ず後でいく」「せめて格好つけさせてくれ」
これら鉄板パターンと同じように
「そんなからで戦うの?無茶よ!」
『行かなきゃいけないんだ』
「死んじゃうよ」
『あいつが待ってるから』
定番と言ってもいい。
満身創痍で全身傷ついてても、主人公は戦う。戦地に向かう。
それはプライドだったり、強敵(友またはあいつ)が待ってるからだったり、愛する者のためにだったりする。
そして「みんなの声」「友の声」「愛する者の声」に後押しされ、見事勝利を収める。(その後死んじゃうパターンも結構あるけどさ)
しかし二次元の世界だけでなく、リアルなこの世界でも結構こんな「無茶だろう」という、周りの声をモノともせず・・・という話は多々ある。
そして傍観者は感動する。
アイススケートフィギュア男子の羽生結弦。
彼は2014年、上海で行われた中国杯。ショートプログラムで2位の羽生は、フリー演技前の練習時間に中国の選手と衝突し流血して倒れた。
それでも頭や腕などをテーピングと包帯で応急処置でカバーし、フリーの演技を見事滑った。結果、見事銀メダルを取った。
その後、顎7針、頭3針縫うほどの怪我だったそうだ。帰国後の精密検査の結果は、頭部挫創、下顎挫創、腹部挫傷、左大腿挫傷、右足関節捻挫。全治2~3週間の重傷だった。
それでも羽生は出場は無理だろうと言われてた、次のNHK杯にも出場。何が彼をここまで突き動かしたのかはわからない。
プロ野球の金本知憲。
現在阪神タイガースの監督である彼は現役時代、2004年の中日戦でデットボールを受け、左手首軟骨損傷した。しかし、この翌日の試合で右手一本でヒット打つ。連続試合フルイニング出場の記録がかかってたとはいえ、まさかの出場、まさかの打撃に阪神ファンならずとも野球ファンは歓喜した。
2010年ヤクルトとのオープン戦前の練習中に、味方選手と激突して右肩棘上筋部分断裂という重傷を負った際も金本は試合に出続けた。でも、犠牲フライをホームに返球できなかったり打率も低迷したからか、自ら申し出て連続試合フルイニング出場の世界記録は1,492試合で止まった。この潔さも日本人の好きな武士道に通じてる。
サッカーの中山雅史。
三浦知良と並び日本サッカー界のレジェントと称される。
1998年FIFAワールドカップに日本は初出場した。大会予選で敗退したものの彼は3試合すべてスタメンで出場。ジャマイカ戦ではW杯日本人初ゴールを決めた。実はその試合で彼は骨折してたのだがフルタイム・試合終了まで走り続けたことは、サムライ・ブルー/日本代表としての誇りと魂の象徴として、今も語り草になっている。
日本人はこんな話が大好きなのだよ。
死ぬのがわかっていながら戦地に赴く武士のように、無茶を承知で戦いの場に赴く選手には応援せずにいられないのだ。
何が彼らを突き動かすのか、なぜそこまで頑張れるのか。
ところがどうだい。
最近ではえらく軟弱な意見が席巻してるじゃないか。
無理をさせてはいけない。
将来のことを考えるべきだ。
危険は避けよう、安全優先。
もし事故があったら管理者、運営側の責任追及するぞ。
運動会での組み立て体操は危険だからやめさせよう?
仲間と一緒に難しいことを成し遂げる喜びを、安全じゃないの一言で廃止にしようとする。
優劣つけたらかわいそうだと、運動会で一等賞とかが無くなっただけでも腹たつのに、どこまで甘やかしたいんだ?
学校の授業での柔道や剣道は廃止にしよう?
事故が起こる可能性が高い、危険だからだとさ。
闘争心もそうだが、護身もできない奴らを作って、それで社会人になったとき大丈夫か?
水泳の飛び込みも危険だとか言い出して廃止にさせようとしている。北島康介が聞いたら怒りそうだ。
クラブ活動は学校教育の一つだから、無理をさせてはいけません。
頑張らさせてはいけません。
努力させてはいけません。
みんなが楽しめるようにするべきです。
なんじゃそりゃ。
高校野球も授業の一環だとか言う。
将来のことを考えて無茶をさせてはいけません。
千本ノックや居残り練習なんてしてはいけません。
体罰や連帯責任なんて許しません。
灼熱の甲子園で連続で登板させるなんて絶対ダメです。休養日を設けるべきです。
こんなことを言ってるから、プロ野球でも
投手は中4日は空けるべきです。
疲労を感じたら交代させるべきです。
選手がベースにスライディングしてはいけません。
本塁上でクロスプレー、ぶつかってはいけません。
危険です。
挙げ句の果てには試合時間短縮しようとかまでしてる。
しんどい時に歯を喰絞って、力の限り立ち向かったことのない奴が、安全なところでルールを決めていく。
無理をおして戦買う人を、画面の中で見て感動したりしてるのに。
その一方で根性論は古いとバカにする。否定する。傍観者なのか。
無理をさせない=限界を引き延ばすことをさせない。
それで、この先そいつらは困難が出てきた時に立ち向かう術を持てるのか?
いや、無理だろうね。
職人だろうがアーティストだろうが歌手だろうが俳優だろうが、農業や漁業でも働く人は労働者だから労働法を準じて守るべきだ。
とにかく何でもルールに当てはめようとする。
それでいて伝統技術が衰退したとか、後継者不足だとか他人事のように言う。
残業が多ければブラック、賃金が安ければブラック、断れない仕事を振られたらブラック。
8時間労働で無理をしないで働ける環境を経営者は確立すべきだと叫ぶ。従業員・雇用者には努力や個別能力での賃金差は否定して、経営側には努力をしろ、平等に扱え、労働法を尊守しろと強制する。
まるで共産主義者のように。
イチローやダルビッシュ有の活躍は、「奴らは選ばれた人だからできるのさ」と思って自分を慰めるのか。
AKB48やEXILEのメンバーには、「私だって(僕だって)その気になればいつだってなれるさ」と嘯くことでプライドを保つのか。
スラムダンクやドラゴンボール、ワンピースや銀魂、JOJOを見て感動してても「所詮漫画の世界だからな」と言うのか。
満身創痍で戦った稀勢の里、怪我をおして出場した羽生や金本などに感動はしても、自分はできないしやらないからか。
怪我を押して活躍した選手に感動するより「「安全管理はどうなってるのだ」とか「運営側の責任は重い」とか「潰す気か」などとSNSで言う。
安全なところから理想論を言う奴にらは、限界に挑む奴らの気持ちは絶対わからないだろうか。
自分にはできない、自分はしたくないを、「子供達のために」「選手のために」を大義名分として否定する。
努力はさせないと努力したことがない奴が言う
根性論は否定すると根性のない奴が言う。。
体で覚えろは体罰だと体で覚えたこともない奴が言う。
見て覚えろはナンセンスだとマニュアルで育った奴が言う。。
これでこの先日本は大丈夫なのか?
野蛮な黄色い猿はまったく学習能力無いな
精神論で戦って負けたのでは無い。物量と資源で負けたのだ。だから最後は精神論で戦うしか無かっただけだ。
人のことを黄色い猿呼ばわりして学習能力ないと書き込む前に、まずお前が2338勉強しろ。甘やかされて育って、いつまでも甘えた理想論だけのエセ共産主義者よ。
的外れな意見言ってる生意気なおっさんってなんなのって思う。
自分が知恵遅れっていう自覚ないのかって思う。
時代遅れというならまだわかるが、知恵遅れという差別用語を平気で入れてこれるくらいだから、IQの低い常識っていうものがない人なのかもしれない。