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バーボングラス片手のロックな毎日

茂木健一郎よ、あいわらず何言ってるのかわからん

2020-11-05 23:09:51 | Talk is Cheap

以前もこのブログで書いたが、俺は茂木健一郎という男が嫌いだ。

この男が何を言ってるのか毎回理解できない。

そしてまた今回この男は、大阪都構想の住民投票を振り返りコメントを出しているのだが、これがまたさっぱり意味不明。

いちいちこんな脳学者(ちょっと狂ってるとしか思えない)のことなんかスルーしておけばいいのだが、こう毎回「何を言ってるんだこいつは」ってイライラさせられると、つい反論したくなる。

 

11月3日に茂木は自身のブログでこう書いた。

「大阪都構想の話は役者が皆個性的だし(松井市長、吉村知事、そして橋下徹さん)コメディにするには黄金の機会というか、海外のコメディアンなら喜んで飛びついてくるネタだと思う」

ね?すでに書き出しから「何を言い出すんだお前は」って感じでしょ。

 

大阪市民が真面目に考え、投票し、結果、反対派が今回も勝った。

賛成派も反対派も真っ当に戦って、住民も真面目に考えて、そして賛成が675,829票、反対が692996票で2015年に続き「やっぱり反対」の結果。

その住民投票をコメディにしなければいけないと彼は思ってるみたいだ。なぜこの機会を逃すんだって。

笑いにしなきゃいけない根拠がわからんし、笑いにされる筋合いもない。

言っとくわ。コメディアンがそんなん(住民投票)をネタに笑いにしたら、ちゃう意味で笑いもんになるわ。まずアホ扱いされるか、蔑まれるかやね。それ、ちょっとちゃうで〜って。なんか勘違いしとんなぁって。ふざけんなボケ!って炎上コースやね。

 

しかも、「海外のコメディアンなら喜んで」といつもの調子。

世の中にはびこる出羽守のように、こいつはいつも「日本はダメだねぇ、海外では」となぜか勘違いグローバル視点。

「俺は海外のコメディこそ本場だと思ってるんだよね」とか「日本のコメディは海外の足元にも及ばないよね」と、海外のコメディなんか知りもしないくせに「海外ではさぁ」と語るその浅はかなところは相変わらずだ。

って、その前に、お前見たことあんのか?本場のコメディ。どこで見た?

 

続いて茂木は書く。

「吉本さんがあるので大阪はお笑いの首都みたいになってるけど、特にテレビの媒体などでこういうのが取り上げられないのは不思議だ」

「そのかわりに、吉本の芸人さんで目立つのは権力に融和的というかどちらかというとそれを支持するような振る舞いで、それはコメディアンの本来の仕事ではないと思う」

 

う〜ん、これもどこからツッコんだらいいのやら・・・。

 

まず、吉本があるから大阪はお笑いの首都みたいになってるわけではない。この人は上方落語の“上方”の意味さえわかってないのかもしれない。

大阪には吉本だけでなく松竹新喜劇もあるんやで。天才・藤山寛美は知ってるよね?ミヤコ蝶々や京唄子、渋谷天外(今は3代目)などは知ってる?笑福亭鶴瓶やよゐこも松竹やで。

それになんか勘違いしてるみたいやけど、吉本や松竹があるから大阪人はボケたら突っ込むわけじゃない。もちろんガキの頃からそんな番組ばかり見て育ったからって言う人もおるやろうけど、今の若い子みたいに新喜劇見て育ってない子らはどう説明するねん?

それが大阪人の気質やねん。それが大阪人のアイデンティティやねん。知らんけど。

 

昭和44年から放送されてる「新婚さんいらっしゃい!」も、昭和63年からの「探偵!ナイトスクープ」にしても大阪の番組は素人参加型や。

新婚さんでも、依頼者でも、台本無しでいきなりテレビカメラ向けられても、大阪人ならそれなりにしゃべれるんよ。俺も何度かテレビは出させてもらったことあるけど、関西ローカルはほぼ全局、打ち合わせ5分、台本にはゲスト:「アドリブ」って書かれてる。こっち素人やで・・・。

1990年からやってる「痛快!明石家電視台」も、今はコロナ禍のせいでちょとスタイル変えてるけど、本来素人を集めて台本無しでフリートークや。ちゃんと笑いの落とし所わかってるんよ。

そして番組のMCやひな壇ゲストはそれを(素人のトークを)ちゃんとうまく拾って回す力量が求められるねん。だから、大阪の芸人ってかなりハイレベルや思うよ。

 

この茂木とかいう人が言う、

「そのかわりに、吉本の芸人さんで目立つのは権力に融和的というかどちらかというとそれを支持するような振る舞いで、それはコメディアンの本来の仕事ではないと思う」

ってまたダウンタウンとか批判してんの?また「ワイドナショー」に呼ばれて赤っ恥かいて、下手な言い訳して謝罪する羽目になるで。っていうか、もう相手にさえしてもらえんと思うけど。

そりゃダウンタウンや今田耕司とか、御堂筋何ちゃらとか万博アンバサダーとか、いろいろ大阪のイベントに呼ばれてやってるよ。それがあんたには権力に融和的って見えるんか?

 

ほんまにそうなら今回の住民投票の街頭演説の際、その気になりゃ、維新の松井市長や吉村知事は応援にダウンタウンを呼べたんやで。吉本の人気もんを使おうと思えば使えたんやで。大阪のイベントでちょこちょこ世話になってんねんからな。お前の言う懇意にしてるってやつやわな。

でもな、なんで呼ばなかったかわかるか?

フェアちゃうからや。

吉本芸人やタレントの力で票を集めても、それは本当の賛否の結果にならへんからや。大阪市の廃止や4つの特別区の編成を、タレント人気の票で左右させたら住民投票の意味がないからや。

なのに茂木よ、お前はコメディアンはそれを笑いにしろと。なぜしない、今がチャンスだろうと。

どこまでズレてんねん。寝言は寝て言え。

 

そして最後に、自分が支持するウーマンラッシュアワーの村本を絶賛し「彼こそはコメンディアンの本来の姿だ」と絶賛する。もはやカオスである。何がしたいのか、何が言いたいのかさっぱり俺には意味不明。

まぁ、いつものことだけど。

 

大阪都構想の住民投票を笑いにせなあかんと言う茂木。今がチャンスだという茂木。だから日本の笑いはダメなんだと嘆く茂木。海外ではとグローバル出羽守になる茂木。

お前、いったい何がしたいねん。わからんわ。

 

 

一応過去のこのおとぼけ老人・茂木の発言を改めて記載しておく。

以前に俺のブログに書いた内容。だいぶコピペした。(面倒臭いので)

 

 2017年3月3日ブログ

2月25日に茂木は自身のツイッターで「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、権力者に批評の目を向けた笑いは皆無。後者が支配する地上波テレビはオワコン」

さらに3月1日のtweetで茂木は「日本の『お笑い芸人』のメジャーだとか、大物とか言われている人たちは、国際水準のコメディアンとはかけ離れているし、本当に『終わっている』」

つまりこいつは3年前から全く思考が成長していないってことだ。この後「ワイドナショー」に呼ばれ、まっちゃんに突っ込まれ、しどろもどろになってたから懲りたかと思っていたのだがね。

 

 2018年10月10日のブログ。

茂木は四分のブログで「テレビが中田さんを干すのではなく中田さんがテレビを干す恐るべき時代」
何が恐るべき時代なのかはさておき、オリエンタルラジオの中田がテレビで干されてることについて書いてた。

中田をテレビが使わなくなったことに対して茂木は「テレビが中田を干すのではなく、中田がテレビを干してるのだぁ」って訳のわからない持論を展開。

彼曰く「日本だけでなく世界を視野に入れたり、若い世代をはじめ様々な文化に興味を持つ人への浸透、影響力を持つ人にとってはテレビはもはや唯一の選択肢にはなっていない。優先順位が変わってしまったのだ」。

そういや茂木よ、君もテレビに呼ばれなくなってるみたいだなぁ。干されたんじゃなくて、茂木がテレビを干してるんだよね。

 

 2018年12月29日のブログ。

2018年12月29日茂木氏は「政治的発言をしたタレントさんを干すってダサくないですか?(笑)」(原文ママ)というタイトルでYouTubeにアップ。

沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を中止をトランプ大統領に求める署名活動を呼びかけたローラを、高須院長が「僕なら(CMを)降ろす」とコメントしたことについて、またもや的外れなコメントをしてた。

タレントの政治的発言の是非はともかく、スポンサーや視聴者はどう思うかとかは理想論で押し通す茂木が、テレビの仕組みどころか世の中の仕組みを全然わかっていないことをボロカスこけおろした。

が、抜粋して書くのが面倒臭いので、興味のある人は下記のリンクバナーから記事読んでくれ。ごめん。

 

 2019年2月15日のブログ。

2月12日に当時の桜田五輪担当相が、白血病を発症した水泳の池江選手について、貴社の質問に答えたのだが前後が切り取られ、いかにも病気になった池江選手の体を気遣うことなく、オリンピックに出れないならがっかりだとか、オリンピックが盛り上がらんと嘆いてるように偏向報道された件。

茂木はリテラシーなしにマンマと引っかかり、「大臣までされてる方がここまで『公の場での発言』の訓練がされてないのは日本全体の問題」とまで言い切った。

これはマスコミの資質の問題であって、大臣の資質の問題では全くない。さらに言えば『公の場での発言の訓練』ってなんだ?って話だ。

大臣はそういう特殊訓練を受けて、どこかの独裁国家の幹部のように、判で押したような言葉以外は語らないようにしろと茂木は言いたいのか。

 

茂木健一郎。

やっぱり俺はこの男が大嫌いだ。

あとさぁすぐに「世界では」とかいうのもやめてね。
ここは日本だ。

 

とんでもない勘違い野郎、茂木健一郎が嫌いだ

2017年3月3日のブログ

やっぱり茂木健一郎が嫌いだ

2018年10月10日のブログ。

またもや的外れな茂木健一郎と勘違いなウーマン村本

2018年12月29日のブログ。



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