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台風10号が近づいてる。
間も無く九州のほぼ全域が風速25mの暴風域に入るだろう。
しかし、いつも思うことなんだけど、なんでギリギリになって買い出しに走るかなぁ。
カップ麺、乾電池、水、カセットボンベ、養生テープなど。
これだけ地震や水害がしょっちゅうおこってるのに、なぜ備蓄していない。学習能力がないのか?
嵐が去った後に水は飲んで、缶詰や乾麺などは全部食べちゃうのか?ローリングストックにさえならんな。
で、また「大型台風が来るぞ」とか言われたら慌ててまた買いに行くの?で「無い!無い!」って騒ぐの?
ニュースではスーパーやコンビニで、これらの商品がなくなった棚を映してる。
懲りないやつらだ。
マスコミがこれを放映することでますます危機感が強まり、備蓄してる人まで「念のために」と買い出しに行ったりするだろう。
コロナ禍の際のトイレットペーパーや消毒液と同じね。マスコミもいい加減学習しろよ。バカじゃ無いんだから。
しかもここ最近の気象ニュースは大げさである。
「数年に一度の」、「数十年に一度の」、「50年に一度の」、「近年稀に見る」、「体験したことのない」・・・まるで映画の宣伝文句みたいだ。
どんどんスケールアップして恐怖心を煽るのは、大げさに予報しておいた方が、もし当たったら「ほらね」と言えて、被害が少なかった時には「大したことなかってよかったね」ってなるからだろうか。
これを「例年並みの強い台風だから警戒を」とか「ゲリラ豪雨が来るよ」くらいだけで言ってると「こんなにひどいとは言ってなかった」「もっとちゃんと気象予報出すべきだ」「気象庁はなっとらん」「あの気象予報士を辞めさせろ」などとクレームの山になるの恐れてるのかな。
これじゃ適当なこと言ってる藪医者と同じだ。
「余命3ヶ月です」って言っておけば、患者が半年生きようが、1年以上生きようが、「いやぁ、大した生命力です」で済むもんね。
これを「余命1年」って言ってて半年足らずで病状が悪くなって亡くなられたら、遺族に「1年は生きれるって言ってたじゃないですか〜」などとクレーム言われてしまうからな。安全策で短く言うのだろう。
気象情報も一緒。
「50年に一度の強い大型台風」とか言っておけば、とりあえず自分の身は自分で守れよ、言ったからな」って責任逃れで着るつもりでいるらしい。
で、肝心の一般市民はというと、あいかわらずギリギリになって買いに行ってたりする。
「どこにも電池が売ってなくて困った」とか「養生テープが売ってなくて、風で窓ガラスが割れないか心配です」とかインタビューに答えてやんの。
こんなん言ってる人(バカ)はテロップで「これだけ地震や自然災害が来るのに危機感のない人」とか「常に防災を意識してストックができない人」とか付けれないものかね。
マスクやイソジンみたいに、或る日突然市場から消えてしまったのなら仕方がないが、パスタやラーメンなどの乾麺や、水、電池、ボンベなどは普段売ってるし、そんなにすぐ劣化したり賞味・消費期限が来るものでもない。
多分こんな人は、防災グッズをひとまとめにしてリュックに入れてたり絶対してないんだろうな。
ビニールシート、乾電池、ライト、ナイフやハサミ、絆創膏や救急用品、工具、トイレットペーパーなど、まぁ家のどこかにあるだろうから大丈夫くらいなもんかね。
9月1日が一応「防災の日」だったのだが、なんの教訓にもなっていなんだなぁって、台風10号のニュースを見てつくづく思う。
言っとくぞ、自衛隊は救急災害復興支援組織ではないぞ。あれは日本を守る国防組織だ。
瓦礫を取り除いて道を作るノウハウも、基本戦場を想定してる。
救助活動やけが人の搬送も、基本戦場を想定している。
道を作り、捜索し、炊き出しから風呂まで設営できるのも、戦場を想定してるからだ。
災害時には自衛隊が来てくれるから大丈夫だ、などと気軽に思わないほうがいい。
自分の身はまず自分で守れ、
電気がなけりゃスマホもパソコンも何の役にも立たんぞ。
せめて数日は生き延びれる準備くらいは各家庭、各自でしておけ。
災害時の鉄則。
人に構わずまず自分が逃げろ、自分の安全を確保しろ、自分が生きることを優先せよである。
いつでも人が助けてくれると思ったら大間違いだ。危機感を持てよ。
防災ってそういうもんだ。
平和ボケも大概にしとけよ。
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