夢の超特急。新幹線は昔そう呼ばれていた。
歌もある。著作権協会に睨まれたくないから歌詞は省くが、歌っても聴いても楽しい歌だ。
この歌を聴くたびに「いつかは僕もひかり号に乗りたいな」と思った。だって、びゅわーんと走る超特急だよ。誰でも乗りたいだろ?
石森章太郎のサイボーグ009のコミックス第二巻で、009が新幹線と並走して走ってて、「あれに一度乗りたいな」ってつぶやくシーンがある。その後「ああ、もうたまらないや」「切符をもってないから悪いけど」「ちょっと乗せてもらおう」って新幹線の屋根に飛び移る。そして「わぁ、やっぱりすごいや」って屋根に腰掛けながらつぶやく島村ジョー。前後の緊迫した戦闘シーンの合間に描かれたこのシーンを見てますます新幹線に憧れた。新幹線車両の屋根にはさすがに乗れそうにないけどさ。石森章太郎も乗りたかったんだろうな。石森章太郎は宮城出身だからね。当時はまだ東海道だけで東北新幹線は無かったからね。
初めて新幹線に乗ったのは小学生の頃。夏に母の田舎に帰るのに使った。それまでは特急電車。新幹線に乗れたのは親父のボーナスが思った以上に出たのか、乗車時間の短縮の為かよくわからないが、初めて乗ったときはドキドキした。発車してしばらくするとぐんぐん加速していって、凄く早いのにビックリした記憶がある。窓の外の景色が一瞬で後ろに吹っ飛んで行く。今まで見たいにのんびりと景色を楽しむというよりは次々と現れる新しい景色に驚くと言った方が早いか。
窓の景色に油断してると新幹線同士がすれ違う時の音にビックリする。これでよく窓が割れないななんて考えたりね。窓があけれない理由はこれかぁ~と勝手に判断したり、これは凄く頑丈な窓なんだろうなって感心してたり。実際、車内とホームでの会話は全く不可能。よくドラマの印象的なシーンに使われてる恋人同士の別れのシーンならロマンチックなんだろうが、親戚の見送りだとただの読心術でしかないけどね。
座席の広さにビックリ。車両の揺れのなさにビックリ。停車駅の少なさにビックリ。ビュッフェ(当時は食堂車があった)にビックリ。ビックリしてるうちに目的地に着く。ちょっと残念。でも、これで友だちに自慢できる。「へへん、僕は新幹線に乗ったんだぞ」って変な優越感。あの頃の新幹線にはそれくらいの神々しさがあった。「飛行機に乗ってグアムに行った」にはちょっと勝てないが(そんなブルジョアは身の周りにはいなかった)、「新幹線に乗った」は「家にカラーテレビが来た」とか「江夏と田淵と一緒に写真を撮ってもらった」とかと一緒のレベル。大袈裟じゃない、そのくらい当時の子供のあこがれだったのよ、新幹線。
あれから何回新幹線に乗ったんだろう。一時期は毎週のように乗っていた。もし新幹線にマイレージがあったら、日本一周分の乗車チケットくらい落にたまってたんじゃないだろうか。今や九州、北陸にも新幹線は走り、そしてはいずれは北海道も開通しそうだ。リニアはいつできるんだ?これも楽しみ。
この新幹線。何より凄いのは地震や台風等や突発的なトラブルの場合を除き、基本的に絶対時間どおりに発着する事。これって凄い事だよ。ヨーロッパのエクスプレスなんて30分遅れとか1時間遅れとかはしょっちゅう。下手したら3日遅れとかあるもんね。忙しいビジネスマンや芸能人が新幹線を頼りにするのもわかる。飛行機なら大阪-東京は1時間(空港までの移動時間や空港で待ったり、到着後の目的地への移動時間は別にかかるが)で新幹線は2時間半だけど、この「時間に正確」ってのはありがたい。
そして特筆すべきは開業以来、1964年の開業して以来、乗車中の乗客が死亡する事故は発生していない事。(1995年の三島駅乗客転落事故は除く)これは世界に誇れる事だと思うし、
最近は新幹線によじ上って感電死したり、線路に寝転んでたりする馬鹿もいるが、これは事業者側の責任事故ではないし、新幹線の運行や車両システムとは関係ない事故。新幹線の安全性に関しては非常に高い。実際世界各国への高速鉄道への売り込みに有利になっている。
なのに、今日(2015年6月30日)東海道新幹線放火事件が発生したというニュースが飛び込んできた。
自分でポリタンクの油のようなものをかぶり火をつけた男。焼身自殺を図ったのか?避難した乗客で、一酸化炭素中毒で倒れたとみられる女性の計2人が死亡した。悲しいニュースだ。
何故この男は新幹線で焼身自殺をしたのかとか、巻き添えになった女性はどこに座ってて、なんで他の乗客と違い死亡したのか等の詳細は、この20:30の時点では不明だが、事業者側の責任事故ではないが、死亡事故が起こった事は今後の外国への売り込みに、かなりのダメージだろう。
マスコミもまだ無くなられた方の身元等何もわかってないからか、この事件で新幹線が停まってしまって、違う新幹線で移動中、または移動しようと思ってたのに困った有名人のツイッター等を転載してお茶を濁してる。
唯一この列車には大阪MBSの記者が乗り合わせていたらしく、早速映像がアップされてた。一般人なら「写メやムービー撮る前に逃げろよ」と言うところだが、記者なら話は別。でも、生々しい映像は報道機関はありがたいが、その映像に逃げ惑う乗客が映ってるのが少し気になる。他の乗客を助ける手伝いをするべきか、ジャーナリズムの為に映像を納めるべきか。まぁ、こんな安全なところでネットニュースを眺めながら言ってもしょうがないんだkどね。
歌もある。著作権協会に睨まれたくないから歌詞は省くが、歌っても聴いても楽しい歌だ。
この歌を聴くたびに「いつかは僕もひかり号に乗りたいな」と思った。だって、びゅわーんと走る超特急だよ。誰でも乗りたいだろ?
石森章太郎のサイボーグ009のコミックス第二巻で、009が新幹線と並走して走ってて、「あれに一度乗りたいな」ってつぶやくシーンがある。その後「ああ、もうたまらないや」「切符をもってないから悪いけど」「ちょっと乗せてもらおう」って新幹線の屋根に飛び移る。そして「わぁ、やっぱりすごいや」って屋根に腰掛けながらつぶやく島村ジョー。前後の緊迫した戦闘シーンの合間に描かれたこのシーンを見てますます新幹線に憧れた。新幹線車両の屋根にはさすがに乗れそうにないけどさ。石森章太郎も乗りたかったんだろうな。石森章太郎は宮城出身だからね。当時はまだ東海道だけで東北新幹線は無かったからね。
初めて新幹線に乗ったのは小学生の頃。夏に母の田舎に帰るのに使った。それまでは特急電車。新幹線に乗れたのは親父のボーナスが思った以上に出たのか、乗車時間の短縮の為かよくわからないが、初めて乗ったときはドキドキした。発車してしばらくするとぐんぐん加速していって、凄く早いのにビックリした記憶がある。窓の外の景色が一瞬で後ろに吹っ飛んで行く。今まで見たいにのんびりと景色を楽しむというよりは次々と現れる新しい景色に驚くと言った方が早いか。
窓の景色に油断してると新幹線同士がすれ違う時の音にビックリする。これでよく窓が割れないななんて考えたりね。窓があけれない理由はこれかぁ~と勝手に判断したり、これは凄く頑丈な窓なんだろうなって感心してたり。実際、車内とホームでの会話は全く不可能。よくドラマの印象的なシーンに使われてる恋人同士の別れのシーンならロマンチックなんだろうが、親戚の見送りだとただの読心術でしかないけどね。
座席の広さにビックリ。車両の揺れのなさにビックリ。停車駅の少なさにビックリ。ビュッフェ(当時は食堂車があった)にビックリ。ビックリしてるうちに目的地に着く。ちょっと残念。でも、これで友だちに自慢できる。「へへん、僕は新幹線に乗ったんだぞ」って変な優越感。あの頃の新幹線にはそれくらいの神々しさがあった。「飛行機に乗ってグアムに行った」にはちょっと勝てないが(そんなブルジョアは身の周りにはいなかった)、「新幹線に乗った」は「家にカラーテレビが来た」とか「江夏と田淵と一緒に写真を撮ってもらった」とかと一緒のレベル。大袈裟じゃない、そのくらい当時の子供のあこがれだったのよ、新幹線。
あれから何回新幹線に乗ったんだろう。一時期は毎週のように乗っていた。もし新幹線にマイレージがあったら、日本一周分の乗車チケットくらい落にたまってたんじゃないだろうか。今や九州、北陸にも新幹線は走り、そしてはいずれは北海道も開通しそうだ。リニアはいつできるんだ?これも楽しみ。
この新幹線。何より凄いのは地震や台風等や突発的なトラブルの場合を除き、基本的に絶対時間どおりに発着する事。これって凄い事だよ。ヨーロッパのエクスプレスなんて30分遅れとか1時間遅れとかはしょっちゅう。下手したら3日遅れとかあるもんね。忙しいビジネスマンや芸能人が新幹線を頼りにするのもわかる。飛行機なら大阪-東京は1時間(空港までの移動時間や空港で待ったり、到着後の目的地への移動時間は別にかかるが)で新幹線は2時間半だけど、この「時間に正確」ってのはありがたい。
そして特筆すべきは開業以来、1964年の開業して以来、乗車中の乗客が死亡する事故は発生していない事。(1995年の三島駅乗客転落事故は除く)これは世界に誇れる事だと思うし、
最近は新幹線によじ上って感電死したり、線路に寝転んでたりする馬鹿もいるが、これは事業者側の責任事故ではないし、新幹線の運行や車両システムとは関係ない事故。新幹線の安全性に関しては非常に高い。実際世界各国への高速鉄道への売り込みに有利になっている。
なのに、今日(2015年6月30日)東海道新幹線放火事件が発生したというニュースが飛び込んできた。
自分でポリタンクの油のようなものをかぶり火をつけた男。焼身自殺を図ったのか?避難した乗客で、一酸化炭素中毒で倒れたとみられる女性の計2人が死亡した。悲しいニュースだ。
何故この男は新幹線で焼身自殺をしたのかとか、巻き添えになった女性はどこに座ってて、なんで他の乗客と違い死亡したのか等の詳細は、この20:30の時点では不明だが、事業者側の責任事故ではないが、死亡事故が起こった事は今後の外国への売り込みに、かなりのダメージだろう。
マスコミもまだ無くなられた方の身元等何もわかってないからか、この事件で新幹線が停まってしまって、違う新幹線で移動中、または移動しようと思ってたのに困った有名人のツイッター等を転載してお茶を濁してる。
唯一この列車には大阪MBSの記者が乗り合わせていたらしく、早速映像がアップされてた。一般人なら「写メやムービー撮る前に逃げろよ」と言うところだが、記者なら話は別。でも、生々しい映像は報道機関はありがたいが、その映像に逃げ惑う乗客が映ってるのが少し気になる。他の乗客を助ける手伝いをするべきか、ジャーナリズムの為に映像を納めるべきか。まぁ、こんな安全なところでネットニュースを眺めながら言ってもしょうがないんだkどね。
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