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天才博士の未来年表(2020-2038)が教えてくれる希望  Hope that Dr. Genius's Future Chronology (2020-2038) will tell you

2020-11-18 17:10:56 | 


カーツワイル博士の未来年表




そんな博士、2013年の段階で2038年までの未来予測をしていまして、今日はそれをかいつまみながら、博士の頭の中を覗いてみようと思います。

年代ごとに区切ってみていきます。元の年表はもう少し細かい年表ですが、そこは時期があっているか、ということより、どんなことがありそうか、という視点でざっくりと、ということで。

2020〜2025年の世界

・5Gネットワークが世界中の携帯電話に10〜100GBの通信スピードを開放する
・AIベースの医療診断とセラピーの助言が、米国の主要な医療機関で利用される
・空飛ぶクルマの運転が世界の中のいくつかの都市ではじまる
・合法的に全米を自動運転によって移動できるようになる
・ロボットは中産階級の家庭に当たり前のように設置され、唇の動きや顔、口、手のジェスチャーをかなりの精度をもって理解できるようになる
・ドローンが1日に1000万機くらい飛ぶ。マンションの屋上に荷物を届け、待機しているロボットが玄関の前まで持っていく
・世界の9割の国で火力発電所より、太陽光・風力発電所のほうが割安になる
・炭素排出量がピークを超えたことが見えるようになる

AIが染み渡り、自動運転、ドローンが当たり前になってきます。ドドルあおけんとしては、ドローンがもたらすロジスティクスの効率化というところはとても興味があります。

また、SDGsの要であるエネルギー問題が自然エネルギーにシフトして改善に向かう流れの予測は、希望を見い出すのが難しいこの世界に刺す一筋の光ですね。

2026〜2030年の世界

・クルマを所有しなくなり、道路を走るのはすべて自動運転車になる
・LA、東京、サンパウロ、ロンドンなど大都市では、毎日10万人の人々が垂直離着陸機で通勤するようになる
・VRがいたるところで存在。子どもたちが常に別の世界に行ってしまっていることに親は不満をもつようになる。VRによって観光名所に行った気になるため、つかれる旅行を避けるようになり、旅行が減り始める。
・太陽光と風力は新しい電気発電において100%近くを占める
・ロボットはヒトと本当の関係性をもつ。老齢介護やパーソナルケア、食事の用意などの分野で特にその傾向が強く出る。セックスロボットも普及する。

VRとロボットの普及でリアルな場所、リアルなヒトである必要がだんだんなくなっていきそうです。セックスロボットまで普及しちゃうと、面倒な人間関係を避けて一気に出生率は低下しちゃいそうですね。

2031〜2038年の世界

・AIが人間の知能と同等かそれ以上になってくる
・人類は富裕層の寿命回避速度に達する(たぶんお金があればテクノロジーの力で寿命をがんがん伸ばせるってことなんだと思います)
・医療用ナノロボットが人体の中で実証され、免疫系を拡張することができるようになる
・すべてのヒトが意識をアバターロボットを使って世界中の遠隔地へテレポートさせることができるようになる
・多くの超困難な問題(例えば癌や貧困)は解決する

困難がなくなり、寿命が長くなる。いいことですね。苦しくてもあと15年、20年がんばって生き抜けば、ユートピアになるから、がんばって、という博士の人類に対するエールのようにも思えます。













Dr. Kurzweil's Future Chronology

Such a doctor is predicting the future up to 2038 at the stage of 2013, and today I will take a peek inside his head while grasping it.

I will try to divide by age. The original chronology is a little more detailed, but it's a rough idea from the perspective of what is likely to happen, rather than whether the time is right.

World from 2020 to 2025

・ 5G network opens communication speed of 10 to 100GB to mobile phones all over the world
・ AI-based medical diagnosis and therapy advice will be used by major US medical institutions
・ Flying car driving begins in some cities around the world
・ It will be possible to legally move the United States by autonomous driving
・ Robots will be installed as a matter of course in middle-class homes, and will be able to understand lip movements and gestures of the face, mouth, and hands with considerable accuracy.
・ About 10 million drones fly a day. Deliver luggage to the roof of the condominium and the waiting robot will bring it to the front of the entrance
・ Solar and wind power plants are cheaper than thermal power plants in 90% of the world
・ It becomes possible to see that carbon emissions have exceeded the peak.

AI will permeate, and autonomous driving and drones will become commonplace. As Dodol Aoken, I am very interested in the efficiency of logistics brought about by drones.

Also, predicting the flow of energy problems, which are the core of the SDGs, shifting to renewable energy and improving them is a ray of light that pierces this world where it is difficult to find hope.

World from 2026 to 2030

・ No longer own a car, and all driving on the road will be self-driving cars
・ In big cities such as LA, Tokyo, São Paulo and London, 100,000 people will commute by vertical takeoff and landing aircraft every day.
・ VR is everywhere. Parents become dissatisfied with the fact that their children have always gone to another world. Since VR makes me feel like I've been to a tourist attraction, I've started avoiding tired trips and the number of trips begins to decrease.
-Solar and wind account for nearly 100% of new electricity generation
・ Robots have a real relationship with humans. This tendency is especially strong in fields such as old-age care, personal care, and meal preparation. Sex robots are also widespread.

With the spread of VR and robots, it seems that the need to be a real place and a real person will gradually disappear. If sex robots become widespread, it seems that the birth rate will drop at once, avoiding troublesome relationships.

The world from 2031 to 2038

・ AI will be equal to or better than human intelligence
・ Humanity will reach the speed of avoiding the lifespan of the wealthy (I think that if you have money, you can probably extend your lifespan with the power of technology)
・ Medical nanorobots will be demonstrated in the human body and will be able to expand the immune system.
・ All humans will be able to teleport their consciousness to remote areas around the world using avatar robots.
· Solve many super-difficult problems (eg cancer and poverty)

There will be no difficulty and the life will be longer. That's a good thing. Even if it is painful, if you do your best for another 15 or 20 years, you will become a utopia, so it seems like a doctor's ale to humankind.
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資本主義の後  GAFAの次に来るもの」と「ポストデジタル資本主義」 

2020-11-18 17:03:11 | 近未来
GAFAの次に来るもの」と「ポストデジタル資本主義」



2020年

1――ポストコロナにおける大きな潮流は「GAFAの次に来るもの」の模索

新型コロナウイルス感染拡大の収束に依然目途が立たない中、コロナショックを契機として私たちの生活や働き方が変化している。

例えば、厚生労働省は、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を示し、ショッピング、食事、娯楽・スポーツなどの日常生活、勤務形態や会議といった働き方について新しいスタイルを提唱する。また、「Withコロナ」に対応するために採用したリモートワークを、ポストコロナでも恒久化するという企業も出てきている。

コロナショックはどのように世界を変えてしまうのだろうか。この問題意識に対して、筆者が考える方向性の一つは、コロナショック以前から顕在化し始めていた本質的な変化がそのスピードを加速度的に高め、ポストコロナにおいて大きな潮流になる、ということである。では、本質的な変化とは何か。筆者は、それは「GAFAの次に来るもの」と交差してくるのではないかと考えている。

コロナショック以前に起きていたこととして、まず指摘すべきが「プラットフォーマー資本主義」である。米国のGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)や中国のBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)といったプラットフォーマー企業が覇権を握っていた。彼らは私たち消費者にとっては優れたサービスの提供者であり続け、各産業において破壊的ともいえる影響力を持つに至っている。「Withコロナ」でも彼らプラットフォーマー企業はデジタル・テクノロジーを利活用し様々な対策・施策を打ち出すことで、コロナショックをテクノロジーの社会実装の機会へと転じるとともに、業績を伸ばしている。

しかしその反面、批判が高まっていることも事実である。例えば、データ独占が競争を阻害する問題やプライバシー漏洩問題にかかわる批判が主に挙げられる。筆者自身、GAFAがリードする米国式のデジタル資本主義、そして「株式会社中国」による中国式のデジタル資本主義が物質的な豊かさを求めるあまり、損なわれているものがあるのも確かと考えている。そうであるならば、もともとの長所を活かしながら、GAFAの次、「株式会社中国」の次が模索されるべきであろう。

"What comes after GAFA" and "Post-digital capitalism"

2020

1-The big trend in post-corona is the search for "what comes next to GAFA"

While the spread of the new coronavirus infection remains uncertain, the corona shock has changed our lives and working styles.

For example, the Ministry of Health, Labor and Welfare presents practical examples of a "new lifestyle" that assumes the new coronavirus, and proposes new styles for daily life such as shopping, eating, entertainment and sports, and working styles such as work styles and meetings. In addition, some companies are making the remote work adopted to support "With Corona" permanent even in post-corona.

How will the corona shock change the world? One of the directions I think about this awareness of the problem is that the essential changes that began to manifest before the corona shock will accelerate its speed and become a major trend in the post-corona. .. So what is the essential change? The author thinks that it may intersect with "what comes after GAFA".

The first thing that should be pointed out before the corona shock is "platformer capitalism." Platformer companies such as GAFA (Google, Apple, Facebook, Amazon) in the United States and BATH (Baidu, Alibaba, Tencent, Huawei) in China were in control. They continue to be excellent service providers for us consumers and have come to have devastating influence in each industry. Even in "With Corona," these platformer companies are using digital technology to come up with various measures and measures, turning the corona shock into an opportunity for social implementation of technology and improving their business performance.

However, on the other hand, it is also a fact that criticism is increasing. For example, criticisms related to the problem of data monopoly hindering competition and the problem of privacy leakage are mainly mentioned. The author himself thinks that the American-style digital capitalism led by GAFA and the Chinese-style digital capitalism by "China Co., Ltd." are undermined because they seek material affluence. There is. If this is the case, then GAFA and then "China Co., Ltd." should be sought while taking advantage of their original strengths.
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 ホモーエクセレンスとは?  What is Home Excellence?

2020-11-18 16:57:55 | 近未来
つまりあたらしい人類だ。

ホモーサピエンスとは、ほかならぬわれわれ自身のことであるが、ホモーエクセレッスとは、どういうヒトか?
ホモーエクセレンスとは、ホモーサピエンスが持だない特別な能力を身につけた「優秀なるヒ
ト」という意味である。ある人たちは、この未来人に、ホモーインテリダンス(聡明なるヒト)と
いう名をつけている。
では、この優秀なる未来人、ホモーエクセレンスは、どういう特殊な能力を持っているのか?
彼の持ついくつかの特長をあげてみよう。
「未来の種属、超・ヒトは、おそらく、三・九という脳発速度係数を持つだろう」
と、世界的に著名な人類学者、パリ大学のジコルジューオリヴィエ教授は、その著「ヒトと進
化、過去現在そして未来」のなかでこう謡りはじめる。
「(こういうきわめてすぐれた生物の能力を、それよりはるかに劣ったわれわれが、あれこれい
うことはできないが)とにかく、この超・ヒトの知的能力は、辛うじて想像することができる。

それは、たとえば、
1 第四次元の理解。
2 複雑な全体をとっさに把握する能力。
3 第六感の獲得。
4 無限に発川した泄徳心識の保有。
5 とくにわれわれの悟性には不可解な精神的な特質。

などである。
わたしは、脳発達度係数三・九をもっ生き物の体のかたちや、すばらしい知能や、われわれにはとうてい理解できない行動がどんなものであるかは、想像力のゆたかな人達にまかせることにする。われわれがメクラであるのに対して、われわれの後継者たちは千里眼の持ち主なから(芦沢玖美訳・みすず書房刊)
と述べている。
オリヴィエ教授は、出版社の紹介文によると″パリ大学理学部人類学教授であり、人類学、解剖学のかず多い論文のほかにいくつかの著書を持ち、そのなかでも「人類学的解剖学」はフランス学士院宣を受けた。自己の専門分野の研究に多くの業績をあげているばかりでなく、若い研究者の育成にも心をそそぎ、フランス人類学の名実ともにすぐれた指導者である″と記されている。
まさに、当代一流の科学者であるといわねばならない。
その科学者が未来人ホモーエクセレンスの出現を、このように予告しているのである。




ホモーエクセレンスの資格

桐山 請雄 師




ここにひとつの技術がある。
その技術によって訓練すると、ヒトはだれでもいくっかのすぐれた力を持つようになる。その力をあげてみよう。

一 極度に発達した知能――いちど目にふれ、いちど耳にしたことは、ぜったいに忘れることのない削憶力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解して、本質を把握してしまう演鐸と帰納の力。コトバという間接思考を経ない純粋思考から発する超飛躍的な創造力。
それは、ヒトの平均知能をI・〇とするならば、おそらく、二・五から三・五に達するであろう。このグループの最高の頭脳は、やすやす理解する。

ニ 感覚器官の増幅―彼は、不可視光線(赤外線、紫外線)を見ることができ、超音波を間く
ことができる。その異常感覚と高度の知能の結合からくる予知力。それらは、自分の肉体を思うままに統御する能力からくる。

三 環境の制御と創造―思うままに自分を変え、他人を動かし、集団や環境を、自分の理念の通りに創造してゆく。

四 物質を超え、物質を自由に統御する力。
五 無限に発達した道徳意識。







In other words, it is a new human race.

Homo sapiens is none other than ourselves, but what kind of person is Homo excelence?
Homo Excellence is an "excellent person" who has acquired special abilities that Homo sapiens does not have.
It means "to". Some people say that this future person is a homo-intelligent dance (intelligent human).
It is named.
So what special abilities does this excellent future man, Homo Excellence, have?
Here are some of his features.
"Future species, super-humans, will probably have a brain rate coefficient of 3.9."
The world-renowned anthropologist, Professor Gicorju Olivier of the University of Paris, wrote in his book, "Human and Advance.
It begins to sing in "Chemicalization, past, present and future".
"(We, who are far inferior to the abilities of these extremely good creatures, are all about this.
Anyway, this super-human intellectual ability can barely be imagined.

It is, for example
1 Understanding of the 4th dimension.
2 Ability to quickly grasp the complicated whole.
3 Acquisition of the sixth sense.
4 Possession of infinitely eruptive spirit of virtue.
5 Especially the spiritual qualities that are incomprehensible to our enlightenment.

And so on.
I will leave it to the imaginative people to decide what the shape of the creature's body, its wonderful intelligence, and the behavior that we can hardly understand with the brain development coefficient of 3.9. While we are Mekura, our successors are clairvoyant (translated by Kumi Ashizawa, published by Misuzu Shobo).
It has said.
According to the publisher's introductory text, Professor Olivier is a professor of anthropology at the University of Paris, and has several books in addition to his many articles on anthropology and anatomy, among which "anthropological anatomy". Received a French Bachelor's degree. Not only has he made many achievements in research in his field of specialization, but he is also enthusiastic about training young researchers, and he is an excellent leader in both name and reality of French anthropology. "
It must be said that he is a leading scientist of the time.
The scientist has thus foretold the emergence of the future Homo Excellence.

Homeo Excellence Qualification

Kiriyama, Master

Here is one technology.
When trained with that technique, everyone will have some great power. Let's raise that power.

Extremely developed intelligence-what I first saw and heard was the memorable power that I will never forget. The power of induction and induction that instantly analyzes, infers, understands, and grasps the essence of any complex structure or organization. Super dramatic creativity emanating from pure thinking that does not go through indirect thinking called Kotoba.
It will probably reach 2.5 to 3.5 if the average human intelligence is I. The best brains in this group are easy to understand.

D. Amplification of sensory organs-he can see invisible light (infrared rays, ultraviolet rays) and intersperses ultrasonic waves.
be able to. Predictive power that comes from the combination of that abnormal sensation and high intelligence. They come from the ability to control one's body at will.

3. Control and creation of the environment-Change yourself as you wish, move others, and create groups and environments according to your own philosophy.

4. The power to freely control substances beyond them.
Five moral consciousness that has developed infinitely.
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近未来 ハッキング  世界的ベストセラー「サピエンス」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ

2020-11-18 11:17:36 | 近未来


世界の碩学であり、世界的ベストセラー「サピエンス」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ教授の話の第三段です。

彼が2020年度卒業生に向けた公開祝辞です。世界中の誰より、更には自分自身よりも自分の行動をよりよく理解し予測できるものがあり、そしてそれが私達の行動や思考を支配するようになれば、どんなことが起きるでしょうか?おそらくそれがすでに進行しているかどうかわかりません。

ユヴァル・ノア・ハラリ教授は、その問題について警告し、将来の主人公である卒業生に人生の良い話を聞かせてくれる代わりに、今、私達人類が直面しているその問題に対する解決をお願いする内容です。彼の話を聞いてみましょう。


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apple 「Apple M1」のMacBook AirとPro、Mac miniを3台まとめて実力チェック 驚異的な性能が明らかに

2020-11-18 11:10:42 | デジタルニュース



 初のMac向けApple Siliconである「Apple M1」を搭載した「MacBook Air」「13インチMacBook Pro」「Mac mini」の性能をまとめて評価してみた。結論からいえば、性能は極めて良好だ。Apple自身が訴求しているように、消費電力あたりのパフォーマンスでは突出している。
左から「Apple M1」を搭載した「MacBook Air」「Mac mini」「13インチMacBook Pro」。見た目は従来のIntelプロセッサ搭載モデルと変わらないが、中身は大きく変わった

絶対的な性能においても、15型以上のサイズが大きなノートPCを除けば、モバイルPCとしてライバルがいないほどの高性能だ。CPUだけではなく内蔵GPUまで速い。

台湾のTSMCによる最新の5nmプロセスで製造される160億トランジスタの高性能SoC(System on a Chip)とはいえ、「パソコンという領域でIntelをここまで引き離したのは驚き」というぐらいに高い。

しかし一方で、「スイートスポット」ともいうべき性能面でのおいしい領域は意外に狭いようだ。電力あたりのパフォーマンスは、Apple自身が10W時でIntel最新世代の2倍に達すると主張していたように、使える電力に制約がある場合の性能は非常に高い。

一方で多くの電力消費を許容したからといって、大幅に高性能になるわけでもないようだ。

また互換性の面でも、Intel Mac環境がどこまで引き継げるのか、Intel向けに開発されたソフトウェアが快適に動作するのかといった疑問が当然ながら出てくる。

このコラムではM1の性能とmacOS Big Surでのソフトウェア互換性、それにCore MLを通じたNeural Engine活用などについて話を進めていく。

TDP 10~15WにスイートスポットがあるApple M1


AppleのM1には、IntelやAMDの製品のようなプロセッサー・ナンバーやモデルナンバーが存在せず、動作クロック周波数も公開されていない。最高クロック周波数は3.2GHz(iPhone 12の「A14 Bionic」は3GHz)だが、実際にこのクロック周波数で動くかどうかはアプリの状況や動作環境(主に温度)に応じて変化する。

Appleは公に具体的な熱設計電力(TDP)の数字は明かしていないものの、M1搭載の13インチMacBook Proは、IntelのTDP 15W枠で設計された13インチMacBook Pro下位モデルと同じ筐体(底面の端に通風口がないタイプ)を採用している。
M1搭載13インチMacBook Proは従来同様にファンを搭載する

また、MacBook AirはIntel時代にTDP 12~13W程度で使っていると予想されていた(直近のIntelモデルはTDP 10Wのプロセッサ採用)が、Appleが新しいMacを発表したときの資料などから考えると、M1搭載のMacBook AirはTDP 10Wで設計されているものと予想される。こちらは冷却ファンのないファンレス設計だ。
M1搭載MacBook Airはファンレス設計だ

一方のMac miniはといえば、TDPが最大65Wの構成にも耐えうる冷却システムがあり、実際にIntel版も上位モデルには残されている。MacBook Airの10W程度、MacBook Proの15W程度とは大きく乖離(かいり)した熱設計だ。
M1搭載Mac miniもファンを装備しており、13インチMacBook Pro以上に放熱設計に余裕がある

そこで、熱設計の違いによって製品ごとのパフォーマンスがどの程度変わるのかをまずは探ってみた。

使用したのはCPUのベンチマークテストであるCinebench R23で、M1にネイティブ対応したバージョンがMac App Storeに登録済みだ。M1ネイティブのベンチマークテストは他にもGeekBench 5があるが、熱設計によるパフォーマンスの違いはCinebench R23の方が見通しやすい。

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Cinebench R23には継続して10分あるいは30分、3DレンダリングをCPUで行うモードがあり、全てのプロセッサコアがほぼ100%の利用率で張り付く。

この状態でも最初の一周(1枚の絵を完成させるまで)は差がほとんど出ない。違いが出るのは10分間動かし続けた後、最後の一周となった際のスコアで、Cinebench R23ではこのスコアが公式な値となる。

結果としては、高負荷が続いた場合はファンレスのMacBook Airより冷却ファンのある13インチMacBook Proの方が高性能ではあるものの、違いが明確に出始めるのは3周目ぐらいからだった。30分間連続でテストを実施すれば有意な差は出てくるものの、日常的な使い方で違いを感じることはまずないだろう。

一方で13インチMacBook ProとMac miniの差は極めて小さく、30分間連続でテストを続けてやっと少しだけ差が出る程度だった。これらのことから、M1と組み合わせるコンピュータのTDPは10~15Wあたりにあるようだ。

スロットリングが入ってもTDP 28WのTiger Lakeより高速


Cinebench R23のスコアは、M1搭載Macのどのシリーズでもシングルプロセッサで1470程度、マルチプロセッサで7800程度だ。しかし、30分間テストし続けるとMacBook Airのスコアはマルチプロセッサモードで6600程度まで落ちる。一方で13インチMacBook Proはマルチスコアが7450程度までしか落ちず、Mac miniに至っては全く落ちなかった。







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しかし、そんなMacBook AirでもIntelの第11世代Core(開発コード名:Tiger Lake)であるCore i7-1165G7を搭載したノートPCがTDP 28Wモードで出す一般的なスコア(4900程度)より高性能だ。M1は高性能コアと高効率コアの両方がフルに稼働するよう最適化がしっかり行われているからということもあるだろうが、発熱によるパフォーマンス抑制(スロットリング)が入っても、十分に高い性能を維持できている。

実際、M1を搭載したMacBook Airはとても高速な一方、発熱を感じることはなかった。例えば、Macをセットアップしてメールの同期が始まると、既存メールデータベースの再構築とともに検索用インデックスの生成が始まる。このとき、本体が発熱して激しく冷却ファンが回る経験をした方も多いだろう。

ところが、そんな状況でもM1搭載のMacBook Airはほとんど熱を出さない。それどころか、GPUに負荷をかけてみようと3Dアクションゲームの「Little Orpheus」をプレイしていても、全く温度に影響はなかった。しかも、このゲームはIntel向けだ。GPUを使う際のAPI(Metal)はエミュレーションでもほとんどパフォーマンスが変化しないため、電力効率もいいのだろう。

もちろん、これはM1搭載の13インチMacBook Proでも同じだ。こちらは冷却ファンがあるが、本体に厚みがある分、放熱の余裕があるためか、これがほとんど回らない。冷却ファンの存在により、連続的な負荷がかかる状況でも性能が落ちずに済むものの、多くの場合、その助けを借りる必要はないということだ。

このような状況であるため、恐らくは稼働しているだろうと思われるが、Mac miniの冷却ファンに至っては動いているかどうかさえ確認できないほどである。


Intel Mac向けのアプリでどれくらいパフォーマンスが出せるのか


次に動画編集アプリ「Final Cut Pro」で12分のフルHD・30P動画をH.264で書き出してみた。以下がその処理時間だ。

  • M1搭載MacBook Air:2分57秒

  • M1搭載13インチMacBook Pro:2分57秒

  • M1搭載Mac mini:2分55秒

  • Intel Core搭載16インチMacBook Pro(2020、i9モデル):2分23秒

  • Intel Core搭載13インチMacBook Pro(2018、上位モデル):11分7秒


M1搭載Macの3シリーズはほぼ同じ結果だった。16インチMacBook ProはCore i9搭載モデルのためM1を超えているが、スタンダードモデルならば同等、あるいはM1の方が高速となる可能性もある。

処理後の筐体はファンレスのMacBook Airでもほんのりと暖かい程度だ。一方で、16インチMacBookProに搭載されているCoffee Lake-Hの8コアプロセッサは高性能だが冷却ファンで排熱してもかなり高い温度だった。製造プロセスも性能の上限も異なるとはいえ、ファンレスのMacBook Airでも処理能力が落ちないことは驚きだ。

【訂正:2020年11月18日0時45分 上記テスト結果はIntel Mac向けアプリではなく、ネイティブアプリのFinal Cut Proでの計測によるものでした(編集部)】

さらにIntelプロセッサ向けに開発されているアプリの速度をチェックするため、Adobeの写真編集アプリ「Lightroom」を「Rosetta 2」によるエミュレーションで動かし、「RICOH GR III」で撮影したRAWファイルを20枚現像してJPEGで書き出してみた。

  • M1搭載MacBook Air:22.5秒

  • M1搭載13インチMacBook Pro:22.5秒

  • M1搭載Mac mini:22.5秒

  • Intel Core搭載16インチMacBook Pro(2020、i9モデル):20.3秒

  • Intel Core搭載13インチMacBook Pro(2018、上位モデル):36.4秒


こちらはM1搭載モデルで全て同じ結果だった。詳しくは後述するが、Rosetta 2によるエミュレーションでは3割ほど性能が削がれるといわれているため、LightroomがM1に対応すれば、ここからさらに3割程度の性能改善が期待できる。

M1搭載のMacBookだったら選ぶべきかAirか、Proか


ここまで読み進めてきたとき、「自分にとってのベストな選択肢はMacBook Airではないか」と思っている方も多いのではないだろうか。実際、大多数のユーザーにとってMacBook AirがM1搭載Macの中で最も適していると思う。

簡単に、M1搭載13インチMacBook Proとの違いを書き出してみると

  • 重量はAirの方が110g軽量

  • ProはTouch Barを搭載

  • Proはスタジオ品質のマイク(方式は同じだが音質が異なる)を搭載

  • バッテリー容量はProの方が大きい(Proは58.2Wh、Airは49.9Wh)

  • ディスプレイ最大輝度はProの方が高い(Proは500nits、Airは400nits)

  • トラックパッドはProの方が大きい

  • 付属するUSB-C電源アダプターの出力はProの方が高い(Proは61W、Airは30W。充電時間の違いはあるが相互に利用は可能)

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といったところだが、MacBook Airは今回のモデルからPro同様、Display P3対応の広色域ディスプレイに切り替わった。最大輝度こそProよりも低いが、実際の利用場面で不足することはない。恐らく、HDR対応コンテンツを編集する際に、少しばかり高輝度部の見通しがよい程度の違いしか感じないだろう。







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バッテリー容量が大きく、同じ条件で使っていれば13インチMacBook Proの方がバッテリー駆動で長く使えるが、一方でM1が省電力なこともあって、MacBook Airでもなかなかバッテリーが減らない。では13インチMacBook Proのバッテリー容量はオーバースペックかといえば、モバイル環境で動画編集やRAW現像などメディア処理を行う際などには、やはり絶対的に容量の大きなバッテリーは安心感がある。

Touch Barを使うアプリもあるため、最終的には最小構成で3万円の価格差を考えた上で、使い勝手の違いで選ぶ他ない。

なお、Mac miniに関してはMac向けのアプリを書いている開発者にとって便利なことは間違いない。IntelプロセッサからM1となってiPhone・iPad用のプログラムコードを変換せずに実行できるようになったため、それらのアプリ開発を行う際、ARMネイティブのコードでテストを行える。

もっと一般的な用途としては、冷却ファンの音をほとんど気にせずに作業ができるデスクトップコンピュータとして有益だろう。

音楽制作アプリの「Logic Pro」にサンプルで添付されているBillie Eilishの「Ocean Eyes」プロジェクトを再生してみたが、多様なプラグインを使って多重録音されているプロジェクトの再生時、MacBook AirのCPU負荷は100%に満たなかった(macOSでは8コアCPUの場合、最大値は800%となる)。音を扱うアプリ向けにも、Mac miniは有益といえそうだ。

Intel Mac向けアプリ、iOS・iPadアプリの互換性は?


パフォーマンスの次は、どのぐらいIntel Mac向けアプリが動作するのかが気になるところだ。まず主要なアプリは、1~2カ月程度の間にはM1に対応したバージョンへと更新が行われるようだ。

6月のWWDC(開発者会議)では、Apple独自のプロセッサに対してMicrosoftとAdobe Systemsが対応することを発表していた。現時点では両社ともM1対応のバージョンをリリースしていないが、関係者への取材によるとおおむね12月までには主要アプリがそろう模様だ。

またIntel Mac向けアプリも、おおよそ30%程度のパフォーマンス低下で動作するようだ。やや反則ともいえるが、旧バージョンのGeekBench 5をコピーして実行したところ、30%程度のCPUパフォーマンス低下が観測できた。実際のアプリを使ったテスト結果は前述の通りだ。

また3DやGPU活用のAPIであるMetalを通じた処理に関してはオーバーヘッドはなく、ストレートに内蔵GPUの優れたパフォーマンスを生かせる。Intel向けゲームの大多数が快適に動作するのは(中には途中で止まるものもあった)Metalのオーバーヘッドがないためだろう。

一方、Windowsの仮想化を行うアプリが使えないなどの非互換もあるが、筆者が使っている範囲で困ることはなかった。むしろiOS・iPadOS向けアプリとの互換性の方が有益と感じたほどだ。







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もちろん、全てのiOS・iPadOS向けアプリが動作するわけではない。GPSやジャイロセンサーなど、iOSやiPadにしか搭載されていないようなハードウェアを求めるアプリは利用できない。

例えばフィットネスバンドとの接続と、バンドから得られるデータの分析などを閲覧できる「Fitbit」のアプリはM1搭載Macで動作したが、「Nike Run Club」はアプリ自身がGPSデータを利用してランニングパフォーマンスの記録を行う機能があるためか、M1搭載Macでは動作しない。また、どうやらmacOS向けにアプリが提供されているものは、iOS・iPad版を使いたくとも見つからないようだ。

もちろん、たくさんあるiOS・iPad用アプリの全てがmacOSでの動作を確認されているわけではなく、運用はユーザーにまかされている面もある。とはいえ、手持ちのiOSアプリの大多数は動作する。中にはmacOSからは利用できないサービスのアプリもある。

Boot CampやWindowsエミュレーションとの比較はできないものの、個人的にはiOSアプリとの互換性の方がトータルでは利益が大きいと感じている。

Appleの移行計画はかなりの長期に?


これまでもAppleは「移行には2年かかる」と話してきた。今回の3製品のリリースはスタート地点を定めたにすぎない。つまり、完全にMacがApple独自プロセッサに移行するのは、最短でも2年後ということになる。

それまではIntel製プロセッサを搭載するMacも提供され続け、ソフトウェアはRosetta 2のもとでエミュレーションされるだけではなく、IntelでもAppleでも、どちらのプロセッサでもネイティブで動作するUniversalアプリに切り替わっていくのだろう。

開発ツール面での切り替えの準備は相当前から行われていたようで、戸惑いの声は聞こえてこない。また、Core MLを通じて開発されてきたAI処理に関しては、Neural EngineやMLアクセラレータなどに翻訳されるため、既存アプリのままでも高性能が出るという。ゲームがエミュレーションで高速なのも同様で、間にAPIが入っているからこそ、シンプルに互換性が取

開発者に話を聞いてみても、Xcodeを用いて開発している限り、大規模なアプリも含めてM1に対応することは難しくないと証言する。とりわけMetalを用いたアプリの性能は良好で、Inte製プロセッサとApple Siliconが混在していても困ることは少ないという印象を受けた。

もちろん、デベロッパーの中にはテスト工程が増えるという声もあるが、ツールが進化している分、過去のアーキテクチャ移行よりもずっとスムーズに進みそうというのが個人的な感想だ。

一方で、移行計画はゆっくり進むものと思われる。M1は省電力で電力あたりのパフォーマンスが高い製品という領域で圧倒的な性能をみせているが、多くの電力消費を許容したとしても性能は上がらない。

ということは、もっと高性能が求められる領域では、別の解決策が提案されることの裏返しでもある。しかし、来年末までにM2、そしてIntelからの移行にかける時間からすると、2012年末までにはより大きな規模のシステムに対する回答が用意されるのだろう。

M2でノート型の上位、大型モデル(具体的には16インチMacBook Pro)を置き換え、M3でデスクトップやハイパフォーマンスコンピューティング向けまで用途を広げるだろうとみているが、それぞれがどのタイミングで提供されるかまでは分からない。

M1はTSMCの最新プロセスで生産されており、Appleは同社の最も重要な取引先の一つであることは間違いないが、今後は他社も同等の生産プロセスを用いた新しいSoCを開発してくる可能性がある。

Appleの行動が正しかったのかどうかは、来年あるいは再来年の同じ時期になれば、自ずと答えがでているはずだ。


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今日の運勢 11月18日 Today's fortune November 18th

2020-11-18 07:09:21 | 運命学



●五黄土星の日


 小さな自我は破れやすい。絶望的な思いの人の来訪を受けたりする。名利を離れ天を相手にの心境を養え

破壊の週  親の日
対人関係、特に恋愛において良好な日。
気持ちの面でもリラックスでき余裕がもてる日なのでデートに最適です。
新しい交友関係を広げるのにも適しているので、積極的に外出し興味のあることにどんどんチャレンジしましょう

● Five Yellow Saturn Day


The small ego is easy to break. We receive visits from people who are desperate. Leave your name and cultivate your feelings toward heaven

Week of Destruction Parent's Day
A good day in interpersonal relationships, especially in romance.
It's a perfect day for a date because it's a day when you can relax and have some time to relax.
It is also suitable for expanding new friendships, so let's actively go out and challenge more and more what you are interested in
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