青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

読者の皆さんにNHK番組「映像の世紀」を見てほしいです

2025-01-21 21:14:58 | 雑記 報告

 

立花某、この人、本物のキ○○○ですね。

本人以上に怖いのは、追従する大衆。

 

ふと思った。

AIの将来は、こいつみたいなのが量産されていくんじゃないかと。

 

興味深いことがあります。

ネット上のコメントには、今も一定数の誹謗中傷(本人たちは自分たちが正義と信じ自覚がない)が投稿されているのですけれど、それらのコメント末尾には、必ずと言っていいほど「御冥福をお祈りしています」が付されています(それらの言葉が付されているのは概ね誹謗中傷のコメント)。

 

このあたりに、問題の本質が垣間見えるような気がしています。

 

ついでに言っておくと、(これまでも度々指摘してきたけれど)自死のニュースを流すたびに「命のダイアル」とかが付されています。これって、責任逃れの典型じゃないですかね。

 

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正論、原則論、ルール、正義、、、否定するものではありません。理念として貫くことは、立派だと思います。しかし、押し付けるべきではない。

 

全ての現象は、常に例外を伴っている。換言すれば、光と影から成り立っている。光も影も、等しく尊いのです。

 

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今日はトランプ大統領就任式ですね。トンでも語録が展開されています。地球の将来を鑑みれば、由々しき発言のオンパレードです。三世やジョージの抱く危惧感にも激しく同意しています。でも僕は結構楽しんでいるのですね。立花某とは根本的な次元(それについては改めて)で異なるので。隣に並んでいるバイデンハリスブッシュオバマクリントンヒラリーの苦笑いが面白いです。

 

TVは、ほぼニュース番組だけ見ています。お笑い、ドラマ、グルメ、コマーシャル、、、、(TVだけでなく、所謂SNSも同様)余りに下劣で、精神衛生上よろしくないです。 

 

NHK「映像の世紀」を楽しみに見ています(昨夜の放送も見応えがあった)。

全ての人たちに(ちゃんと受信料を払って、笑)見て頂きたいです。

 

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火曜水曜はPCデポが休日(毎日4時間徒歩往復は堪える)。今日から作業の内容を逆にして、スキャンは自宅で行い、PCデポではWi-Fi利用に集中することにしました(さっき荷物が届いた、これからココス前の路傍にWi-Fiを拾いに行く)。

 

朝から、仕事(いわゆる一般のバイト)を求めて何か所か(時給1000円の張り紙がしてあった近所のファミレスと焼き肉屋)を回ったけれど、玉砕。理不尽な8時間重労働日当500円の仕事でも、(腹立たしいのはもちろんだけれど)今の僕には貰えるだけありがたいには違いないので、頭を下げてなんとか有りつかねばなりません(たぶん来月までない)。

 

一回バスに乗ると、すぐに無一文になってしまいます(それでここ数日は仕事場にしているWi-Fiデポまで往復4時間徒歩通勤)。現時点で残り財産84円、これであと10日、どのように遣り繰りすれば良いのでしょうか? スーパーで半額(21円)のチャンポン/ウドン玉を見つければ、ちょうど4日間食い繋げるので、その間に何とか日雇いバイトにありつくか、ソーシャルオフィスに食料支給の助けを求めるか(電話がないので連絡が取れない)。まあ、いつものことなので、(10日後の2万円支給を待って)何とか生き延びることは出来るでしょうが。

 

と、強がり言っていますが、チャンポン/うどん玉がなかなか半額にならない。さっき1個42円(税込み)で買ったので、残り42円です。ここ数日、一日一食、ジャガイモ、うどん玉、100円パンの繰り返し(かつ4時間徒歩通勤)なので、さすがにふらふら、意識朦朧状態です(幸い体調自体は元に戻ってきたので何とか持ちこたえていますが)。

 

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以前から公言しているように、このブログは原則有料です。読者の方々は肝に銘じておいてください。ブログの読者の方々の中には、僕同様に赤貧に苦しんでいられる方がいます。そのような方々には、無料で見て頂きます。しかし、ある程度の経済的な余裕がある(敢えて基準を作れば僕よりも裕福な)読者の方には、何らかの形(金額の多少は不問)で購読料を支払って頂きたいと考えています。

 

でも多分、誰も鼻にもかけてくれないでしょうね。孤独老人が餓死していく様を、チープなTVドラマでも見ているように傍観しているわけです。恥ずかしくないんですかね。まあ、固定読者なんて(僕同様に貧乏な方以外は)一人もいないのかも知れませんが。

 

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昨夜は、うっかりTVを消し忘れて、絶滅危惧種についての番組をチラリと見ていました。膨大な数の絶滅危惧種が存在する由(とりあげたメンツは、トキ、コウノトリ、イリオモテヤマネコ、カラスバト、、、)。そのことを含め、言ってること自体(生態系、多様性云々) は間違ってはいません。しかし「教科書」です。あくまで一つの側面に過ぎないのです。間違ってはいなくても、別の側面から見れば違った答えが導き出される。“種とは何か?”“絶滅とはどういうことか”などの命題に関わる根本的な部分での検証。なのに教科書は(“かのように”的エビデンスに基ずく)答えを確定し、それに沿って“教育”が安易に勧められていく。暗澹たる気分です。

 

 

 

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斎藤劇場のつづき

2025-01-19 22:04:36 | 雑記 報告

元百条委員会メンバーで元兵庫県姫路市議の竹内議員が自死しました。事件の発端となった渡瀬元西播磨県民局長ともども姫路市民、父親が姫路出身の僕(昨年相次いで亡くなった三世のご両親も姫路市民)としては、心穏やかではありません。

 

度重なる(立花某らによる)家族への中傷に耐えられなかった由。

僕は立花某という人間(人間とは認めていませんが)、こいつだけは許せません。

そして、自殺者たちを、せせら笑うヤフコメ民(大衆)も。

 

繰り返し言います。橋下氏の言うように「斎藤知事の見解は間違ってはいない、しかし人の痛みを推し量れないでいる人間は、指導者として失格」だと思います。

 

正論(エビデンスとかに基づく)が全てではない。科学や文明に対する絶対的信仰(思い上がり)に対する危惧にも繋がります。

 

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僕が嫌いな人々。

 

“ローリング・ストーンズ誌的現象”を、闇雲に追従する人々(三世のいう“スペッシャル思考”とも被る)。

 

“趣味の人助け”マニア。 

“人助け”は、本来、受け身であるべきです。助けを求める人を(自己のポリシーとかには関係なく)無条件で受け入れる。

能動的に“助けてやる”“助けたい”は邪道、本当の人助けではありません(それを“人助け”と勘違いしているのでしょうが)。

 

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タレントの中井氏に関するニュースを見ました。メデイア(ことにフジテレビ)の体質、さもありなん。フジテレビの内情についてはチラリとですが実体験しています。エリート連中が、いかに好き勝手に(ふんぞり返って我々下々を虫けら扱いしつつ)振舞っているか、それはもう想像を絶します。

 

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TVSNSなども含めたマスメデイア全体)の劣化は、目を覆うばかりです。

AIについての番組。某AI業界社長が、自分で思考出来るAIロボットを開発、分身として仕事を分担する。吐き気がします。科学への過信、自己陶酔。余りにも幼稚です。 

 

その番組の末尾で、AIによる、こんな自主コメントが放映されていました。

“老人や貧乏人は、健全な社会の構築に無益な、邪悪な存在でしかない、素晴らしい社会の構築には、このような社会悪は抹殺して行かねばならない。”

ジョーク?なんでしょうか、コメンテーターの人達は当惑しながら、番組終了。一種の放送事故かも知れませんが、別に不思議なことではありませんね。

実は(当事者以外、すなわち社会の中軸を担う健全な人々の思考としては)「正論」なわけですから。

 

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繰り返し言うけれど、

「平和」と「戦争」は、同義語。

「自由」と「平等」は、反対語。

 

自分たちの平和を望み続ける限り、戦争は無くなりません。

自分たちの自由を主張し続ける限り、平等な世界は実現しません。

 

民主主義は、強者(自分たち)が権利を守る制度に、ほかなりません

本気で「平和」「自由」な世界を構築したいならば(世界の人々が皆平等な社会を目指すためには)、自らの「平和」「自由」を捨てなくてはならない。

 

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以下、僕の近況。

 

ここしばらく、近くの町工場でバイトしていました。毎日8時間、かなりの重労働(木材切断と運搬、ペンキ塗り、看板組み立て)。日当のほとんどは、スマホ利用代金(一昨年、生活保護=手取り2万円前後=受領にはスマホ所持が必須ということで、伝手を頼ってこの工場社長氏から入手、、、現在は手許にありません)に差し引かれて、手取りは一回500円ほどです。それでも1銭もないよりはマシなので、仕方なく続けています。

 

収入は、PCデポへのバス代(往復760円)で消えてしまいます(往復4時間歩いて通うか究極の選択)。この一週間、ほとんど何も食べていません(ファミレスでWi-Fi利用日は242円のジャーマンポテト1個、PCデポでの作業日は100円パン1個)。餓死してしまう可能性もあります(まあ、ダイエットだと思えばいいですが(;´д`))。

 

77歳にもなって、なんでこんな重労働(しかも限りなく割の悪い)を課せられなきゃならんのか、と腹立たしくなってきますが、社会に背を向けてきたので、その酬いと捉えて、観念するしかないのでしょうね。

 

 

 

 

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旧原稿の再掲

2025-01-14 17:19:55 | 雑記 報告

 

屋久島や中国の自然関連の古いデータを再チェックしていたら、9年前、2016年に書いた記事に出くわしました。おそらく、「1966年」「口永良部島」に関する何らかの話題があって、それに絡めて記述したのではないかと思われます(「現代ビジネス」掲載を念頭に置いていた?)。もしかすると、ブログ用に書いたのかも知れない(だとすれば再掲ですね)のですけれど、穴埋めにアップしておきます。

 

1966年」および「口永良部島」

 

ジョニー・ティロットソンより5才下のブライアン・ハイランド、5才上のデル・シャノンは、ともに1960年代初頭に大ブレイク(ジョニー「ポエトリー・イン・モーション」、ブライアン「ビキニスタイルのお嬢さん」、デル「悲しき街角」)して以来、非常に仲の良い、親友トリオでした。「歌は明るいけれど雰囲気の暗いブライアン」「歌も雰囲気も暗いデル」「歌も雰囲気も明るいジョニー」。デルは、1990年に自殺してしまった。生きていれば、今年82才になります。ブライアンは今年73才。3人の中では若手であります(笑)。

 

そのブライアンと、77才(78才?)のジョニーが、今年8月、タイのバンコクで、ジョイントコンサートを行います。2人のジョイントコンサートは、これまでにも度々あったのですが、そのうちの何回かは、ブライアンの体調(精神状態?)不良のため、ドタキャンされてしまったようです。

 

今回は、満を持しての(もしかして彼らにとって最後になるかも知れない)ビッグイベントです。彼らにとってだけでなく、僕や村田さんも、このライブの取材に全てをかける意気込みでいます。

 

その矢先、618日に、とんでもないニュースが飛び込んできた。「ブライアン・ハイランド死去」。しかし、このニュースは、即座に打ち消されました。完全なデマであると。

 

なぜ、ブライアンがデマの標的になったのかは、現時点では不明です。全く本人の身に関わりがないことなのか、(彼の精神状態を含む)引き金となる何らかの動機があったのか、、、、。

 

ひとつ分かったことは、ブライアン・ハイランドが今でも世界的な大スターであるということ。「死去」の報が流れて、インターネット上には、世界中から数多くの追悼(?)のコメントが寄せられた。

 

一方、日本。試しに「ビキニスタイルのお嬢さん」、これをネットで検索していたら、こんな要旨の記述に出くわしました。曰く「非常に有名な曲である」「しかし唄った歌手のことは誰も覚えていない」、、、、、何たる無知・侮辱。日本に於いては、63年になってブレイクしたジョニーよりも先輩で、6062年頃にはアメリカのティーンアイドル歌手の第一人者と目されていました。ジョニー同様に、日本だけのヒット曲も数多くあります(その代表が「タモリ倶楽部」のエンディングテーマ曲として知られる「ベビーフェイス」)。当時、何度か来日公演も果たしています。エルヴィスに続くポール・アンカやニール・セダカとともに、日本の洋楽界の幕開けを飾った主役の一人なのです。なのに「誰も知らない歌手」という扱い、、、これが、日本と言う国の、国民性なのです。

 

ジョニーに対しても同じです。彼のヒット曲は、世界の各地で異なっています。代表曲は、アメリカやイギリスでは「ポエトリー」と「涙ながらに」、東南アジアやオーストラリアでは「こんなに愛して」と「ジュディ、ジュディ、ジュディ」、そして日本では「キューティ・パイ」と「涙くんさよなら」*。各国より数年遅れ(従ってビートルズ登場の時期に重なって)6466年に日本での絶頂期を迎えた彼の人気は、当時、世界で突出していたのです。

*後記:「キューティ・パイ」と「涙くんさよなら」は南米・アルゼンチンでも大ヒットしています。

 

それが50年経った今、日本では(いつの間にか歴史が書き変えられてしまって)完全に忘れ去られ、タイをはじめとした東南アジア各国(やオーストラリアや欧米諸国)では、年月を経るごとにリスペクトの機運が増大している。

 

村田さんは、それが悔しくてたまらず、「タイやマレーシアでコンサートがあっても、絶対に行きたくない」と言い続けてきました。今回も、僕の誘いを最初は断ったのです。しかし、考えを180°変えたようです。今こそ、実情を日本(のファンやメディア)に伝えよう。全力を挙げてレポートを行い、ジョニーやブライアン本人たち共々、タイでの熱気、日本の冷淡、、、、その実態を知って貰おう、と。そして、2人を、もう一度日本に呼ぼう。

 

1966年は、「涙くんさよなら」映画化50周年。ジョニー初来日「50周年」。「涙くんさよなら」に続くジョニーの和製ポップス「ユー・アンド・ミー」が、絶頂期のビートルズの諸曲を押さえて、日本のヒットチャートの一位を独走した年です。

 

ちなみに、ジョニー関連の曲では、この66年に、前年大ヒットしたジョニー盤「涙くんさよなら」から一年遅れ、坂本九盤「涙くんさよなら」がマヒナスターズ盤や初代ジャニーズ盤とセットになって、ほんの一瞬だけヒットパレードの下位に登場しています。

                                                       

もう一曲、マイク真木盤「バラが咲いた」。ジョニーは、この曲を2年前の64年に録音(日本語と自身の英訳で)、しかしお蔵になったまま、この年、マイク真木盤と同時に発売、ともにベスト10にランクインされています(ジョニー盤もかなりのヒットを記録しましたが、明らかにマイク真木盤のほうが大きなヒットとなった)。

 

ジョニーの「バラが咲いた」録音・発売の経緯(最初に浜口庫之助から提供されたこの楽曲を一度は拒否し、「涙くんさよなら」が再提示されたことになっていますが、真相は詳らかではありません)についての再確認を行いたい。

 

ちなみに、マイク真木盤が(学生アルバイトでテストのための音入れを行った音源を発売して)大ヒットに至った経緯については、ごく最近、当時の担当者がインターネット上に寄稿しています。

 

「定説としての歴史」と「本当の歴史」は、しばしば異なります。今の世の人々が編纂し、疑いもなく信じている「歴史」を、完全否定しなければならないとは思っていません。しかし、リアルタイムを知る人々の証言を、頭から無視してしまう傾向も、どうかと思うのです。

 

現在の日本には、「事実」よりも何よりも「空気」が全てを支配してしまう傾向があります。新たな事実を作り上げ、寄ってたかって他を排除する。

 

イチローの日米通算安打記録に対しての、多くの日本人の反応。これほど嫌な気分になることは余りない。イチローは大好きです。(ほとんどの人がまだ存在を知らなかった)オリックスでデビューした当時の鈴木一郎時代から、密かに応援していたのです。

 

「世界記録」を認めないと言っているピート・ローズへの誹謗中傷の合唱、自分が日本人であることが、つくづく恥ずかしくなってきます(イチロー本人も困惑している)。

 

「世界記録」たりえないのは、当たり前です。どこからどう見ても「参考記録」に過ぎません。そして、それはそれで素晴らしい文句のつけようのない記録です。

 

それを「世界記録」と認めよと、認めないのはおかしい、というのが、多くの日本人の意見です。ならば、海外から日本にやって来た選手の「日米通算記録」も、日本記録なり世界記録なりとして認めねばならない。でもそんなことはしません。

 

あるいは、韓国や台湾に於ける記録も同列に扱うべきなのですが、王貞治の「868本」を世界記録として認めよ、と主張する同じ人々が、韓国リーグの選手の(王を上回る)記録を、鼻でせせら笑って、アジア記録として認めようとは絶対にしない。何をアホなことを宣っているのかと、完全無視です。

 

ネトウヨ、いや、大多数の日本の市民の、歪な「愛国心」には、ほとほと嫌気がさしています。

 

「沖縄」の問題。沖縄の主権を求め、日本政府に反発する地元の人々や、地元メディアの「琉球新報」「沖縄タイムス」を、「プロ市民」「売国奴」と誹謗する、沖縄は当然日本の一部、と信じて疑わない多くの健全な日本人たちの存在を、本当に悲しく情けなく感じます。

 

 同じ人たちが、中国のチベット・ウイグル支配や台湾統合に対しては、全く逆の意見を叫んでいる。その人たちに、中国のウイグル・チベット・台湾支配と、日本の沖縄支配に、どこに違いがあるのか? 明確に答えて欲しいのです。

 

 日本人の志向パターンは、中国や北朝鮮の人々の志向パターンに、(本人たちが気が付かない間に)限りなく似てきてしまっているように思います。

 

先日、口永良部島沖を中国艦が領海侵犯するという出来事がありました。この地域は、何十回も通い続けた僕のフィールドです。「北琉球」の自然/生物地理学的な位置づけ(とそれに基づく人文分野の基盤)については、トータルで見れば、僕が世界中で最も詳しい、と自負しています。なんで僕に聞かないのかと(笑)(そのためにも早く「現代ビジネス」をスタートして欲しい)。

 

ネットでこの問題について、チェックしてみました。青山繁晴さんという政治学者?が、詳しい論評を行っていました。同姓のよしみもあって(笑)、じっくりと耳を傾けてみました。非常に分かりやすい論評で、同意する部分も大いにあるのですが、根本的な部分で、決定的に考えが異なります。

 

一例。尖閣列島周辺の国境線について。中国の国家機関の発行したある時代の地図に、はっきりと尖閣の中国寄りに国境線が引かれていた、その時点で中国の国家が認めていたのだから、今更異議を訴えても後の祭り、というのが彼の意見のようです。

 

でもなぜ、それだけを取り上げなければならないのでしょうか? 確かに一つの事実です。しかし、別の事実が他にも多数あります。それ以前にも、以降にも、同じような、そしてそれぞれ異なった見解が存在するはずです。

 

人類成立以前に遡って検証してこそ、本質に迫ることが可能になる、と言うのが僕の持論なのですが、今はそれは置いて考えましょう。人間の有史以降に限っても、今に至るまで、互いに様々な主張を繰り返し続けてきた。なぜ、自らに都合の良い部分だけを取り上げて、日本の言い分の正統性を主張しようとするのか、僕にはさっぱり分からない。「俺のものだから俺のもの」と言っているようにしか思えません。日本の姿勢も、冷静に見れば、中国とちっとも変わらない。

 

ちなみに、国境線について僕がこれまでも言い続けていることなのですが、、、、中国の地図には台湾と与那国島の間に明確に国境線が引かれていて、そして、あれだけ躍起になって、あらゆる地図に南沙諸島と周辺各国との間のライン引きを徹底しているにも関わらず、ほとんどの中国の地図には、八重山と尖閣の間の国境線は引かれていない。敢えて曖昧な処置を取っているとしか思えません。深謀遠慮な、大きな意味が隠されているようにも思えるのです。

 

追記。台湾-与那国島間のラインに関しては、中間からだんだん与那国に近寄っている、、、そして、今やラインの右側の網の部分が与那国に被さってしまっている(笑)。果たして「笑」で済ませてしまって良いことなのでしょうか?

 

そして、東シナ海の中で、尖閣とは対極に位置づけされる「北琉球内縁諸島」(口永良部島もその一角)の、中国にとっての意味。

 

中国は、明らかに「沖縄」を狙っています。自国の領土にするということではなく、まずは「日本」から切り離す、という形で。

 

今こそ全ての日本人が、「琉球とは何か」という問いに、根源的な部分から向き合う必要があると思うのです。

 

 

 

 

 

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今年も山あり谷ありです

2025-01-01 21:01:57 | 雑記 報告

元日早々、嬉しいことがありました。

 

朝から「ゆめタウン」のスタバに出向いてドリップ・コーヒー380円を注文、一日そこで籠城します。昼食は餃子の王将のハーフ餃子定食510円、大変な贅沢なんですが、お正月ということで許して頂きたい。

 

餃子屋さんの前で、突然「青山さん!」と呼び止められた。若い女性の2人連れです。誰だかわからない。失礼を承知で、どなたでしたっけ?と問い正しました。

 

近くのファミレス「ジョイフル」で働いていた高校生(隣の近畿大学の付属校)のIさんと、もう一人のスタッフの方。Iさんは(これも失礼ながら)まだ子供っぽかったのが、すっかり大人になっていて、誰だか分らなかったのです。

 

2022年の秋、福岡(飯塚市)に越してきてから丸一年間余、ほとんど毎日のように、ジョイフル(アパートから5分)に籠城して、Wi-Fiを拾いつつ原稿を執筆していました。スタッフの方々も、応援してくださっていた。殊にIさんは(どこで調べたのかわからないのだけれど)僕の素性を知っていて、僕の本を買って読みます、と言ってくれていた。それには及ばないですよ、今作っている作品(「中国胡蝶野外観察図鑑」と「近所の森と道端の蝶」)が完成したらいの一番に差し上げるので、と応えていたのです。

 

とにかく、スタッフの方々みんなが応援してくれていた。ところが、唯一店長(それも途中でやってきた若者)がとんでもなくムカつくやつで(飯塚の人達のほとんどの方々は親切で感謝しているのだけれど、この店長を含む3人~某交番のオマワリ、某水道局職員~だけとんでもないクソがいる)、余りに嫌がらせをするものだから警察に訴えたところ、逆恨みされて(カスタムハラスメントだというのだそう)、入店禁止になってしまったのです。

 

その後スタッフの人たちが随分心配してくれている、というのも伝え聞いていたし、正式な形で店長を訴えるべく、本店社長に対して訴えの内容証明文を送ろうと試みたのだけれど、その経費が予想外に嵩むこともあって、諦めていたのです。2024年春にはIさんは大学に進学するとのことで、連絡がつかないままになってしまっていました。今は大阪の本校に進学して勉学に励んでいる由、今度こそ出来上がった作品を送って喜んで貰えそうなので、ずいぶんホッとした気持ちになっています。

 

去年の夏に18年ぶりに屋久島を訪れた頃から、「世の中、数多くの敵がいる分、実は味方も沢山いるのだ」ということが、朧気ながらわかるようになってきました。

 

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結局、ブロンズ像は、銀座の有名古物商に即金10万円で売り払い、あかね書房から生涯印税前払いとして4万円を前倒し振り込みいただき、その日のうちに格安航空チケットで(ノービザ滞在規制が解除されたばかりの)中国に向かうことにしました。中国産の未記載ヘツカリンドウ近縁種の開花期にギリギリ間に合います、まずその探索を最優先しなくてはなりません。香港経由で現場の広東省恵州市象頭山国家自然保護区へ向かい、一応2泊3日のスケジュールで日本に戻ってくる予定でした。

 

しかし、山中を50km歩き回って探索したのにも関わらず発見できず、その後、転進して向かおうとした場所は外国人入境禁止(後で知ったのですが同じ日に中国人のカメラマンがそこで多数のヘツカリンドウ近縁種を撮影した由)、探索を諦めるしかなくなってしまいました。

 

それどころか、信じられないほどの様々なアクシデントに遭遇(多くはパソコン・スマホ関係、余りに多すぎて書ききれない)、極めつけは、原則として大半を残しておく予定だった全財産(出発直前に、去年夏頃までは海外でも使えた今使用中のキャシュ・カードが使えなくなったことが判明し、全額を現金に換金)が、(極めてイレギュラーな形で)盗まれてしまった。

 

ギブアップして、とりあえず帰国しようとしたのだけれど、帰路のチケットを買ってもらう手はずになっていたモニカとは(スマホなどでの)連絡が取れず、結局香港空港で寝ずに3日間待った後、大阪の植物園元館長氏の計らいで、辛うじて年末帰国が叶ったのです。

 

14万円という虎の子の全財産が、何一つ目的を達成することなく、泡のごとく消え去ってしまったことも無念極まりないのですが、それ以上に(3日間寝なかったことで)体調を完全に崩してしまい、またぞろ急性肺炎まがいの状況に陥ってしまっていることが、悔しくてなりません(もう一日帰還が遅ければ万事休すだったと思う)。

 

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香港~福岡便は、ちょうど、韓国の航空機大惨事の直後のフライトだったのですね。福岡空港でも以前同様の事故が何度か発生していた由、心配でした。

 

飛行機は空中を飛ぶのがメインの仕事で、地上を走るのは付随的な仕事に思われがちですが、むしろその苦手部分にこそセフティ・ケアを注がねばならないのですね(着陸後すぐに立ち上がってうろうろしだす乗客をスチアーデスが必至で制御する様は毎度のこと)。

 

なのに、滑走路の先の、まさかの「壁」の存在。韓国交通省は「基準(ルール)を守っているから問題なし」というのだけれど、そういう問題じゃないですよね。

 

「“なぜ事故が起きたか”と“なぜ被害が大きくなったか”は別の議論」 と指摘するコメントがありました。

まさにその通りだと思います。すべての事象は、「例外」の積み重ねから成り立っています。

 

ルールは、例外(ルールの外)を基準に設定しなくてはならない。必要だけれど、絶対的なものではない。いわば、常に動いている“生き物”だと思うのですね。

 

 

 

 

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