青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2022.1.16 改めて援助願い

2022-01-16 21:23:10 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



★★★ 【時間がない!】
やらなければならないことが余りに多すぎて、、、1秒たりとも無駄に出来ない状況なので、のんきにブログなんて書いているわけにはいきません。

★★★ 【お金がない!】
今月中に、5万円ほどが必要です。ギリシャへの渡航金(往復3か月チケット7万1000円)は、2月の生活保護費6万2000円全額を回し(HDD修復費は今月は待って貰う)、足りない分は、たぶん三世が日本の国から貰えると思う子供支援金の一部を回してもらう。でも、それをクリアできたとしても、問題は、本の印刷費(一冊約1000円)の捻出。既存出版社へのプレゼン(「近所の森の蝶」=企画が決まれば100万円前後の収入、ほぼ
“取らぬ狸の~”で終わりそう;´д`だけれど、諦めずに頑張るしかありません)。昆虫専門図書での販売(「週刊中国の蝶」=毎週最低500円×10人の目論見、こちらは多分成功すると思う)。あと、陽性検査が5000円ぐらいかかる。電気代が5000円近く。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブログを始めてから15年余、繰り返し「このブログは有料です、読者の方には寸志の寄付を願います」と明記し続けているのですが、(最初の頃に3人の方から申し出があっただけでその後は)完璧に無視され続けています。

でも、昨年、この10年間では初めて、宮崎のKさんが援助を申し出て下さいました。彼から、アドバイスを受けました。
「反応が無くても、根気よく、援助願いを掲載し続けること」と。

というわけで、見っとも無いという想いもあるのですが、毎回、振込先を書いておきます。
(別に“振り込み詐欺”と思って戴いても構いません、笑 ←笑っている場合ではなく、必至です!)

三井住友銀行 371垂水支店 普通口座 3869044 アオヤマジュンゾウ (国内使用)
三井住友銀行 873大船支店 普通口座 7012686 アオヤマジュンゾウ (国外使用)
三井住友銀行 873大船支店 普通口座 6981197 アオヤマジュンゾウ (年金受領/家賃振り込み用)
*どれでも良いです。

僕への連絡先は、ブログにコメント(非表示可)を頂ければ判るようになっています。









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2022.1.15 「40数年前の雪の日のこと」「もう一つの春の女神」など

2022-01-15 21:10:10 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・

東京大学弥生校舎(農学部)の共通入試テスト会場入り口付近で、17歳の少年に3人の方が刺された、という今朝のニュース。被害者の方々が、軽傷であることを祈ります(ちなみに、このような事件が起こると「無事に逃れた人もトラウマが残る、心のケアをしてあげて欲しい、というコメントを少なからず見かけます、それはそうなんですが、そこを強調しすぎるのも、僕にはちょっと違和感があります、、、、それを言えば、僕なんてトラウマだらけだし)。

それで想いだしました。もう40年以上前の話です。僕は、その東京大学農学部の教室(教授室)に、暫くの間住んでいた(居候)ことがあります。

確か、40何年か前の今日、雪の日でした。朝起きて、トイレに行って、部屋に戻ろうと思って、間違えて別の教室に入ってしまった。そこは、入試受験の真っ最中。いや、慌てたのなんの、、、。その後、何のお咎めもなかったのだけれど、今ならどうなっていたことか。そもそも部外者が(まるでホームレスのように)大学構内に棲み着いていること自体、問題アリなんじゃないかと。

その頃は、まだ安保闘争とかなんとかを引きずっていて、毎朝警察の車両が農学部の構内を巡回していました。僕はノンポリなので、安保闘争の何たるかも知らなかったのですが、、、、後に、学長側についてる(まあそれで部外者が滞在できたのかも知れませんが)ケシカラン、とかの言い掛かりをつけられて、リンチで殺されかかったことも有ります。

電話番のようなこともしていたので、よく、(後に有名人であることを知った)闘争の首謀者?みたいな人からの電話を取り次いだりしていました。いやもう、全く世間の事は知らなかったので、、、。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

考えて見れば、僕は人生で試験というものを(中学の入試以来)受けたことがない。

逆はあります。ここんところ部屋に積み上げてある段ボール中身を少しづつ整理していたら、いろんな昔の資料が出てきました。これは、以前にもちょっと触れたと思うのですが、僕の文章が、2度試験問題(共通模擬テストと、大学独自の試験)、2度教科書に、どれも、「国語」で使われています。自慢と言うよりか、それ以前の問題として、僕の文章と“国語”の取り合わせに、「世も末である」という想いがあります。

僕に欠落している、語学力(含日本語)、文章構成力、、、、その辺りの事を想うと、情けなさは半端じゃないです。

それで、この2週間ほども、大変な目にあっていたのですよ(たった今「一応解決」したので過去形にしましたが)。「春の女神」の執筆が、全然先に進みません。その理由は分かっています。

ほぼ書き上げていた2つの記事をひとつに纏めた。内容も長さも、ほぼ同じ。しかし全く別個に書いた(時期が違う?)ので、構成が異なります。それをひとつに纏めたのです。

いや、やめときゃよかった。これ、一番やっちゃいけない作業です。案の定、とんでもないブラックボックスに落ち込んじゃいました。(ほぼ同じ内容の)両方の記事を生かそうと継ぎ接ぎをし出したら、収拾がつかなくなってしまいました。僅か数頁を纏めるのに、10日以上かかってしまった。最初から新たに書き下ろしていれば数時間で済んだのですが。

とういうことで、今さっきなんとか纏め終えたのですが、もひとつ同じ内容の原稿を見つけてしまった。3年ほど前に、三世のブログに寄稿した記事です。ずっと忘れてた。こっちのほうが、よく出来てます。コンパクトに纏まっていて、スムーズに読むことが出来る。でも、せっかく10日もかけて纏めたので、見つけなかったことにしましょう。

忘れてたと言えば、ギフチョウに関する論文(報文)結構書いてるんですね。段ボール箱から30年近く前に「ギフチョウ研究」という雑誌に「ギフチョウ属の系統考察(上)」と言うのを書いた時のオリジナル原稿が出てきた。(下)はどうなっているのだろう?(上)だけで(下)は書かなかったのかな?と思っていたのですが、、、。

今回の記事を書くために、インターネットでギフチョウ関係の資料をいろいろチェックしました。ウイキペディアの日本語盤には参考(引用)文献がついていない。もっともウイキペディアにも複数のパターンがあるようで、文献リストが付いているものもあった。もちろん、僕の書いた報文は無視されています(前にも書いたように「このことを最初に発表したのは青山潤三氏であるが彼は正式な研究者じゃないので無視します、私のが最初の正式論文です」とか)。その代わり「写真集」として、僕の本が載ってますね。

海外のウィキペディアも調べたのだけれど、英語版には文献紹介がない。フランス語版とスロバキア語版に文献リストが付いていました。その最初(アルファベットでAOYAMAが最初に来る)に僕のが載っています。上記した「ギフチョウ研究」の(上)とは別(一年後)の記事ですね。Aoyama, J., 1994 - Phylogeny of genus Luehdorfia. Konchu to Shizen 29: 8-15.、、、そういえば書いたような気もします。(下)の内容は、たぶんこの中に収められているのだと思う(チェック出来ないので具体的なことは分からない)。

いずれにしろ日本では無視されるわけですが、(別に僕の身分や肩書きとかは分からない)海外では公平に扱われているみたいです(笑)。今後は、頑張って海外で活動しよう、と思っている次第です。

・・・・・・・・・

小さな(?)事件が、いろいろあります。

●宅配サービスの“初回割引”を悪用、自称・料理人の男(28)を逮捕。
↑milkのコメント:割引券14回不正利用、、、で、このザマ(連行時顔出し)ですね。擁護は出来ないけれど、同情はしてしまう。隣の記事に、有名画家のニセの絵を売って2億5000万円の人の記事も出ていたけれど、、、世の中は平等ではない、と思ってしまいます。[そう思う:32/そうは思わない:2]

●虎の門病院の医師(31)を窃盗容疑で逮捕。以前見た黒装束で泥棒する映画が忘れられなかった由。

●25歳の女、振り込み詐欺の受け子で3回目の逮捕(これまで2500万円を騙し取る)。

●9歳の女の子のお年玉1万3000円を盗んだ46歳の女を逮捕。
(↑兵庫県高砂市、、、まさか僕の知り合いじゃないでしょうね?)。

・・・・・・・・・・

ジョコヴィッチさん(ビザ再取り消し)、頑張ってね!




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2022.1.13 日記

2022-01-13 21:20:53 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・



“ロニー・スペクター(ヴェロニカ・ベネット)追悼”を、今朝一番にブログに挙げようと思っていたのですが、、、、。

いろいろと、複雑な気持ちでいるんですよね。

ひとつは、「春の女神(ギフチョウ&モエギチョウ)」に取り組むためには一秒の時間も無駄にできず、ブログ執筆は当分の間やめておこうと考えていたところなものですから。

それと、彼女の逝去に関しては、“ローリング・ストーンズ誌的追悼記事”が溢れているので。

僕は、どっちかと言えば、クリスタルズ派なんですが、もちろんロネッツも好きですよ。

え~と、、、。
ここ数日、毎晩「キャシー・トロコイル&ビーチ・ボーイズ」の「アイ・キャン・ヒアー・ミュージック」を聴きながら寝ています。睡眠剤を飲んで横になって、何曲か収録してある音楽ファイルをクリックして、たまたま何故か、ちょうどこの曲になった辺りで眠ってしまう。

1996年、アダルト・コンテンポラリー・チャートの70位台。ビーチ・ボーイズ、最後のビルボード・チャート・ヒットです。もちろん、フィル・スペクター作品で、ビーチ・ボーイズ盤は、最初は1969年に、カールのリード・ボーカルでヒットしています(ホット100の24位)。この「with Kathy Toroccoil 盤」の2年後にカールは逝去します。この時の録音には、加わっていないですね。

ちなみに、ビーチ・ボーイズ最後のチャート・ヒットは同時期にもうひとつあって、with Lorrie Morganで「ドント・ウオーリー・ベイビー」(カールも参加)、こちらはC&Wチャートの70位台。もちろん、「ロネッツ/フィル・スペクター/ビー・マイ・ベイビー」とは切っても切り離せない、ブライアン・ウイルソンの渾身の最高傑作のひとつです。

まあ、それについては、いろんな人がいろんなところで発言しているので、ここで僕が言及しなくても良いでしょう。

「アイ・キャン・ヒアー・ミュージック」ロネッツ盤は、1966年10月にビルボード・ホット100の、ちょうど100位にチャートされています。

何年か前の、ロニーとマイク・ラブの対談?で、ロニーは「この曲は私たちの最後のビルボード・チャートヒット曲なので、とても大事な曲、ビーチ・ボーイズがカバー・ヒットさせてくれて、とても嬉しかった」旨のことを言っていますね。

元ご主人との間には、愛憎いろいろとあった(たぶん大半は“憎”のほう)のでしょうが、生涯スペクター姓を名乗っていた。

ロニーとロネッツに関しては、いろいろと書きたいことがあるのですが、収拾がつかなくなってしまいそうなので、この辺にしておきます。

・・・・・・・・・・・・



僕は、今時の「お笑い」芸人が持て囃されているのが、どう考えても理解が出来ません。

むろん、僕が年寄りで、分かっていない、と言う事なんですが、それだけじゃないと思う。

なんか、人類が、どんどんバカになっているような(ちなみに、アホの坂田さんは素晴らしい芸人ですよ!)。

僕にとっての、今のお笑い界は、ローリング・ストーンズ誌(ザ・ローリング・ストーンズは大好きです!)の存在と共に、
2大「大嫌い」な社会構造であるわけです。

ところで、いわゆる「お笑い」界において、かつての佐村河内さんの事件と構造的に全く同じ事件が勃発しているようですね。

けれど、空気の流れは、全く逆方向に向かっているようです。

>佐村河内さんの時の奴とダブるけど、今回のケースでゴーストがテレビに引っ張りだこになる可能性は低そうな気がします。

このコメントに尽きるのですね。大衆(上記コメントはその代表)は、「空気」の流れを、ただひたすら受け入れる。そして、全く同じ事象に対しても、ほんの僅かな「空気」の(無意識的な)調節具合で、「善」と「悪」が入れ替わったりします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



最初の入り口は「図書館でした」…陰謀論を信じた主婦が振り返る、ハマってしまった「3つのきっかけ」 (msn.com)

読者の皆さんで、考えて下さい。科学に対する過信。教育と洗脳。(Comme Siあたかも~かのように)という基盤に成り立つ「正論」「空気」「常識」「“陰”を排除した光の中の(正しい)世界」。人類は、そこに安住していて良いのでしょうか?





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2022.1.12 日記

2022-01-12 21:46:04 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・

「タリバン」に関する記事で、「アフガニスタンなどイスラム圏国々の大衆は、もともと“まともな教育”を受けていないんで、日本がどれだけ援助をしようが、云々、、、といったニュアンスのコメントを少なからず見かけました。

“まともな教育”ってのは、何なんですかね~。いや、冗談抜きで僕はバカなんで、その意味がよく分かりません。私たちにとっての“まともな教育”というのは、彼らたちから見れば、“異なる価値観による洗脳”なのかも知れないし。

・・・・・・・・・・

非情に(正確には“非常に難しく”)考えさせられる記事(およびコメント)がありました。

【アメリカのプロ野球のマイナーリーグに、初めての女性監督が誕生した。】

これは、歴史的なことですね。本当に素晴らしいことだと思います。コメントも、称賛の声に溢れています。へそ曲がりの僕も、ここは皆と同じ意見です。

ところが、水を差すようなコメントがひとつ。

当て逃げインチキ内野ゴロ安打*****さん
>女性監督のいうこと素直に聞けますか?
差別するわけじゃなくて、自分が選手なら聞けないです。。。。。
[そう思う0/そうは思わない22]

返信コメント
あ*****さん
>それが差別です。
[そう思う8/そうは思わない1]

あ*****さんの言う通りです。「差別」する人は、自分の行っている行為が「差別」だとは思っていない(「差別するわけじゃなくて」という常套句を何の疑問もなく使う)。

でも、、、、、ですよ。
でも、、、、。

この「インチキ内野ゴロ」さんは、(自分の気持ちに)正直な人なんですよね。僕やあなたたち(主に男性)も、心のどこかで、「内野ゴロ」さんと同じように思っている(あるいは以前思っていた)かも知れんじゃないですか。「内野ゴロ」さんの発言は確かに“間違った考えである”と思うし、僕もとんでもない差別であると確信はするけれど、それは、今置かれている「空気」があってこそ、皆そのように認識することが可能なわけで、、、。

「自分が選手なら聞けない」という声を封殺して(問答無用に議論の対象外に置いて)しまうのも、また問題ありなのかも知れない、とは言えないでしょうか?

「差別するわけじゃない」と言いながら「差別」を行っている人たち、というのは、僕が最も嫌いな存在なのですが、じゃあ、その人たちにどのように対峙していくか、というのは、また別の次元で考えねばならない問題である、と思うのです。

*あと、もひとつ僕が嫌いなのは、「その国家(体制・権力)は嫌いだけれど、一人一人の国民は良い人たち」という、思考タイプ。それは当たり前のことであって、そこから先をどう考えるか、ということを、放棄してしまっている(そのうえで「結論」だけを持ってくる)。

・・・・・・・・・・・・・・

ここ数日いろいろ面倒なこと(手続き、そのほか)があって、なんかいつもと違う大変さでした。「春の女神“萌葱蝶”」の纏めとか、やることが山ほど溜まっているので、そろそろ本気出さないとダメですね。

それと、ガーリックバター塗ってストーブで焼いた期限切れトースト食べるのを楽しみにしてるんだけれど、忙しくて、まだ食べてない。今晩こそ食べます。



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かのようにComme si小論(予告)

2022-01-11 17:11:26 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記


★1月10日の記事に、応援、ありがとうございます。

読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・

遺伝子操作したブタの心臓を移植 世界初、米の57歳男性に(共同通信) - Yahoo!ニュース

好意的なコメントが多い(少なくともコメント欄の上位には並んでいる)ですね。それはそれで良いでしょう。

何度も言うように、科学(や医学)の発展によって、やがて人類は(個人の)永遠の命を獲得する。そして、(種speciesとしての)人類は滅亡する。

健康マニア、趣味の人助け、リスク排除主義者、集団的自己中、、、コロナ問題によって、そこいら辺の存在(大多数の人類、殊に日本人)が、より明確に浮き彫りになってきましたね。

科学は素晴らしいけれど、宇宙や神の存在からすれば、ゴミみたいなもんです。

・・・・・・・・・・・・・・

新型コロナ“発生”二周年がやってきます。
僕がリアルタイムで書いた記事。
>怖いのは、“パンデミック”じゃなくて、“パニック”。
(報道に於ける“事実”は、どうにでも操作できます)

・・・・・・・・・・・・・・

人類にとって必要なことは、“ウイルスを退治する”ことではなく、“ウイルスに対峙する”ことだと思います、、、、ってのは、もう書いたかな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大逆事件と漱石や鴎外の立ち位置について書こうとしてるのですが、なかなか先に進めません、(;´д`)

森鴎外「かのように」1912年(大正元年)から
【事実だと云っても、人間の写象を通過した以上は、湊合が加わっている。意識せずに言葉にしている。数学で、点だの線だのと云うものがある。どんなに細かくぽつんと打ったって点にはならない。どんなに細くすうっと引いたって線にはならない。点と線は存在しない。しかし、点と線があるかのように考えなくては、幾何学は成り立たない。あるかのようにだね。コム・シィだね。】

夏目漱石「私の個人主義」1914年(大正三年)から
【私の言う個人主義のうちには、火事が済んでもまだ火事頭巾が必要だと言って、用もないのに窮屈がる人に対する忠告も含まれていると考えて下さい。】







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時間について 2。

2022-01-10 21:35:26 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



誰か、“時間のフラクタル”について教えて下さい。

例えば、琉球列島(中琉球=奄美大島+沖縄本島)でも、中国大陸西北部(四川・雲南)でも、ワラセア(セレベス+南北モルッカ諸島)でも、あるいは、オーストラリア大陸でも、アフリカ大陸でも、北米大陸でも良いのですが、その生物相の在り方、あるいは形質表現の為され方、、、等々、地域ごとに一定の特徴があります。そして、その特徴の表現は、時間に関わらず、“人間個人の歴史”100年単位に於いても、“人類の活動の歴史”1万年単位に於いても、“生物の種の歴史”100万年単位に於いても、“生命と地球の歴史”数億年単位に於いても、、、同じような方向に示される。それは一体どういうことなのか?

生物の“進化”を、「時間のフラクタル」(そんな言葉があるのかどうかは知りませんが)が司っている、、、、。いわゆる「ダーウインの進化論」とは全く別次元の(“科学”では解明し得ない)「進化の構造」があるような気がしてなりません。






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日記2022.1.9

2022-01-09 21:11:11 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



時間について。

暖地の恵まれた環境に棲む蝶たち(身近なところではモンシロチョウとか)は、年に5世代ぐらい繰り返すわけですね。
一世代の寿命は2か月あるかないか(季節によってはもっと短い)。親蝶の期間は半分以下。一方、過酷な環境に暮らす蝶たちのなかには、足がけ3年かけて次世代にリレーしていく種もあります(高山蝶のウスバキチョウやタカネヒカゲなど)。

恵まれていない環境に棲む種ほど長生きし、恵まれた環境に棲む種は著しく短命なわけです。

人間は、ざっと20年ごとに一世代交代ですね(無用の時間が永い!)。ということは、世代交代のペース(それは種の進化にも複雑に繋がる)は、ヒトとモンシロチョウでは、100倍の差があることになり、人間にとっての1年は、蝶など別の生物にとっては100年に相当する、とも考えることが出来ます。

ちょっと別の視点からの話になるけれど、、、、70代や80代と、10代や20代では、普通に考えれば、圧倒的に後者の方がポテンシャルを多く残していますね。

しかし、「個人」という視点から言えば、例えば、これまでに生きてきた73年を、これからの1年(それも不確かですし、長くてもせいぜい数年)とかと、同じ概念では比較できない。

過去は「有限」で答えが示されている。未来は「無限」です(分からない、と言う意味で)。

時間は「定規」では測れないと思うのです。

夏目漱石 夢十夜 第一夜
その末尾の文章。

>、、、百合から顔を離す拍子に、思わず遠い空を見たら、暁の星が、たった一つ瞬いていた。
「百年はもう来ていたんだな」と、この時はじめて気が付いた。



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漱石の迷路、鴎外の怪談(予告)

2022-01-08 22:02:52 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・

読者の方々に。(➀②についての見解)ご教示頂ければ有難いです。

「ブログ記事に“援助協力お願い”を根気よく掲載し続けた方が良いですよ」と知人からのアドバイスがありました。それで、前回のブログは「ご協力要請」の記事にしたのですが、、、、ブログランキングという所を(念のため)チェックしてみたら、一気にガクッとランキングが下がってます、、、、、もう見事なくらい(;´д`)。

いいですよ、見たくない人は見ないで良いので。お金出すのがそれほど嫌ならば、知恵だけでもお借りしたいのですが、、、。

益々窮地に追い込まれています。途方に暮れています。

少し前に記したように、パソコンが勝手に「ウインドウズ10」から「11」に切り替わってしまった(切り替えないと先に進めないような状況になってしまった)。

新しいのは、使い方が全く分からない。仕方がないので、必死で操作に取り組んでいます。でも、どうしても回復出来ない機能が幾つかある。その作業を可能にするか、でなければ10に戻すしかありません。ヨドバシのMさんに相談に行きました(電車賃が1200円!)。両方とも難しいと。

その作業が出来ないことには、作品を書き進めることも出来ません。11で消えたしまったメニューのひとつは、ゴミを消す機能。もう一つは、(地図などに)〇印を打ち込む機能です。後者の説明を少ししておくと、ウインドウズ10では印のサイズが「〇1」から「〇10」まであって、これまでは「〇10」を使い続けて来ました。しかしウインドウズ11では、「〇1」から「〇6」までしかない。「〇10」で示すことが出来ないとなると、新たに作る記事は「〇6」以下を使うしかなく、古い資料は全てその基準に書き換えなくてはなりません。現実的にそんなことは(時間的にも労力的にも)不可能です。

2つの問題のうち、せめてゴミ消し機能ぐらいは、(たぶん別の場所に移動して)残っているはず、とは思っていたのですが、ウインドウズ11には、何処にもその機能がない(何故か消えてしまっている)とのこと。

選択肢は2つです。

➀ウインドウズ10に戻す。

②改めて必要な(11で削除された)機能の入っているソフトを購入する。

僕としては➀が出来れば有難いのだけれど、「出来なくはないが、それを実行すると様々な形でかなりのリスクを伴う」とのこと。リスクを避ける方法のひとつが、全てのデータを、新しいHDDにカバーしておくこと。時間的な問題や労力的な問題はともかく、お金がかかります。

また②を採るとした場合、新たなソフトの購入費用がかかる。それに、新しいソフトに、以前と同じ機能が含まれているとは限らない。

進むも地獄、引くも地獄、、、、といった状況なのですが、でも、この問題を解決しないことは、先に進めません。

マイクロソフト社(だっけ?)は、なんでわざわざこんな不便なことをするのでしょうね。

「ゴミ消し機能」が無くなり、「〇サイズ」の数が大幅に減ったことに伴って、基本操作とは全く関係の無いチャラチャラした「飾り」とか「遊びの機能」ばかりが大量に増えている、、、、。

一体何を考えているのでしょうか?

大衆と権力(政府、大企業、マスコミ)がスクラムを組んで、「見かけの便利さ追及の社会」、すなわち“「多様性」を旗印とした実のところは「単一性」推奨”の方向へ、まっしぐらに進んでいるように思えます。ビル・ゲイツ(だっけ?)による“人類「ワクチン」漬け”、と同じです(陰謀論とするならしてください)。

ワクチンも、マスクも、あってもよいのです。僕は、それ自体は否定はしていません。でも、全てがそこに集約していくこと(理不尽であろうがなかろうが権力と大衆と空気に従うしかないこと)が、恐ろしく不気味なのです。

パソコンも同じですね。あれば便利です。でも、そこそこに留めて置かないと、気が付かないうちにとんでもないことになると思います(科学・文明は凄いけれど、別の立脚点から見ればゴミみたいにちっぽけな存在なので)。軒を貸して母屋を取られる状況になりかねません。

ノートと鉛筆代り(字が下手で書くことに対してトラウマを持っている僕にとっては有難い)、写真のフィルム代り、メールは手紙のかわり、、、せいぜいその程度で十分なのではないでしょうか?

以前ギリシャにいたときに、ジョージと喧嘩したことがあります。「飯食いに行こう」とジョージが言うので、パソコン持って出かけようとしたら、「食事に行く時ぐらい置いていけ」と怒り出した。でも重要な連絡が来るかも知れないので、持って行かなきゃなりません。

考えてみれば、ジョージの言う通りのような気がします。

・・・・・・・・・・

思うんですが、、、。
(こんなことを想っていると、たぶん危険思想でショッ引かれるか、精神病院送りでしょうけれど)

京大のスパコンに収納してある膨大なデータが、サイバー攻撃で消えてしまった、とか、四国の病院の電子カルテが読めなくなってしまった、とか。「身代金」云々、という意見もありますが、これ、お金絡みじゃないんじゃないですか?、、、といって、政治がらみでもない。

インターネット社会に警告を発しようとしている勢力が、サイバー攻撃を仕掛けはじめている。そのうちに、大変な騒ぎになるんじゃないかと。

・・・・・・・・

「漱石・鴎外と大逆事件」
今夜も文献チェックです。

知れば知るほど、謎だらけですね。
その謎はとてつもなく大きく、現代の「ワクチン」「インターネット」とも、シンクロしています。



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読者の方への緊急援助願い

2022-01-07 10:53:34 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記




読者の方への「援助願い」(作品の販売などを含む)は、15年ほど前にブログを始めてから、無数とも言えるほど繰り返し行ってきたのですが、反応はほとんど皆無です。この10数年間において、応じて下さった方は、8~9年前に3人、昨年1人が全てです。そんなわけで、許より諦めてはいますが、その昨年応じて頂いた方から「諦めずに要請を続けていけばどうでしょう?」というアドバイスを受けました。もう一度、チャレンジしてみます。

・・・・・・・・・・・・・・・

現状

定期収入
●生活保護支給金 月6万2000円(これまでの収入調節などが行われている)
●年金 月4万円
臨時収入
●知人(3~4人)からの借り入れ、またはカンパ(原稿料含む)。
月平均3000円~1万円
●印税
月平均500円~1000円
トータル 11万円前後

基本支出
●家賃(更新料月賦支払い月1万円を含む) 月4万700円
●HDD修復費用➀(計47万円、月分割支払い=未回収)原則月2万円(1~3万円の幅あり)
●HDD修復費用②(計8万円、2年間月賦支払い=回収済み)月3500円
●電気代 月1000円(夏季)~5000円(冬季)
●Wi-Fi使用インターネット作業のための費用(食費・交通費など込み)月3万5000円~4万円前後
(*事務所代わりの終日カフェ滞在費=主に4箇所ローテーション組み *昼食 *夜食 *電車賃などを含む)
●週一度の銭湯入浴費(580円) 月2000円~2500円
臨時支出
●パソコン関係のアクシデント発生時のヨドバシカメラへの交通費および電話代 1回につき1200円~2000円
*アクシデントによる修理費(上記2例を除く)や部品購入費などは未計上。
トータル 10万円~15万円

もともと、かなりの綱渡りです。
予算オーバーな月は、「食費を減らす=1日一食」「修復HDD支払い額を1万円にする」「知人からの借用またはカンパ」で切り抜けています。

しかし、新たな企画をスタートした為、大幅な予算が加わります。
■本の印刷(+郵送) 通信図書販売委託用製品と既成出版社へのプレゼン用見本で、経費を上回る収入を目指すとすれば、当面月5万円ほどが必要になってきます。

今考えている計画

*note1(周囲に無償で面倒を見てくれる人の居る)中国またはギリシャに渡れば、★生活費の心配がなくなる。★孤独死の心配がなくなる。

*note2日本では、携帯電話とクレジットカードが無い(なぜ僕が持てないかは理由が不明)と、室内Wi-Fi設置も携帯Wi-Fi購入も出来ない。国外ではそれらが可能。

■2月に(数年間温めてきた)企画中の作品(「春の女神」*=詳細は追々説明していきます)を作りあげ、日本の各大手メディアと交渉して、週刊誌と月刊誌(およびネットマガジン)掲載、単行本(電子本)刊行で収入を得る。

*渡航費用(3か月間往復チケット)7万5000円、および陽性証明のための検査費用は、2月の生活保護金6万円全額を回し、不足分は知人からのカンパ・借用に頼る。

*調査・撮影対象の出現期(活動最盛期は3月上~中旬)までの間に、援助金による収入を待つ(通信図書販売からの収入は、手続きの都合上、早くて夏頃になる)。

*これまで何度かクラウドファンディングで企画を立ち上げ基金援助を申し込んできたが、全く反応はない(一銭の収益も無し)。

*ブログあや子版で、援助願い(および電子書籍の販売案内)を発信し続けてきたが、これまでの12年間の反応は、ほぼゼロ(何らかの形で応じて下さった方は、8~9年前に3人、昨年1人)。

*(経緯の詳細は略すが)ハローワークやシルバーセンターからの仕事は貰えない(唯一可能性のある1枚1円の個別ビラ配りも、待ち続けて3年目になるが未だ回って来ない、、、希望者が多く順番待ち由)。

*飲食店・スーパーなどの、清掃作業・ガードマンの仕事も、直接訪問、書類郵送、電話、インターネットなどで応募しているが、全て最初の段階(老人、保証人なし、携帯電話無し)で、却下される。

・・・・・・・・・・・・・・

ということで、読者の方々に助けを求めたいのです。


仕事をください。上記したようにインターネット他での応募は不可能、また、コンビニなどの実質公的企業も不可能。個人でトップダウンで雇って下さるところ。ちなみに、先日一か所あったのですが、僕が「中国共産党」の姿勢を容認している、と言う事で、最終的には却下されました。背骨を傷めているので重いものは持てません。また、8年前の事故の後遺症があるため、夜間を通しての仕事は出来ません。それ以外は、(犯罪行為を除き)なんでもします。


作品を購入して下さい。「青山潤三ネーチャークラブ」に加入されている方には、印刷作品は原価(印刷製本代、一ページにつき平均10円)で、CD/DVD収納作品は無料で贈呈。その他の方には、定価で販売します(DVD/CD付き)。郵送料については相談。


「青山潤三ネイチャークラブ(ネイチャーアジア)」入会費(終身会費込み)は、0円~∞です。ただし、自己申告ください。僕の作品を読みたいけれどお金がない、という方は、廉価~無料で、一応協力金が準備できるという方は、基本3万5000円に設定しています(もう20年近くに亘り表示し続けている額です、あくまで基準なので、各人の判断で金額を決めていただいて良いです)。

振り込み口座は 三井住友銀行大船支店873 普通口座7012686 アオヤマジュンゾウ


会員の方には、様々なレクツアーや講演なども(必要経費を除き)無料で行います。非会員の方からも依頼があれば、出来る限りのことを引き受けます。電子本/印刷本とも、こちらが用意しているものの他、ご希望に沿って、オーダーメイド作成も行います。

以上、どのような方法でも構いませんので、何らかのご協力が頂けることを、切に望んでいる次第です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「青山潤三の世界あや子版」のコメント欄に連絡を頂ければ、青山本人のアドレスが表示されます。
また「ギリシャ・チエチエブログ/オンラインガイド」でも、連絡可能かと思います。
そのほか、ユーチュブ、フェイスブック、インスタグラム、ツイッター等々もあると思うので(ただし僕本人は使用法を知らない)、上記2ブログの管理人を通じて、連絡が取れると思います。

・・・・・・・・・・・・・

*春の女神/日本と希臘、湖北省とイラン、、、。萌え始める樹々の薫りと光と風の物語。
Spring-ephemeral虎凤蝶&萌葱蝶:The story of early spring, budding of trees, fragrant, light and wind,,,,,




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日記2022.1.6

2022-01-07 09:00:00 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・

ナダル、ジョコビッチの入国問題に意見「唯一明確なことはワクチン接種すればプレーできる」【テニス】(Tennis Classic) - Yahoo!ニュース

テニスの事は何も知らないし、この2人の選手が(名前ぐらいは知ってるけれど)どんな人なのかも知らないのですが、この記事(およびそれに対してのコメント群)の論調は、こういう事ですね。

「ワクチンを打つも打たないも自由、しかし一方の自由を選んだ場合は制裁を加える(それが当然のこと)」

ボロクソに言われることを承知で、僕も2つコメントを入れておきました。その要旨。

【それは“自由”とは言わんでしょ?】

【今、人類にとって大事なことは、『ウイルスに対峙する』ことであって、『ウイルスを退治する』ことではない】





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日記2022.1.6 日本および日本人

2022-01-06 16:55:26 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・

今、2年ほど前に書きかけた、
春の女神/日本と希臘、湖北省とイラン、、、。萌え始める樹々の薫りと光と風の物語。
Spring-ephemeral虎凤蝶(ギフチョウ)&萌葱蝶(モエギチョウ): The story of early spring, budding of trees, fragrant, light and wind,,,,,
“東西(日本海周辺域-中国/地中海東南縁-中東)に離れ離れになって生き残った姉妹たちを訪ねて”
というのに取り組んでいます。

それで、ブログ執筆は中断しているのですが、何日も放って置くのもどうかと思うので、適当に目についたニュースを取り上げておきます。
『日露戦争従軍記』 南日本新聞

内容よりも、コメント群。
もう、何といって良いか、、、。
心が折れます。

ちなみに、今書きかけている(なかなか先に進まないでいる)ブログのほうも、(全く偶然ではあるのですが)
日露戦争関係です。
『漱石・鴎外と日露戦争および大逆事件』、、、、みたいなところ。

これも全く無関係なんだけれど、この(南日本新聞の)記事の主人公の舞台は「和泊」ですね。
沖永良部島は、或る意味(行政的な面でも)日本の最遠の地です。ここを超えると(小さな与論島を挟んで)沖縄県。向う側(狭義の琉球)からも、「下」に位置づけられているのだと思います。
沖縄の北端(本島のヤンバルや伊平屋島)から沖永良部島がよく見えます。
日本の“どん詰まり”ということで、ネガティブな印象を得てしまうのですが、実際に訪れてみたら(トカラアジサイの調査、南西諸島では最後のほうの訪問)、ありきたりの表現になりますが、文字通り、人も自然も最高に素晴らしい所でした。日本で僕が最も好きな地、と言っても過言じゃないです。


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2022.1.1 日記

2022-01-03 10:14:40 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記


★1月1日の記事に、いいね!その他、ありがとうございました。



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・・・

お正月なので年賀状、、、もちろん、メールです。はがきの年賀状は、もうこの10数年来、ほぼ一枚も来ません。正確には、あかね書房さんからだけは、毎年(最初に本を出してから36年間)律儀に年賀状が届きますね。僕からは、印税催促以外は連絡しないので申し訳なく思っています。

で、去年メール戴いた方、原則全員に、謹賀新年のメールを出し終えたところです。

後ろに受け取った順から出して行きました。最初がニュージーランドのルイス(早々と年賀のメールをくれた)。モニカ、チエちゃん、スーリン、パラリラ、こばやしさん、かがわさん、友子さんの父上、JTFC会長、植物園園長、、、、、全部で37人。一人だけ腹立たしいので出しませんでした(若い?セミの研究者の人)。このあと、昨年以前に連絡とった人もチェックして出します。中国の方は原則2月1日の春節まで取っておきます。

なんか、忘れていたのがあるみたいな気がして、何度もチェックし直したら、あや子さんだった^^;。さっき、追加メールしました。

・・・・・・・・・・・・・

今年は、本を100冊ほど作り、修復HDDが戻ってきて、いろいろと整理が済んだら、パソコンとかインターネットとか使うのは止めちゃいたいですね。

友子さんの父上からの年賀。
「89歳になります、ゴールが見えています」

時間は無限です、ゴールは遥か彼方だと思います。

・・・・・・・・・・・・・

自分のやってきた仕事をきちんと残して、後の世代に引き継ぎたい、というのが僕の望みなんですけれど、早かれ遅かれ人類とか地球とかは滅びてしまうんですよね。それを考えれば、、、、。

いや、もしかしたら、人類の終焉は、もう目の前に迫ってるのかも知れんですよ。まずそれを何とかしないと。

・・・・・・・・・・・・・

パソコンで文字打つと、関係ない字が出てくるので、イラつきますね。些細なことのように思うでしょうが、実は非常に重要な(深刻かつ懸念すべき)問題なんですよ。

アナログ筆記時代は、自分で決めて字を書いたわけですから、間違うこと(単純エラー)は有りません。今は、提供された字を、摂取選択していく。もちろん、その中からどの字を選ぶかは自分では分かっているわけですから、手間だけの問題と捉えても良いのかも知れません。

しかし、うっかりミス発生の頻度は、手書きの場合に比べて圧倒的に多くなります。例えば、昨日のブログ(タモリ&草彅)の話題は、単に打ち間違いということではあるようなのですが、一般論として、ネット上に示された(本来とは正反対の意味の)誤植語をそのまま受け入れてしまい、万が一それを「正しい」と認識する(その結果本来の語は排除される)流れになったならば、由々しきことです。「メカ(科学)に間違いはない」と無条件に信じ込んでしまうような社会の風潮の中では、結構ありうることだと思います。

ヤフコメ欄をチェックしていて常に思うのですが、、、。2つの表示様式がありますね。「お勧め順」と「時間順(早い/遅い)」。この「お勧め順」が非情に怖いのです。

本来なら「時間順表示」と「ランダム表示」であっていいはず。しかし、「ランダム」ではなく「お勧め」。いや、「お勧め」もあっても良いのです(ほかに選択肢が示されているのなら)。一番の問題は、受け取る側が、送り手が作り出した「空気」にすっぽり乗ってしまう事ですね。

その証拠。何百、何千と検索されているコメント欄でも、チェックが入っているのは「お勧め」として示された最初の2~3コメントだけです。そこに圧倒的な数のチェックが集中する。

ランダム表示だったなら、そう言う事は起こりません。受け取る側は、常に頭を働かして、様々な意見を探し出し、それによって自分の意見も確立していく。

ネットコラムという空間がそういう状況に置かれている(受け取る側がひたすら「答え」を求めている)ことを承知のうえで「お勧め」システムを採っているとすれば、或る意味、確信犯的な仕業です。

受け取る側にとっては、本来ならば一人一人多様な解釈が出来るはずなのに、実は単一の価値観しか提供されていないため、無自覚にその「空気」の中に従属してしまう(どうやら、多くの人がそれを望んでいる)。提供した側にも問題があるし、受け取る側にも問題があるのです。

編集者による意図的な操作だったら、まだ救い(改善手段)はあるでしょう。しかしITの力を借りて、結果としての意図を操っているとなれば、救いようがありません。

・・・・・・・・・

僕が以前から言っている「地図を読めなくなった日本人」の話と同じなんですね。地図は「案内」ではなくて「読むもの」、縮尺と等高線だけからなるシンプルな地図は、無限の情報の詰まった「宝の山」なんです。でも大衆は、ひたすら目先の便利さ(答えの提供)だけを求めて、基本を排除していく。楽して得をすることが「自由の証」と信じ込んでいる。

・・・・・・・・

京大のスーパーコンピューターのアクシデント。一瞬の(かつ気付かない)間に膨大なデータが消滅。
それで想うことが(自分も注意をしなければ、という事の他に)2つ。

ひとつ。この話題をネットで議論している人たち、何て頭が良いのだろう。余りにも難しすぎて、僕には一万分の一も理解出来ません。こういう話題に接するたびに、自分の頭の悪さが情けなくなってきます。

もうひとつ。
体系的であることを良しとする価値観に基づく科学の脆弱さの暴露。そして、同様の例は、案外(表に現れていないだけで)日常的に起こっていると。いくら「科学」が発達しても、人間の能力なんて、宇宙の“総量”からすればゴミか玩具のようなものです。IT任せにしていると、気が付かないうちに全てが消えてしまう。

・・・・・・・・・・

難しいといえば、昨夜は塚本章子さんの『夏目漱石“私の個人主義”に見る大逆事件への抵抗~馬場孤蝶衆議院選挙立候補と新聞・雑誌記事を手掛かりに』を読んでいました。本文(漱石の「私の個人主義」)ではなく、それに対する塚本さんの評論が難しすぎて、、、。

いろいろ書きたいことがあるのですが、(僕の頭では整理することが困難なので)とりあえずはパス。

え~と、、、。以下、支離滅裂です。スルーして貰った方が良いかも知れません(真面目に読む人があったら申し訳ない)。

100年前の国粋主義、道徳主義と、それに対する個人主義、社会主義、自然主義、、、。今のヤフコメ民の愛国、嫌中韓、、、、。対・主義にしろ、対・国家にしろ、時間と空間が、100年前と今が入り込んでしまって、、、。なんか、自分が鏡の国の中にいるような気分になります。

日本と、それに対する韓国・中国。どちらがどちらに当て嵌めれば良いのか。結局、やってることは同じであって、正義と正義の戦いです。大衆とマスコミと権力がキャッチボールしている(それぞれがエサを与えて相手の要求を満たすことで自分の要求も満たされれる)。

スタート地点が、日本は大衆、中国は権力、そこから先は同じです。表面が違って見えるだけ。

民主主義の弱点たるポイントは、教育・道徳への過信、そして何よりも科学(体系的思考)への過信です。気が付かないうちにとんでもないことになってしまいます。

細部の検証を体系的に行うことの重要性を否定するわけではありません。しかし、それを司る「賢人」にこそ、俯瞰の重要性が求められます。

・・・・・・

そのような意味で、
中國人は、中国を離れて中国を見る。
日本人は、日本を離れて日本を見る。

昨日例に挙げたネットニュースをもう一度取り上げます。

『“まるで文化大革命”、、、コロナ禍に密入国を斡旋し晒しものに(広西壮族自治区)』

typ*****さん
>中国では人権が無いどころか、日常的に人権弾圧・侵害を行っている独裁国家なんだから、法律はあっても共産党の指示によって国民の不平不満を抑え込む道具に過ぎない。私は中国人なんだけど、中国の真相・深層って、本当に想像を絶する汚くえげつない。
[そう思う21/そうは思わない2]

milk*****
>僕はtypさんとは逆に、日本人なのですが(中国には野生生物の調査・撮影のため35年間行き来しています)、確かに、中国が「弾圧・侵略」を行っている独裁国家であることは承知しています。が、日本(や香港など)の民主主義社会が、本当に「自由」であるか、と言えば、そうは思わない。大衆が共有する「空気」に沿わない人間を排除しようとする、無自覚の同調圧力を伴う「正義」の強要は、中国の一党独裁政権下での暴力よりも、ずっと恐ろしいと感じています。
[そう思う10/そうは思わない3]

beender*****さん
>typさんは多分自分の経験をそのまま一般化しすぎてるような気がします。むしろmilkさんの言った通り、日本は建前上自由だけれど、事実上不自由な面が多くて、中国と真っ逆。むしろ中国の見える抑圧より、日本の見えない抑圧が時々もっと怖く感じるかも。まあ俺は外人だから関係ないけど、、、。typさんの日本語はとても上手だけど、認識にまだ甘い部分がある。批判の言葉もマスメディアとあんまり変わってなく、要するに受け売りに過ぎず、実際日本や中国に対して自分の考えを持っていない。多分まだ若いからこれから変わるかも。それにしても、日本に留学するのに最適な人と思うなあ。
[そう思う1/そうは思わない0]

↑beenderさん(中国の方ですね)、優しい人です、、、。






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マヌケな中国人、賢い日本人

2021-12-29 21:08:49 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記


★12月28日の記事に、応援、ありがとうございます。



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・・・

スーリンからも、モニカからも、メリークリスマスのメールが届きました。そういや、三世も、あや子さんも、スタバやマクドやジョナサンやイオンや餃子の満州のスタッフも、教会の牧師や信者の婆さんたちも、JTFC会長も、福生病院のF主治医も、、、、僕の周りは、女性ばっかしですね。男性には嫌われてるんだろうか?まあ、そんだけ女性の力が強い社会に成って来たんだという事なのかな?

・・・・・・・・・・・・・

話は全く変わります。

どうして、日本人は(他の国の国民も同じかも知れないけれど僕は日本人なので日本についてだけしか明言できない)、ある一定の「空気」だけを「答」として、全てを見てしまう(金太郎飴の形成)のだろう、と不思議でなりません。

中国や韓国(および北朝鮮)がケシカラヌ国であることは、僕も同意します。でも、お隣の国であるというのに、余りにも「固定概念」だけで決めつけてやしないか?少しは、自分自身の目や頭で、色眼鏡抜きでの判断は出来ないのだろうか?(韓国については知識が少ないので以下主に中国に対して記して行きます)。

中国は危険な国である、常に監視下に置かれ、何かあればすぐに処刑される、全てが国家権力によって隠蔽され、事実は一つも知らされない、、、等々。むろん、部分的には、その通りでしょう。否定するつもりはありません。でも、それが全てではない。

例えば、中国を含む諸外国から見た日本。日本の国土は未だに原発汚染に覆いつくされているので、行くのは危険だ。そう思い込んでいる人が少なからず(相当に多数)います。それは、ある面では事実なのかも知れません。でも、それが全ての答えではないことは、日本人なら当然わかるはずです(と言うよりもほとんどの日本人は“そんなアホな”とほぼ全面否定するでしょう)。ついでに「日本人は皆変態」と思われている節もありますね(日本アニメは賛美される部分しか日本人には伝わってこないけれど)。そう言われても仕方がないような部分も^^;

・・・・・・・・・・・・・

『デーブ・スペクター「監視されている中でとても自由ですよ!」中国テニス選手問題巡りチクリ』(中日スポーツ)
↑これ、一番の注目は表題末尾の「チクリ」ですね。僕は基本的にデーブ好きなんですよ(三平に替わる大喜利に推薦!)。この人、本当に頭が良い(総合的な意味で)と思う。でも間にエリート受験脳的な頭の良い人(編集者とか)の解釈が入ると、彼の良さが薄れてしまう。この(ネットニュースに於いて常道的な)「チクリ」の表現には、大衆とメディアの空気による物事の決めつけと、正義に名を借りた上からの目線が、如実に表されています。

bluesorangeさん
>シンガポール紙『聯合早報』の取材に「常に、とても自由だ」と答えた。
少なくとも、日本にこの発言をそのまま信じる人なんていないんじゃない?
[そう思う181/そうは思わない5]

milk******
僕は日本人です。この言葉、身に染みて信じています。監視社会の中での自由。それもアリなんではないでしょうか?自由(多様性)を標榜していながら、実は単一性に突き進む、日本(西側社会?)の排他性よりは、マシなように思います。コメ主は「日本にこの発言をそのまま信じる人なんていないんじゃない?」と言いますが、少なくても一人はいるわけです。それとも、僕は日本人ではない、と排除なされるわけですか?
[そう思う0/そうは思わない0]

・・・・・・・・・・・・

中国報道。
『雲南省昆明 無断で学校を抜けだし、旅行後に「新型コロナ」感染発覚。』
雲南省昆明(こんめい)市の安寧(あんねい)市は、12月27日、新型コロナウイルスの感染確定1例を報告した。この感染者は、市内の専門学校の学生であり、既に拠点病院に移され集中隔離治療を受けている。

幾つかの突っ込みどころがあります。

すぐに思うのは、“感染一人だって?そんなわけないだろう?”
その是非はともかく、“感染一人”、、、、本当だったら、なんか凄くないですか?

それが嘘だったら(ほぼ大半の日本人はそう思っていると思う)、本当にそこまで騙しおおせる力は凄いですね。

そして、もし本当だったら、(良くも悪くも)ここまで感染防止を徹底できる、国家権力も凄いことだと思います。

でも僕は、敢えて言えば、どっちとも違う(両方受け入れでも良いですが)想いを持っています。

中国だけを見て解釈する(答えを出す)のではなく、斜め上(または下)の次元から俯瞰する。日本やそのほかの国々の状況(コロナに対する捉え方)はそれぞれ全く異なっています。それぞれ別次元で「柳に怯えている」(僕はその「柳」が本当に怖い存在なのかも知れないことを否定しているわけではない)可能性があるわけです。

いずれにしろ上記の話題は、非情に大きなテーマなので、ひとまず置きます。

気になったのは、こんなコメント。

www*****さん

>昆明市の安寧市

こっから先に進めん・・・w
[そう思う9/そうは思わない10]
*ちなみに僕が次のリコメントを入れるまでは、「そう思う」が「そう思わない」を圧倒していた・

誤記した記者のマヌケを揶揄している。でも誤記じゃないのですね。

milk*****
中国の「市」や「県」の行政は、日本とは異なります。非常に複雑なので一概には言えないのですが、通常は「県」よりも「市」のほうが大きく、「市」の中に「県」があったりします。 「市」にも何通りもの組み合わせがあって、「市」の中に別の規模の「市」があることも普通です。安寧市は、昆明市の一部でもあり、別の立脚点では、異なる行政でもあります。位置的には、東京の23区を狭義の「昆明市」とすれば、三鷹市や武蔵野市辺りが「安寧市」に当たります。
[そう思う11/そうは思わない0]

もっとも「市」の「市」という行政が普通に成り立っている中国も、マヌケといえばマヌケではあるわけですが。

いずれにしても、日本の大衆は、隣国のことを知らなさすぎる。いや、知らないのは、別に仕方がないです(僕の場合はたまたま知っているだけなので、他の国の事は全く知らないし)。知らないのに、バカにしたり、善悪を決めつけたりすることに、異疑を感じているのです。

(ある部分では僕も含めてだけれど)とにかく、日本人は、お隣の国・中国のことを余りに知らなさすぎる。

一例です(前にも書いたかも知れません)。

文芸春秋誌上でたまたま見つけた、高名な小説家のある表現。

「中国からそれほど遠くはない離島」
という表現だったと思う。

「それほど遠くはない」ということは、ある程度は離れている、と言う事でもありますね。相当する島は、地理的には南西諸島か九州西岸諸島の島ということになります。船で一日の間に到着できるので、「それほど遠くはない」離島に当て嵌まります。しかし、日本の島を念頭に置いているという事は、まずありえない。台湾ならば、さほど遠くない、かつある程度離れた「島」なわけですが、大きさから言っても「離島」というカテゴリーには入らないでしょう。

実は、中国には「離島」という概念で呼べるような島は存在しないのですね。確かに、上海-香港間には、無数と言っていいほどの多くの島々が散在しています。でも、それらの島々は、離島と言うよりも、大陸に隣接した、簡単に橋をかけることが出来るほどの、沿岸島嶼です。「中国からそれほど遠くはない」という表現は、しっくりとこない。 

実は、中国には、(沿岸にくっついたような島を除けば)島らしい島はないのですね。あれだけの大国なのに、考えてみれば意外です。この小説家氏を含め大多数の日本人は、中国には多くの離島がある、と当然のように思っていることでしょうから。

南沙や尖閣がそれにあたるとも言えますが、共に無人島です。もっともその視点(中国に於ける数少ない「離島」の存在)で見れば、対外的、戦略的に「南沙」「尖閣」にこだわるのも、分かるような気がします。

・・・・・・・・・・・・

『天安門事件のリーダー、王丹氏(アメリカ在住)の母死去、、、』

kim*****さん
>悪いのは中国共産党。
(以下、コメントの大半が同趣向)

rur*****さん
>リーダーとして煽るだけ煽り、行動前にアメリカに逃げた方たち。俺は仲間たちを捨てて自分の身の安全を優先した人を信じない。

milk*****
>ある意味、西側民主主義社会にとって「天安門事件」は「成功」したのだと思います。

・・・・・・・・・・・・

『中国公安vsアニマル浜口、俺、このタイトルの映画あったら観たいわ、ゴジラvsキングコングよりおもろそう』
↑これ、ウケました!

・・・・・・・・・・・・・

『香取慎吾結婚、25年目の2つ上の一般女性と』
↑スマップウオッチャーの僕としては、嬉しい話題です。

・・・・・・・・・・・・・・

“イヌは、人間の言葉を理解しているだけじゃなくて、「気」も読めている”という話題。犬買っている人は、ほぼ全員がそう思っているでしょう。これに関しては僕も同意しますね。それは他の生物にも(蝶だって、笑)当て嵌まるかも知れないし。どうやら人間だけが、別方向に突き進んで行ってしまっているような、、、、。人類は、幸せなんでしょうか? ありきたりの話で、すみません^^; でも、人類の未来を考える上に於いて、実は大変に大きなテーマだと思うのです。

・・・・・・・・・・・

最初の中国女子テニス選手(35歳)とチョウコウレイ(75歳)元副首相の話題に戻ります。この話、結構不思議なんですね。権力闘争を含め様々な背景が考えられるのでしょうが、どれも辻褄が合わない。

僕の、思い切った感想(面白くもなんともない結論)を言えば、 
単なる痴話喧嘩じゃないんでしょうか?
それが、権力者と有名人の間で起こったという、、、、日本でなら結構ありふれた展開です。

それ自体は(本人たちにとってはともかく)どうでも良いのです。

中国指導部の趣旨は、こういうことだと思います。

(この問題に限らず一般論として)メディアが煽り、大衆が追従する。そのような話題が巻き起こるたびに、ひと塊となった社会の(実態なき)空気が形成され、特定の価値観を持った方向に一斉に動いて行く。その流れに乗ることが出来るか否かで、「平等」とはかけ離れた「貧富の差」を生み出す。

中国の言論統制は、「いたずらに特定の空気が形成されること(それは、日本や香港の一部の人々にとっての“自由”ではあるのですが)」を牽制しているのです。誰が得をし、誰が損をするとかと言った問題ではなく、もっと根本的な部分で、日本などの民主主義的社会に対峙しようとしているのだと思います。

しかし、その方策が正しいか間違っているかは、別問題ですね。あるいは、よしんば理念は正しいとしても、結果としては間違った方向に進んでいますね。例えば、自分たち政府高間や各界エリ―ト層を軸として、とんでもない(日本の場合などとはスケールの違う)圧倒的な貧富の差が生じている。貧富の差を無くすために設置したはずの規制が、逆に強者が弱者を踏み台にして、とほうもなく巨大な力を形成する要因になっている。資本主義を否定する、という建前のもと、制御不可能な、化け物のような巨大な資本主義の集団が国中を覆い尽くそうとしている。 

国の指導者たちは、そのことをどう解釈し(たぶん事態は認識できている)、どのように舵を取っていくのでしょうか?
中途半端なことは出来ませんね。強引に理念成就に向かって進んで行くしかない。お前らのためを思って、様々な規制をかけているのだ、黙って従え、と。前途多難でしょう。お手並み拝見。

・・・・・・・・・・

個人のアメリカンドリームを肯定しているのが、日本や香港やアメリカ。自由は、言ったもの勝ちです。勝者は守られねばならぬ権利を有します。そして、「多様性」の御旗の許で、(正義、取得権利、自由の概念に基づく)「単一性」が推進され、大衆は「勝者」の側に集結し、異端は排除されていく。

言論の自由はあっても、実質的にその恩恵に被ることが出来るのは、力のある側、数の多い側、声の大きい側であり、逆説的に言えば、「言論の自由」の明確な承認が、力の存在を増殖させ、相対的に(その時々に於ける)少数や異端は封殺されていく。

日本は、既に「勝者の世界」(勝者が幸福だとは必ずしも限らないけれど)になっています。大多数の大衆は、自分たちは「下」(あるいは「中」)であって「上」ではない、と信じているのでしょうが、上も中も下も、置かれている次元は同じです。「中」も「下」も、「上」の基準に従わないことには成り立たない社会構造になっている。「空気」から置いて行かれた人々は、「上」でも「中」でも「下」でもなく、「外」側に放り出される。「下」も「中」も、常に「上」に従って、(相互監視をしつつ)「外側」に放り出されないように生きていくしかないのです。

一方、個人のチャイニーズドリームを否定しているのが中国。

言論の自由がない中國は、多様性を認めません。最初から単一志向です。穿った見方になりますが(笑)、そうであることで、「多様性」を旗印(隠れ蓑)にして、結果としての「力」の単一性を認め、それに追従せざるをえない、という構造から逃れることが出来ます。最初から単一の価値観しか許されないならば、その中から多様性を地道に派出して行けば良いので、逆説的に言えば、自由の制御が、(少数派にとっては)結果として自由の獲得に結び付く、と(幼稚でバカな頭でもって)考えています。

そんなわけで、「自由」「多様性」の御旗の許、結果として大量の「無敵の人」を生み出している日本よりも、(最初から大量の「無敵の人」が存在する)中国のほうが、まだマシなのではないか、と。

もっとも、最初にも記したように、中国の現実は「平等」の建前・理念とはかけ離れた正反対の方向に驀進しています。「平等」を標榜しているにもかかわらず、日本などとは桁外れの極端な貧富の差を解消できずにいる。エリート層、裕福層が、圧倒的なパワーでもって構築する、文明・科学・経済の超近代的(あくまで“的”ですが)社会に、下層社会が追従していくことは不可能です。

しかし、発想を転換して、そのことをポジティブに捉えてみてはどうでしょうか?日本には、もはや田舎は存在しません。全国隅々まで、都会に従属しています。田舎を取り戻すには、もはや手遅れです。幸いと言ってよいかどうか、中国には、田舎も下層社会も、未だ存在している。いっそのこと、都会(近代)に追従しなければいい、という選択肢も取れます。今だって、近代文明とは未交渉な状態で、田舎や下層社会独自の生活体系がある。近代に追従することなく、「別の自由」の許で生きていくことが出来る。

どうせ一党独裁の、「平等」に向けての一律規制に取り組むなら、この際、科学・文明への過信、近代的繁栄に対する過信を容認(推奨)することを捨て去る決意をしてみてはどうでしょうか?(まあ出来んでしょうが)。

民主主義社会にあっては、「自由」に基づく「既得権」を手放すことは不可能です。しかし独裁政権ならば、構造上は可能なんですね。その決断なしには(科学に頼り繁栄を目指し続けている限りは)「理念」の方向には向かえないと思います。

それは、中国だけではなく、日本を含めた、世界の現代社会に於ける命題です。その取り組みの実行に、最も近い所に位置しているのが、中国だと思うのです。

以上、西側社会からの妄信的とも思える「中国批判」に対するアンチテーゼとして、(極論に近い形で)書き記しました。





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ハニートラップと南京

2021-12-28 15:10:16 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記



読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・・・

『元公安警察官は見た。被害に遭う日本人続出、、、上海のカラオケクラブは中国ハニートラップの巣窟』

tof*****さん
日本でも学者、政治家、コメンティター、ジャーナリスト、不自然に中国や韓国に肩入れしている人がいるよな。
[そう思う680/そうは思わない24]

j*****さん
現在の中国に旅などしようものなら、安全に帰って来れる保証など無いと思う。
[そう思う57/そうは思わない0]

milk*****
僕は、学者、政治家、コメンティター、ジャーナリスト、どれでもないのですが、中国で35年間活動している日本人です。ハニートラップは、至る所に張り巡らされています。政治だけではなく様々な目的で。僕も、不測の行きがかりで、一度だけかかりかけたですね(かからなかった、笑)。しかし、これだけははっきりと自覚しておいて頂きたい。良からぬ目的で、安易に(金にあかせて)女性に近づく日本人男性が、いかに多いか、ということを。別に、自由恋愛は良いのです。ならば、責任をもって結婚しちゃえばいい。それで結果として敵側についてしまうのなら、それも生き方のひとつだと思います。でも実際は、相手の女性を見下して、真剣に対していないことがほとんど。だったら、トラップにかかっても、文句は言えんでしょう。まずは、日本人も中国人も対等な関係にある、という姿勢を、きっちりと認識しておきたいですね。
[そう思う40/そうは思わない3](意外と賛同が多いです)

・・・・・・・・・・・・・

一度だけかかりかけた、の話をしておきましょう(笑)。政治的なハニートラップではなく「ぼったくりハニートラップ」ね。

上海のメインストリートである南京東路に、2人組のハニートラップが常時うろついていることは、結構有名ですね(今はどうなんでしょうか?)。大抵の場合、一人は美人で、一人はブ〇。

ある日、その通りにあるはずの大型書店に行こうとしました。しかし、移転していた。近くの様だったのですが、場所が分からない。そこで警察署に行って尋ねようとしました。署の入口に死体?が転がっていた。怖くなって通りに引き返しました。急に大雨が降ってきた。そのタイミングで、くだんの2人組が話しかけてきた。「日本人でしょう(すぐにわかるのが不思議です)?何かお困りの様ですがお助けしましょうか?」

いや、怪しい人たちには近づきたくないのだけれど、ここは移転した書店の場所を聞いておこう、と。「すぐそこなので案内してあげましょう」。で、通りを横切ったところで、半端ない豪雨になってきた。「ちょっと雨宿りしましょう」とのことで、角にあったフルーツパーラーのようなところに入りました。スイカとアイスクリームとかを注文して、雨が止むまで暫し雑談。可愛い方の女の子は、日本語がメチャ上手です。ブ〇のほうは、何故か途中でいなくなってしまった。雨がやんで、勘定を支払おうとしたら、300元(今で5000円、当時ならもっと)。スイカ数切れとアイスクリーム3個。マクドみたいな、ごく一般的なカフェです。しぶしぶ300元払いました(今思い出した、桂林でもよく似た経験している、スープ一杯で300元取られて、当時の宿舎のスタッフの間で、僕のあだ名が“300元”になった)。明らかに店との共謀です。

で店を出たのですが、驚愕はその後です。今でも、その真意が分からない。その可愛い方の女の子がこう言いました。「(300元も支払った)あなたは素直な人ですね、今後、また同じような局面に会うでしょうから、その時は気を付けて」と。書店まで案内してくれて、「困ったことがあったら私に連絡してください」と名刺をくれた。連絡しなかったけれど、、、そこまで手の込んだことはするのでしょうか?

実は、この時は天中殺みたいな連続で、翌日も別の被害に遭った。こちらは、本物のマクド。店内に入ろうとしたら、入口で小学生ぐらいの女の子を連れた中年のオバサンが声をかけてきた。いきなりこう切り出しました。「南京から来たけれど帰る電車賃がない、食事もしていない、私はともかく、この子には何か食べさせてあげたい、ご馳走してください」。もちろん、最初から日本人と決めつけています(それにしてもよく分かるもんだ)。媚びる様子は全然なく、いわば胸を張って上から目線で(笑)。まあ、ハンバーグ2個ぐらいは良いだろうと、ご馳走してあげました。食べ終えると、電車賃もくれ、という。南京だったら大した運賃じゃないはずなんですが、なんだかんだと100元とか150元とかかかる、と。いちいち関わっている道理はないけれど、(日本人として、笑)無下に断るのもなんだかなぁ~、と思って、いい方法を考えつきました。「今はお金を持っていない、明日にならないとない」。これで引き下がると思ったら、「じゃあ明日で良いです、何処に行けばよいか」と宣います。さすがにわざわざ来ることは無いだろうと思って、(僕が泊っている)ユースホステルを教えました。翌朝、ちゃっかりと来ました。その執念?は、ある意味見事です。

南京といえば、こんなことも。福建省の南平と言う町に、途中で知り合った日本人の若者と一緒に旅行した時のこと。町の中心の河に架かる橋の上で、風景を眺めていました。突然、女子中学生らしき2人連れが声をかけてきました。何の前置きも成しです。いきなりです。「南京から来ました」。以下も上と同じです。腹ペコで何にも食べていない。一応、ごちそうはしてあげました。全然感謝された風もなかった。

日本人を見つけると「南京」。切り札です。

町から町へのローカルバスでの移動は、何時間もかかります。車中にはTVが設置されています。様々な映画が放送されて、(時間つぶしには)それなりに有難いのですが、かなりの確立で、南京大虐殺のドキュメンタリー番組に出会います。これを、何時間も見せ続けられるのは、かなりの苦痛です(まさか日本人の乗客がいるからそれを選んだ、と言うわけではないでしょうが*)。

*ちなみに、アメリカのグレイハウンドでは一度恣意的にやられたことがある。ちょっと感じの悪い運ちゃんだったので、何か文句をつけたら、ずっと「真珠湾奇襲攻撃」の放送を流され続けた(僕がアメリカで遭遇したほぼ唯一のいじわる)。

南京虐殺に話を戻すと、あったと思いますよ、それもほぼ中国側の主張通りの事が(平凡社新書「南京事件論争史~日本人は史実をどう認識してきたか」笠原十九司著に詳しい)。

ただ、せっかくの事実の主張を、トンデモ装飾をもって語るから、胡散臭くなってしまう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

中国で遭遇した様々な理不尽極まりない出来事は、余りにストレートで、かつどこかマヌケさが漂い覆っているゆえ、、、、複雑な想いにならざるを得ないのです。




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日本の民主主義は、本当に正しいのか?

2021-12-26 20:51:49 | コロナ 差別問題と民主化運動 日記


★12月25日の記事に、いいね!その他ありがとうございます。


読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。

・・・・・・・・・・・・

今日は、一週間前に書きかけたブログ記事を整えて載せる予定だったのですが、時間がかかりそうなので、今日チェックしたニュースからの新しいコメント。

新しい、といっても、何度も書いて来た内容ですが。

改めて念を押しておきます。僕は、例えば、ミャンマーの政府軍にしても、アフガンのタリバンにしても、それから中国やロシアの共産党政権にしても、日本の大量殺人事件の犯人も、付け加えればコロナウイルスもそうなんですが、彼らを「正しい存在」「悪ではない」と見做している(ポジティブに受け入れている)わけではありません。しかし、単純に「間違った存在」「悪」と見做して済むものでもない。

あまりにも当たり前のことを延々と繰り返し言い続けています。
「正義は一つではない」
「事実はひとつではない」
「光と闇は表裏一体」
“そんなことはみんな知っている”と某有名メディアのエリート編集者氏は言いますが、(彼をも含め)みんな知らないですね。
だから、何度でも繰り返し発信していきます。

・・・・・・・・・・・

この話の主題は(1週間前に書きかけた)次回のブログで記していく予定ですが、僕は、中国共産党の姿勢(ビジョン、ポリシー)を、一定の範囲(あくまで“一定の範囲”)で支持しています。ただし、現状は、本来の「姿勢」とは似ても似つかぬ、トンデモ最悪の方向に進んでしまっている、ということも理解しています。そのうえで、「姿勢」と言う事だけで言えば、日本よりマシだ、と思っているのです。「中国の共産主義社会」と「日本の民主主義社会」、本質的な部分で、どちらがより「民主的」なのか、「自由」の許に成り立っているのか、容易に答えは出せません。まあ、“幼稚”“頭がおかしい”で片付けられちゃうでしょうが(笑)。

何度も言いますが、僕は中国の(日本のもですが)共産主義には同意していません。習欣平(あるいは党指導部)は「中国には中国の民主主義がある」と言いますが、その“中国流民主主義”が正しいとは思いません(はっきり言って間違っていると思う)。しかし(正しいかどうかはともかく)“存在する”のは事実です。それを頭から否定(無視)してしまうのは、良くないことです(それこそ「民主主義」や「自由」の概念からかけ離れている)。

で、今日のニュース。いつもながらのネットの定番ニュースでもあります。
『中国「人権派」2人、所在不明に、当局拘束か(産経新聞)』

まあ、当然、そのようなことはあるでしょうね。僕の知人も、何人も拘束or所在不明になっているし。それ自体は否定していないんです。そしてそれが由々しき問題であることも。でも、だからと言って、それが全面的に間違っていて、対抗組織(いわゆる民主主義社会の人々)の言い分が全て正しい、とも限りません。

コメントは、相変わらず“金太郎飴”状態。

fut*****さん
>絶対に一人で外出したらダメだと思う。
[そう思う53/そうは思わない5]

で、僕のリコメント。
milk*****
>futさん、“思う”んじゃなく、してみたら? 案外できますよ。ぼく(日本人です、共産党嫌いです)は、35年間(中国の都会とか僻地とかで)一人で外出し続けていますが、、、、、。
[そう思う13/そうは思わない51]

そのことについて、少し詳しく説明をしておきます(これまでにも何度か書いて来たと思うけれど)。

その前に、言っておきたいのは、中国で最も辛い想いをしたのが、1980年代末の重慶・成都での留学時。日本人の留学生たちから、壮絶な虐めにあったこと(ずっと昔、東大の演習林で集団リンチをうけ殺されかけたことと重なります)。その日本人たちは、絶対に許せないです(今は各分野の指導者的立場にいるのでしょうが)。詳細はいつか書きます(ちなみに2013-2014年の昆明での留学生活は快適でした、唯一の日本人はもとからの友人だったので)。

それに比べれば中国人の暴力や、中国の政府からの弾圧なんて、可愛いものです。

中国人の暴力と言えば、実際に手をかけられたことがあります。漢民族の国民性なんでしょうかね。彼らは平気で暴力を奮ってくる。首を絞められたり殴り倒されたりした生命の危機が3度ありました。権力者側から2回(うち一回は公安)、反権力側から1回(香港の民主化運動の若者達)。

スパイ容疑での拘束(軟禁)が2回。それについて少し詳しく記しておきます。

最初は、1989年4月。ほぼ一か月間拘束されました(取り調べ時以外は見張り着き外出禁止のホテル軟禁)。西安の秦嶺(太白山南麓)。タクシーをチャーターして、丸一日撮影に出かけました。しかしあいにく悪天候で、蝶の姿は見かけなかった。それで、路傍の草地とか、山肌とかばかり撮影していました。そのタクシーの運ちゃんが、非常に乱暴な運転をするのです。人や自転車を跳ね飛ばしかねないと思って、𠮟りつけたのです。それを根に持っていたのかどうか、公安に報告しました。「この日本人は、特に観光地でもなんでもない山肌とかばかり撮影している、怪しい人なんじゃないだろうか」と。実は太白山の中腹には、中国最大?の軍事施設があるのですね。公安から見れば、僕は間違いなくスパイ、ということになります。わざわざこんな(観光地でもない)ところに蝶とか植物の撮影に来るわけがない、絶対にスパイである、と。

36枚撮りのコダクロームのポジフィルムを100本ほど持っていました。それを没収されました。現像して、何が写っているか確かめる。しかし、当時のコダクロームというのは、同じポジフィルムでもエクタクロームなど他のフィルムとは現像方法が全く違い、中国国内では現像が出来ないのです(最も近いところで香港、まだ「返還」前ですから、西側社会に委ねるわけにはいかない)。ということで「絶対に現像して見せる」と時間をかけたようなのですが、結局は現像できなかった。むろん日本大使館にも助けを求めたのだけれど解決には至りません。最終的には、どうやら大英博物館(当時の自然科学部門)まで照会が行って、この人物は確かに蝶の撮影のために中国に行っているようだ、という確認が取れて、4月26日、僕の41歳の誕生日に、釈放されました。「拘束のお詫びと誕生日祝い」ということで、高官が小さな食事会を開いてくれました。

2度目は、2002年10月1日。ミャンマー国境に近い保山という町での出来事。これもタクシー絡みですが、こちらは町の中です。タクシーの運転手が道を間違えて、アサッテの方向に行ってしまった。ちょっと腹が立ったので、タクシーを乗り捨てて歩くことにしました。そこがたまたま軍事施設の隣だったのですね。公安に引っ張られてしまいました。間が悪いことに、ちょうど国慶節の日で、僕は前々日に台湾から中国に渡ってきたばかり。スパイと見做された、と言うよりも、この日本人を懲らしめてやろう、という態度がありあり。西安の時とは違って、高官の態度は、露骨に敵対的です。やはりホテルに軟禁され、見張りが2人。2日間に亘り、インターネットの専門家という人(たぶん学生?)が、僕のパソコンと、持っていたCD/DVDを全てチェックしました。結局、何も怪しいものは写っていない、ということが分かり、3日目に釈放されました。この時の高官の態度はメチャ悪かったのですが、実際に取り調べに当たった現場の公安は結構フレンドリーで、食事などを御馳走してくれました。ただ、腹が立ったのは、新品のUSBメモリを没収されたこと。オイオイそれは無いよ、と意義を申し立てたら、「あんたは外国人だから無罪釈放するんだよ、中国人だったら極刑だよ」と言われて、おとなしく従わざるを得なかったのです(取り調べの途中、何回も乗っていたタクシーの特徴とかを聞かれて、よく覚えていなかったので答えようがなかったのですが、もし特定されていたら、運転手どんな目にあっていたのか)。

この地方(ミャンマー北部との国境地帯)は、第二次大戦時、南京に次いで中国人が虐殺された地域、ということでも知られています。今でも沢山の史跡が残っている。それで、非常に面白い経験もしました(前に一度書いたかな?)。よりミャンマー国境に近い謄沖の町の中心街での出来事。夜、交差点を横切っていた時に、後ろから若い男性が追いかけてきた。「あなたは日本人ではないですか?」と息を切らせて問いかけます。「そうです」と答えると、喜色満面で、嬉しい!本物の日本人に初めて出会った!サインをください!(まるで映画スターです)。彼曰く、大学で南京大虐殺を研究していて(ちょうど帰省中)、日本人に会ってみたい、とずっと望んでいたのだそう。なんか、複雑な気持ちです。

ちなみに、中国で遭遇した危機一髪?の出来事のひとつが、重慶の大学に留学時、すんでのところで北朝鮮に拉致されるところだったこと(その手口を参考にして貰おうと、日本に帰ってからメディアの記者に会うたびに、話してきたのだけれど、全く無視されたままです)。 

まあ、そんなわけで、理不尽な目にも、それなりに会いはしているのです。

しかし、「国民性」と言う事で言えば、日本人も本質的には「漢民族」と大差ないと思います。日本のエリートたちや、「健全な大衆」が、アジアの国々で、どれだけ(自覚無き)悪事を働いてきたか。

南京大虐殺もそうだし、慰安婦問題もそう、民度の高い(宗高な民族の)日本人が、そんなことをするわけはない、と、日本の愛国者たち(大衆の多く)は口を揃えます。

、、、、しているんですよ。

その一例。申し合わせたように、(国際的な)ユースホステルの受付の(英語とかが喋れる)可愛い女の子は、日本人の彼氏がいて、かつ捨てられちゃっている。僕は、何度も彼女たちの訴えを聞いたことがあります。どうやら“捨てられたらしい”ことは自覚しているのだけれど、それでも一縷の望みは持っているのです。それとは別に、彼氏たち側からも、何人もから“本音”を聞いています。曰く“中国人なんかと結婚するわけないでしょう?”衒いもなく、そう言い切る若い日本人男性が、なんと多いことか。

・・・・・・・・・・・・・・

以下、「日清戦争後の斎藤緑雨」(塚本章子)
第3章からの抄出要約です。

緑雨は、なぜこれほど強く「道徳」を拒絶するのか。緑雨の次の言葉に注目したい。
〇更におもふ。人生の妙は、善ありて生ずるものにあらず、悪ありて生ずるなりと。(以下略)

緑雨は潔白であることの疑わしさを指摘する。

「国民道徳」を訴えた高山樗牛は、やがて(巨大メディア「太陽」の誌上で)「国民文学」を主張するようになる。
樗牛は言う。
“日本国民は快活楽天の国民なり、尚武侠の国民なり、世界の中に於いても最も道義的情緒に富める国民なり。然るに、我が国家が国命をかけて東洋の平和を争いし時、坪内逍遥は「小説神髄」で「勧懲主義」を否定し、今日の日本の民衆の落莫を招致した。逍遥や緑雨らの提唱は「国民性情の蔑視」であり「非国民的」である。”

緑雨が娼婦について書いた一連の箇所。
“悪まば売りし人々を悪むべし、売られし彼らをのみ悪まんは非道なり。卑しまば買う人々を卑しむべし、買わるる彼らのみ卑しまんは無常なり。売りしは売られしよりも悪らしからぬか、買うは買わるるよりも卑しからぬか。末は問えども本は問わず、をかしき社会の組織よとは(以下略)。”

緑雨は、人の言葉として、憎まれし卑しまれる娼婦への弁護を書き、「をかしき社会の組織よ」という言葉を記す。だが緑雨の緑雨たる所以は、娼婦たちへの哀しみを垣間見せながらも、それを隠し込んでいくところにある(以下略)。

緑雨がアフォリズムに描き出す人間の姿は、樗牛が「我が国民は公明快濶の人民なり、有意進取の人民なり、退廃保守と憂鬱悲哀は、この性に非ざるなり」(「日本主義を賛す」より)、と言うような、壮大な美しい国民像には程遠い。緑雨の描く日常は、悲惨なものを内に抱えながら、矮小であり、雑多であり、滑稽である。それは、次第に形成されていく、「大日本人」「国民」という像に対する、ひとつの嘲笑なのである。

と塚本氏は説きます。

日本は、100年経っても、ちっとも変っていないのです。

・・・・・・・・・・・

「正義」は、ときによれば「暴力」よりもずっと怖いと思います。

(この項、続きます)



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