すでに報告した通り、今後の資金を捻出するために、以前(1993年)頂いた「日本科学読物賞」正賞の佐藤忠良のブロンズ像をネットオークションにかけることにし、昨日、三世の尽力でヤフーオークションに登録を済ませました。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v1164174927
ヤフーオークションでは同じブロンズ像が、以前おそらくそれぞれ別の受賞者(あるいは第三者)からオークションにかけられていて、2020年1月に15万7000円、2020年7月に27万6000円で落札されています。
それらの象は経年品・汚れ傷あり、となっていますが、今回出品したものは、授与当時から箱に納められていたままのもので、収納した箱の表裏には作者本人の毛筆表題とサイン、及び落款が附されています。そのことから考えて、前回同様、あるいはそれを上回る価格で落札されることの期待が持たれます。
前もって古物商に問い合わせたところ、売却の場合は10万円前後との情報を得ています。実際の販売価格は倍以上にはなるでしょうから、前回までの落札額と概ね合致するように思われます。それで、三世らと相談の上、落札最低価格を25万円と設定しました。落札者がない場合は、改めて売却方法を考えます。
望み通りの価格で落札が為されたならば、HDD修復費の一部を支払い、メディアなどへのプレゼン用の作品(「屋久島の植物」「中国蝴蝶」)の印刷を行い、(時期的にギリ間に合う)黒島・口之島・中国広東省へのヘツカリンドウ探索に赴き、三世・ジョージ・爾夏一家の日本での定住に向けての準備資金に充てたいと考えています。
ブログ読者の皆様に置かれましては、このような作品を求められていられる知人・友人の心当たりがありますれば、情報の伝達・拡散をお願いする次第であります。
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佐藤忠良のブロンズ像
「花」
本体28.5㎝ 台座込み32.5㎝
収納箱39㎝×11㎝四方
箱(蓋の表に墨字で「花」、裏に本人の墨字署名と落款)
第14回吉村証子記念「日本科学読物賞」正賞
受賞者・青山潤三
(1993年に受賞後、約30年間未開封のまま収納)