登校拒否・不登校に学ぶ フレンズネットワーク くまもと  【不登校 命を守る 子の反応】  一人で悩まないで!  

不登校から学んで、子どもたちを取り巻く環境を改善しようと1997年に設立した団体です。その活動や想い等をつづります。

会報ふれんず256号より 夜の親の会

2021-08-22 12:58:40 | 会報「ふれんず」から

★第28回 フレンズ夜の親の会     2021年7月22日(木) 18:30~20:30

   参加者12名 (初参加2名)                   ウェルパルくまもと 会議セミナー室

 

4ヶ月ぶりの夜の親の会、夜しか参加できない方は、この日を心待ちにされていたようでした。今回は、数年前に退会された方から、ご夫婦、親子、学習支援者、そして、新聞で知ったという初参加の方まで本当に幅広い参加者でした。

息子が就職したことを報告に来られた方は、以前の息子さんとのバトルを振り返りながら「今でも高校生が元気に登校している姿を見ると、辛い」ともおっしゃっていました。

そして初参加のお一人は家族間での激しい意見の衝突による子どもへの悪影響を心配され、もうひと方は、上の子まで不登校になったことで自分も体調を崩し、分かっているのに子どもに寄り添えなくなった自分を責めて、混乱されているようでした。

そんな中よく参加されるある方が「特に男の子は母親が大好きで、心配かけたくないのに思うように動けないことで苛立ったりする」と自分の体験や考えを語り、子どもが全員不登校を経験している親は「30才で学校に行っている人のお母さんが『どうすれば動きだすかと色々試してきたけど、そんなの要らんかった』と言われたのがとても心に残ってます。皆さん大丈夫ですよ」などと話されました。

涙がこみ上げる場面が多い会でしたが、終わってから「ここに来てよかった」と初参加の方がおっしゃっていました。夜の親の会、開けて本当によかったです。       (進行・石井)

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