活動報告
B 山都町 民生委員・児童委員研修会
2021年8月4日(水)13時半~15時 山都町中央公民館 講師として3名参加
フレンズネットワークの山下雅彦顧問の紹介で、研修会に講師として江藤、山本、石井の3人で行きました。
■江藤の報告
これは不登校支援について民生委員・児童委員の内部研修として計画されたものです。折から新型コロナ感染防止に細心の注意をはかり開かれました。当日の参加者は45名、民生委員・児童委員さんの他、不登校の子どもを持つ保護者も参加されました。
まず私が我が子のいじめ、不登校体験を話し、フレンズネットワークの準備会から関わることになったいきさつと、フレンズネットワークの活動について話しました。
自分の子どもが不登校になる前は「いじめや体罰で不登校になっても、子ども自身と親の子育てに問題がある!不登校は悪いこと」と思い込んでいた事、「フレンズ親の会」で思いの丈を話した事で他の悩む親たちの話が聴けるようになった事、そして、参加された沢山の親たちの苦しみを聴き、そこでの出会いから「不登校になるのは子ども1人ひとり事情があって不登校は悪いことではない」と思うようになった事を話しました。
参加された方々はうなづきながらの方、じっと聴き入っておられる方、それぞれ真剣な眼差しを向けて聴いて下さいました。
次に山本さんが、「フレンズ親の会」の運営に関わり、悩む親さんたちから学んだことが現場の教員として、子どもたちへの思いと理解につながっている話をしました。
最後に石井さん(民生・児童委員経験者)が子どもさんの不登校体験の話しをながら、不登校になった子どもの心について話しました。(2人の話はこの後の報告で)
質疑応答の時間には、私たちの体験についての質問と意見などが出ました。
主催者の児童福祉部長さんは、私たちの話をヒントに民生委員・児童委員の活動に生かして行きたいと、おっしゃっておられました。
フレンズネットワークがスタートした25年前に比べると、不登校への理解が広がっているようでもありますが、県内の多様な方々と繋がり合い、子どもに起きているこの現象、不登校について学び合っていくことを続けたいと思いました。
今回、「山都町の子育てと教育を考える会」のお母さん方(山下先生つながり)が参加されており、終了後、少しの時間でしたが、お話しできました。子どものことを考えあえる仲間との出会いになりました。 江藤圭子
「山都町の子育てと教育を考える会」のブログから一部紹介
今後、保護者同士のお話会(交流会)にも力を入れていきたいところです。
興味をお持ちの方、繋がっていただけたらうれしいです。
ご連絡は以下までお願いします。
E-mail:yamatochotrotc★gmail.com(★を@に替えてください)
(会を立ち上げた途端、町内各地の保護者さんのSOSがどんどん届くようになったそうです。)