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水無月

2015-06-01 | 日本語百科
みなづき、陰暦の名称で、6月の異名とする。別名、旧名などと、異名の意味がわからないとして、このようなとらえ方で用いられてくるようになる。異名を、月名の由来として解説するのは、新暦、旧暦と暦にかかわるので、困難なこともある。水無月について、水の月とするのがわかりよいとされるようになってきた。それはまた一方で、かんなづき、ともいう、有力な説というふうにして、神無月にも、連体助詞とする。の、が、つ、助詞の原初的な性格という論文を想起する。なし、として、な 単独で用いるのは、ない となる、現代語の打消し助動詞に見られる現象、いかなそうだ、という場合があって、形容詞の、なし そのものが縮約されるのはどうだろうか、つまり、みずなしづき が、みなづき と、短絡するのは、みずのつき が、みずなづき としてあったのだと、考えるより、成り立ちにくい。水な月 というのも、水無月 というのも、水の月なのか、水無し月なのか、語構成からでは、説明が難しい。 . . . 本文を読む