朝日新聞を読んでいる。15か月前に訪問員が契約をし、6か月でいいからと言うままに読み始めた。思い出せばその新聞は朝日と日経で、10代のころ購読していた。その間には日本経済新聞と中日新聞を読んでいた。地方紙はその記事の特性から地域に来て読むようになって、朝日は読まなくなった。中日新聞が東京新聞の系列にあり、地方新聞もそれほどに地域密着であるわけではない。しかし、久しく中日新聞を読んでいて、この2か月前に購読をやめてしまった。いずれもデジタル化の波で、そのあおりである。読売新聞と朝日、日経がデジタルで読み比べを実験してサイトで掲載しているころ、新聞の偏向にならないようにと思っていたが、いまは結局、2紙で極端を読む。その一つを文章として眺める。社説とコラム天声人語だ。その論調また話題によるが、日本語の文章が主張するものはなにか、記者たちの論説にあわせて議論を考えることになる。 . . . 本文を読む