東京五輪のシンボルマークが公募によって選ばれていたが、組織委の決定で使用中止となった。デザインの類似があるという指摘でその事実をネットユーザーたちが、いわば、あばきたてた。それは検索サイトの画像を入力することで、ネット上に公表された対象を瞬時に並べ立てる、それをチェックすれば証拠を挙げるようなことになる。そしてまた、その、いわば、自由な物言いは詮索となって、そのターゲットを拡散する。デザインのことが、公開されないとしての審査用の、その試作イメージに流用があるとわかって、委員会側が決定プロセスを言ったとたんに、ネットでの炎上は止まらなくなった。デザインの製作がすべてにおよび、そのメールアドレスが暴かれたうえで、その攻撃だけでなく、製作者の家族親族におよぶ肖像権を無視してのネットの騒ぎは、人間としての限界とまで言わしめた。デザインは話しあいのもとで取り下げの申し出となった。マスコミに出た表現は、国民の理解が得られないというものであった。 . . . 本文を読む