現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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中露韓の包囲

2015-09-07 | ほんとうのところは
世界情勢を語るほど国際関係がわかりやすい出来事になった中国の70年抗日戦争行事である。そこに朝鮮半島の南北関係が象徴されて中韓が及ぼす影響は計り知れないものとなった。歴史の歪曲とは言わないまでもその主体が歴史からかけ離れた抗日の主義には朝鮮半島を巻き込んだ中華の思想実現の画策を見るだけとなった。第2次大戦後の不戦条約を日本と締結しない国々が賓客となり表れた形である。国連は戦勝国を以てなったが、その事務総長はいくつかの矛盾のもとに天安門壇上にいた。その同じ趣のある中露韓を見据えなけらばならない模式図は日本にイニシアチブをもたらすチャンスとなってきた。軍事を誇る、その大国となることを宣言するような時代はもはやないのであるから、それが戦争の危険性をはらんで力の見せつけになるときを、そのときを中国は演出したのである。張子の虎の言いをいまこそ味わいなおすべきかもしれない。 . . . 本文を読む

や、じゃ、だ

2015-09-07 | 日本語文法
や は、大阪弁の語尾である。共通語でいう、だ になる。weblio辞書大阪弁御項目に、や は、訳語として、だ、である、be、是とある。解説に、次のように見える。 >「にてあり」「である」の最終形態。「じゃ」の転。中南近畿、北陸、北九州、周防、長門の瀬戸内海側地域、琉球などで使われる断定助動詞。前に「の」がくる場合、「行ったんや」と動詞の過去形にはつくが、「行くんや」と現在形にはつかず「行くねん」となる。名詞や形容動詞に続き、断定、肯定の他に、疑問詞などを伴って疑問を表す。そうやわしのもんや、きょうの夜は静かや、この写真の人は誰や、そら何や。初級の大阪弁学習者が大阪弁を話そうとするときは、この語から導入を始めることが多い。大阪発祥。山陰や越後、尾張以東では「だ」、越後や遠江などでは「ら」。  じゃ の転とある。京ことばのサイトに、成立を次のようにする。現代の標準的な用法は中央のことば、江戸、東京の意識があり、近代以前は、それは京都であったから、歴史的な方言では、や のもとは、じゃ であったのだろう。それを現代語の用法で、だ とするのは、明治以降のことである。 . . . 本文を読む

判断という言語現象

2015-09-07 | 日本語文法
かつて東京都知事になったタレントがテレビコマーシャルで叫び続けていた。アオシマ~だ、と。もう亡くなられて10年になる。流行語の現象はとどまることなく放送作家が選挙の時にこれだけを叫んで当選したようなものである。その青島幸雄の著作に、だから巨人ファンはバカなのだ、というのがある。この、なのだ の一句に、アオシマだの流れを見る、聞く思いがする。政治家の手腕、テレビタレントの活躍、そして何よりも作家の青島幸雄が、アオシマだ~、アオシマなのだを、彼の活躍の代名詞のように連発していたような現象であった。おとなの漫画(フジテレビ)、シャボン玉ホリデー(日本テレビ)などの構成を担当し、放送作家本人が画面に登場する。青島だァ!、のギャグで一躍有名になる、というウイキペディアを検索していたら、なんかもんくあっかぁ、おまえら、あおしまだ、という歌詞もあった。タレント銀議員としてもhttp://matome.naver.jp/odai/2137973039352194901/2138417727801758103、名をはせた。このフレーズを流行として聞けば、それは強調表現の用法となる。考えてみると、この、だ~ トイウノハ語法としてさかのぼると、にてあり にあり なり である となる。それが発音の変化で、じゃ と解されるが、その一方で、や というのも形式として存続する。辞書の解説に、>[補説]「である」は鎌倉時代に発生し、室町時代に発達した語で、「じゃ」「だ」はこれから出たもの。現代では、文章語・演説口調の常体として用いられる。  とあるところ、だ にてあり 音変形、 にてあり  であり であ その音便作用から表現が定着したとされる。さて、その判断作用となる、断定、また、指定とは、いかに考えたものか。 . . . 本文を読む