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文節

2015-09-30 | 日本語文法
自立語に接語がつながった発音上の単位、と定義する解説がある。また、翻訳語で見ると、文法用語 a clause 、a phrase 《in a Japanese sentence》.と見える。それをさらに、英語における文節用法とすると、日本語の発想を捨てることとあって、その違いを強調する。文節の単位は国語教育で日本語の分析に広く通用した。国語辞書などに、文の構成要素で、文を実際の言葉として不自然にならない程度に区切ったとき得られる最小のひとまとまりのものと、説明がある。きわめて有効、有用、効率的な日本語のとらえ方であるが、それを節という用語の解釈から、また、日本語の係り受けの文構造から、英語研究者、日本語研究者から批判されている。文節は連文節となって、その文節相互を単位とすると、文節のかかり方が、次の分節にある、そのなかの語と関係するとする説明である。 合理的な批判のようにも見えるが、音声による区切りを重視している橋本学説の分節を理解しないしようとしない批判であろう。 . . . 本文を読む