格差は格付けによる。格付けとはグループ分けによるランキングであるとすると、何についていうか。企業などの信用度や、競馬や公営競技における競走のレベルとウイキペディアは広くとらえる。また、信用格付けをする機関、レストランを格付けするなどと、それを行うことが受け入れられてきている。その格差というのは、現代社会のさまざまに表れる。格差社会 a gap-widening society 所得格差 disparity in income levels など。格差がアメリカ社会で作られたとする、そのあとを日本社会が後追いをする、そのような構図で見られる。はたしてそうであれば、格差社会の進行は平等、公平の理想にはない均衡を作り出す状況であり、解決を図るための手段ということになるが、 . . . 本文を読む
文の終始は、どう始まり、どのように終わるか。
文型には文末に述語をおく、その品詞をもって構造的に説明する。
文の、文頭と文末に、呼応する語をおく、その表現意図に説明する。
文の終始は話し手の捉え方にあると、その方法に説明する。
文の始まりは主語にあり、その終わりに述語がある、そのモデルに説明する。
発話を文とみれば、呼びかけの発語に始まり、文の連続をもって、その末尾の文が締めの語となる。
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句読 くとう という。読点 とうてん という。句点というのは、句の切れ目、句のまとまりを示す、という原義に、その命名であるにかかわらず、句読点として、文意における休止符、また終止符として、テン、マルをさすようになった。明治になってからのことである。書かれたものを読むために句読を付したのであるから、読むもの、読み手に句読法があったわけである。中国の文章に符号をつけて返り点とした訓読法があったので、まさに句読であったわけである。その由来は明治になるまで変わらないが、書かれたものと、書くものとに、句読点を施すようになるのは、読み手から書き手に句読点が重要となってくるからである。重要というのは、文の構造を区別して示したり、曖昧さの回避のために重要な要素となると捉えられるからである。句読点が正書法になる、また、文法の機能解釈の符号となる、このようにして、句読点を打つことは文章の作法となっている。 . . . 本文を読む