河川の氾濫を目の当たりにして、その行政を思う。国は河川を管理している。治水としての根幹は住民の安全確保にある。ところが災害が起こって省庁としての見解が見えない、聞こえない。ひところとちがって、電子情報が瞬時にその対応を示している。その様子はよくわかることであるが、あらためて何をしているかを見るようなことである。その役割を、>国土交通省は、国土の総合的かつ体系的な利用、開発および保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務の発展並びに海上の安全および治安の確保などを担う官庁です。中央省庁等改革の一環として、2001年1月6日に、旧4省庁(北海道開発庁、国土庁、運輸及び建設省)を母体として設置されました。より良い行政サービスの提供を目指し、総合的な国土交通政策を展開していくこととしています。 国土交通省の役割 http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_002569.html このサイトから、順次情報を得ることになるが、大臣、副大臣、政務次官とみて、大臣の紹介は官邸ページにリンクしている。その大臣の肩書には、国土交通大臣
水循環政策担当 とある。 . . . 本文を読む
自衛隊の救出状況が図らずもネット中継のうちに劇的瞬間が映し出されて話題となっている。その様子を見たネットユーザーの書き込みに、神判断というフレーズが流れた。ニュースを繰ると、そのフレーズの出所は新聞記事にあった。ネットの書き込みを取り上げているので、神判断は使われている語である。その映像を見ていたので、まさに、神宿る、と言いたくなるが、神憑りという、かみがかり の語句を使っている。
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ござる 厶る、御座る は、ござある、動詞 ござある の連体形、ござある の転音変化という。ございます と用いるのは、現代語で、ござありますとなる。辞書の項目で、>1「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
2 「ある」の意の尊敬語。おありになる。
3 「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
4 「ある」の意の丁寧語。あります。ございます。 となる。補助動詞の用法は、>(補助動詞)補助動詞「ある」「いる」の意の丁寧語。…でございます。…ております。
[補説]室町時代から江戸時代までは広く用いられたが、否定形には室町時代には「ござない」が、江戸時代では「ござらぬ」が使われた。また、江戸時代に入ると「まする」「ます」を伴う形がしだいに一般化し、現代では特殊な場合を除いて「ございます」の形が普通になった。 とある。以上は、デジタル大辞泉の解説より。補説に、語誌を述べる。 . . . 本文を読む