講談社学術文庫の1冊、禅語散策、田上太秀さんの本による。居士を取り上げる。
漢訳になる居士は、インド仏教における居士の原語はグリハ・パティgṛhapatiである。
その原意は富裕な資産家を意味する、仏道を修行する在家の男子、と、
平凡社百科事典にある。
居士仏教は在家仏教である。
>グリハパティといい「家の主人」の意味で資産家の家長、長者、家主、在家、などと訳
http://www.terakoya.com/yougo/b_yougo_3.html居士のこと、居士は在家である。裕福、寡欲、仕官せずに仏教を奉ずる。中国では、この語の定義を盛んにするという。漢語を見れば、学芸に通達、学徳の高い、隠者の意味になるというが、古代インドでは、富裕な人であることが言われていたから、不在、不友、屏居、幽居、貞素、自得といった説明がある。がいよそうこう。 . . . 本文を読む
トランプ大統領をカバーストーリーに続けたニューズウイークが、2017年6号までにキャンペーン赤と思われたほどだが、そこにまた、衝撃が走るニュースに変わった。タイトルには、北朝鮮 暗殺の地政学 とある。暗殺というキーワードには、何事をもって歴史を見るかという問いがあり、地政学には、国の関係性を思わせる。その中にある記事、急拡大する中国軍事費には、地勢の何物でもない、治政、治世と文字変換するが、地政我でない。2016年の中国軍事費支出は、1450億ドル、日本は473億ドルだと数字が並ぶ。アメリカと言えば、3677億ドルである。ロシアは、589億ドル、韓国が338億ドルとなっている。ニュースソースは英国国際戦略研究所、IISSが公表、軍事年鑑、ミリタリーバランスによる。 . . . 本文を読む
アンガーマネジメント入門講座なるものがあって、怒りのピークは6秒だそうだ。それを過ぎればイライラは収まるというわけだ。「怒りの感情のピークは長くて6秒です。かーっとなったピークを過ぎてから対処していきましょう」 怒りをコントロールするとでもいうのか。体調がすぐれないなどの第1感情があって、それを第2感情でコミュニケーションをするというとらえ方らしい。世界の中心は自分だけでなく多様性のもとに人々は接しあっている。人格を元にした対処を、そして感謝を持つようにと、教えている。 . . . 本文を読む