ヨーロッパにあまり興味がないと言うか、アジア人の私にとって違和感があると言うか、
奴隷制度や身分制度の名残を見ると単に風光明媚では感動できない自分がいる。
と言うことで、ホーチミン雑感。
・ ホーチミンは資本主義制度をとっている。
ゆえに、若者たち中心のすごい命ほとばしるパワーが半端じゃない。
街が人で洪水状態。・・・・20年後はすごい経済力を持つ国になることが約束されているようなもの。
・ ベトナム戦争中に大統領府であり、戦争の参謀本部でもあったところを見て回った。
多かれ少なかれ世界中の大統領府などは同じような設備があることが推測される。
ここは・・・面白い。必見!!
・ 戦争博物館は個人で見に行った。案外白人の観光客が多くて私の見方も変容した。
ベトナムと米国が20年前に同盟国を締結した。
日本とベトナムは対米と戦争を真っ向からした歴史はある。
ゲリラ戦と、地の利を知っていたベトナム人のパワーは現代からも推測ができる。
ベトナム人もアメリカ兵士も共に大資本家の犠牲なだけ。
いまだに、奇形人・・ダイオキシンの犠牲者を何人も見た。
かわいそうと想う前に・・・がんばれ!と想った。
けれど、5・6歳の子供を見たときには・・・目を背けるしかなかった。
・ 枯葉剤が巻かれたホーチミン郊外でワニの生息地だったマングローブ(林)へ船を二度乗り換え奥地に入って見て来た。
一年前からオプションになったのでまだ、あまり知られていない。
今は、ワニは一定のところで飼ってはいるが、現地人が7000人ワニに殺されて死骸も無い。誰でもここに住みたがらなかったという。
ワニに出逢ったら片腕を差し出し噛ませて、腕一本はあきらめて片腕でワニの眼を突いて逃げるのだという。
観光客が檻に入って、ワニと魚の取り合いをするのだけれど、魚を噛もうと噛む音の大きさにそんなことは私はする気もなく・・・ただ見ていた。
ワニと戦って生き延びた現地の方々のパワーが米国を参らせたのだろう。
それにしても・・・75万人も動員した、アメリカの行為の反省はあるのだろうか??
・ ともかくまだまだ・・・頭の中が整理できない。現地添乗員が毎日変わるのでその中で一番物知りのガイドさんいわく。
「ベトナム人はフランスが一番嫌い。何でも自分たちが一番で何でも押し付けてくる。
ベトナムのことなんか考えることも無い。中国は仲良くしようとしても信用できない。
安部総理になったから・・・ベトナムは日本との友好にチェンジした。
アメリカは戦争中は敵だったが、今はベトナムのためにいろいろ助けてくれる。
今は、大事な同盟国だ。」
それにしても、ホーチミンの空港から、アオザイを着た女性の感じのいいこと。。。
あちこち行きましたが・・・女性の私でも彼女らに心が奪われます。
ホーチミンへ仕事や観光へ行った方々が一応に「ホーチミンはいいですよ」・・「どういうところがいいの?」・・・と聞くと殆どが「いやーーーなんていうかいいんですよ!」
と、的外れな答えに・・・「なんだべ??」…と思っていた。
結局「女性の恥じらいの・はにかんだあの雰囲気がたまらなく・・・いいのです。」
レストランへ行っても・・ディナークルーズでも、空港でも・・・夫婦で「すてきー・・
可愛い・・・エキゾチックと」・・・まあああ観光資源のアオザイ美人でありました。
今度は世界遺産が多くあるベトナム中部へも行きたいです。
マレーシア航空が函館でも就航しているので・・・こちらもいいね!