菅首相は12日、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏と電話会談した。

 会談は約15分間行われ、同席した新浪剛史サントリーホールディングス社長によると、ゲイツ氏が「五輪開催は世界への大きなメッセージになる。しっかり開催してほしい」と述べたのに対し、首相は「必ずやりきる」と応じたという。

 五輪開催に向け、新型コロナウイルスのワクチンの普及が必要との認識でも一致した。ゲイツ氏は、自身が創設した財団を通じ、ワクチン開発などを支援している。