ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸で見られた鳥居(1)

2017-05-17 21:01:10 | 水戸

 鳥居には大きく分けて神明(しんめい)型と明神(みょうじん)型の二つくらいの形があるそうです。前者は素朴な形式で、直線的に丸太を組み合わせたといったイメージの鳥居のようです。後者は、神明型の上の横木である笠木の下に島木が加えられていて、原則として反増(そりまし)といって上方に反っているそうです。

 

伊勢鳥居(神明型)
 特徴:笠木の反増(そりまし)、島木、額束がなく、貫は柱まで(この鳥居の場合は柱から貫が出ています)。笠木の木口が五角形。 
 河和田町の県道59号線沿いにあります。

 


 
靖国鳥居(神明型)
 特徴:笠木の反増、島木、額束がなく、貫は柱まで。笠木が丸太状で、貫は角形。
 芳賀神社(栗崎町)

 

白木鳥居(神明型)
 特徴:笠木の反増、島木、額束がなく、貫は柱まで。笠木と貫が丸太状。木製の場合樹皮をはいでいる。
 鹿島神社(田野市民運動場脇)

 

両部鳥居(明神型)
 特徴:笠木と島木の反増、額束(上に普通は神額が掛かる)があり、貫は柱から出ている。柱の前後に稚児柱がある。
 稲荷神社(加倉井町 国道50号線加倉井信号のところ)

 

明神鳥居(明神型)
 特徴:笠木と島木の反増、額束があり、貫は柱から出ている。
 二所神社(大足町 国道50号線脇)

 

台輪鳥居(明神型)
 特徴:笠木と島木の反増、額束があり、貫は柱から出ている。柱と島木の間に台輪がある。
 愛宕神社(愛宕町10-5)

コメント
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