ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の窓(1)

2019-07-08 20:40:35 | 水戸

好文亭何陋庵待合(かろうあんまちあい 常磐町1-3-3)
 何陋庵(かろうあん)という茶室に向かう前に、入室の合図を待つ場所(待合)です。なぜか三角の窓がつけられています。つくばいの水を入れる穴が丸いので、どこかに四角い意匠があるのかも知れません。

 

好文亭太鼓廊下(常磐町1-3-3)
 好文亭の奥殿と、お三階を結ぶ太鼓廊下にある窓です。これは、徳川斉昭のアイディアによる、外からは中が見えない竹格子の窓だそうです。

 

好文亭楽寿楼(常磐町1-3-3)
 3階は楽寿楼といって、絶好の見晴台です。そこにある、かつてはこの窓から富士山が見えたという、富士見窓です。窓枠は、斉昭が追鳥狩に使った巨大な陣太鼓を作った時に残った材で作ったそうです。

 

旧三菱東京UFJ銀行水戸支店(泉町3-2-4)
 いかにも銀行らしいがんじょうな作りの窓です。明治42年に建てられたこの建物は、川崎銀行水戸支店だったそうです。設計は、国の重文・司法省旧本館(千代田区霞が関)などをてがけた、ドイツのエンデ・ベックマン事務所であると伝えられているそうです。現在、業務は向かいのビルに移っていているそうですが、旧建物の今後はまだ決まっていないようです。

 

宮町
 きっと地下のような部屋で暗いので、石垣を崩して窓を作ったのでしょう。この石垣は、以前東照宮が築いたものだそうです。

コメント
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