東照宮(水戸市立博物館 大町3-3-20)
元和7年(1621)に東照宮が水戸に創建されるときに、水戸藩重臣である付家老(つけがろう)・中山信吉が奉納した釣灯籠だそうです。このときは、徳川頼房自身や家老・芦沢信重なども奉納しているそうです。付家老は、幕府が親藩に、監督や補佐のためにつけた家老をいうそうです。中山は2代藩主に頼房3男の光圀を選んだという人物だそうです。
東照宮(宮町2-5-13)
これは拝殿内に提げられた三葉葵などがほどこされた新しい釣灯籠です。
中根寺(加倉井町595)
本堂前の軒下に、星霜を重ねてきたらしい釣灯籠がたくさん下がっていました。
沼津ケ沢不動尊(東原1-2-21)
堂内にあった釣灯籠です。火袋部分には花が切り抜かれていて、その下には波が打ち出されているようです。電球が入っているようなので、現役なのでしょう。
宝蔵寺(谷田町633)
本堂軒下に提げられた釣灯籠です。よく見ると、火袋部分は、蓮華文のようで、その上には雲が、下には波がデザインされているように見えます。たぶん、これが一般的なかたちなのでしょう。これも電球が入っているようで、飾りではないようです。