角で気がついたものを少し選んでみました。
水牛のオブジェ(茨城大学 文京2-1-1)
去年の茨城大学の学園祭・茨苑祭(しえんさい)で見かけました。美術部が作ったのでしょうか、なかなか見ごたえのある大きな角をもった水牛のようでした。
角樽(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
かつて、婚礼などの祝事につかわれた、角状に取っ手をつけた樽を角樽というそうです。赤や黒の漆を塗ったものがあるそうです。私もプラスチック製の樽ですが、使ったことがあるような気がします。
角大師(つのだいし 俊澄寺 赤塚1-1965-2)
本尊は、東郷平八郎が寄進したという元三大師(がんさんだいし)像を安置した、天台宗のお寺だそうです。茨城では唯一の元三大師のお寺だそうです。元三大師は、18代天台座主で、良源(諡号(しごう)は慈恵(じえ))という僧だそうで、疫病を退散させた時の姿が、写真の護符のようだったということで、今でもその姿は護符として頒布されているようです。元三は、1月3日が命日なのでいわれたそうです。
鬼瓦(蓮乗寺 元吉田町2705)
屋根のてっぺんで、魔を寄せつけないように睨みをきかせる、魔除け、厄除けだそうです。奈良時代から多くなった屋根の装飾のようです。鬼門は丑寅(うしとら 東北)の方角だったので、牛の角が鬼についたという説明もあるようです。
カブトムシ(百樹園 元吉田町2618-1)
百樹園にあるクヌギ近くの手すり柱にいたオスのカブトムシです。このときは昼間でしたが、3匹のカブトムシがいました。角は、さなぎの段階でできるようです。自分の10倍の重さがあるものまで投げ飛ばすことができるそうですから、角はずいぶん丈夫なようです。
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