ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の扇(3)

2023-10-30 20:32:00 | 水戸

徳川斉昭歌扇(弘道館 三の丸1-6-29)
 斉昭書の扇が弘道館に飾ってありました。原本は徳川ミュージアムにあるようです。「弘道館の梅をよめる 斉昭 芦原の瑞穂(みずほ)の国の外までも薫り伝えよ梅の華園(はなぞの)」と読むようです。「日本の外にまで梅花の香りが伝わるように」といった感じなのでしょうが、攘夷の斉昭だけに、海外を意識して国威をうたっているのでしょうか。

 

千波湖花火(千波町)
 今年の黄門まつりのときに、千波湖で行われた花火大会で見た、扇状に地上付近であげられた花火です。きれいな扇が3つ開いていました。水中花火というようです。

 

水戸八幡宮神輿(八幡町8-54)
 神輿の屋根の部分に、佐竹氏の「五本骨扇に月丸」の家紋がありました。水戸八幡は、佐竹義宣が常陸太田から、八幡小路(今の北見町)に勧請した神社だそうです。水戸黄門まつりで見かけました。

 

流鏑馬(やぶさめ 水戸八幡宮 八幡町8-54)
 水戸八幡宮の流鏑馬は、以前馬での騎射だったそうですが、現在は歩射で行われているようです。射手は、弓、矢、白扇をもらい、お祓いを受けるそうですが、そのとき、射手はもらった扇で3回あおぐそうです。その後、随神門を出たところでその扇を空へ放り投げて流鏑馬の開式をあらわしてから、鳥居の外側にある3つの的に向かって弓を射るそうです。この神事は、9月30日に行われていました。写真中央上に投げられた扇が見えます。

 

アガペ 屈原の舞扇(水戸市植物公園 小吹町504)
 多肉植物のアガペに、屈原の舞扇という古くから栽培されてきた品種があるそうです。内側に湾曲した赤いとげが目立っています。

水戸の扇(2)

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