児童遊園は、児童福祉法40条に規定された公園だそうですが、厚生労働省の所管のようで(近隣公園、街区公園等の都市公園は、国土交通省の所管のようです)、規模が小さいものをいうようです。公園も少なくとも2つの省庁による流れがあるようです。水戸市のHPを見ると、「開発行為等により整備された小さな公園」とありますので、最近は、新しい団地などに設置される公園などをいうようです。
今回は、児童遊園と表示されているもので、特徴あるものを選んでみました。
新原児童遊園(新原36°23'42.3"N 140°26'06.6"Eあたり)
明治6年に日本で初めて指定された、上野、浅草等、5つの公園は、寺社とかかわりがあるようです。そうした意味で、写真のような紋三郎稲荷のある公園は、その流れにあるといっていいのでしょう。寺社の境内は、公共の場として使いやすかったのでしょう。ただ最近は、宗教と公共施設の関係にはそうとう注意が払われているようです。
千波町久保児童遊園(千波町543-18)
元々狭い児遊遊園に、遊具を主体にした設計がされたように思われる公園です。ときどき、こうした公園を見るような気がします。見えにくいですが、右奥に水飲み場があります。東京の小公園では水飲み場が消えたようですが、水戸ではまだ、水飲み場はほとんどの公園にあるようです。
平須町北皿久保児童遊園(平須町1825-25)
少し広い公園では、三種の神器だったのでしょう、ブランコ、すべり台、鉄棒が設置されたようです。平地の遊び場を確保するために、それらを公園の隅に設置する公園も多いようです。また、それら三種だけでなく、シーソーやジャングルジム、砂場などもある、3~4種の遊具が設置された公園もあるようです。
酒門町太子下児童遊園(酒門町)
ブランコだけといった遊具1種類(ほかに椅子や水飲み場はあるようです)の公園が増えているようです。ただし、ブランコは危険視されるのか、少数派になってきているようです。
見和1丁目桜台第一児童遊園(見和36°22'46.3"N 140°26'33.2"Eあたり)
中央に樹木を植えて、周囲に椅子を置いた、どちらかというと大人向きの公園ですが、児童遊園としているようです。
小吹町釜場児童遊園(小吹町2456-10)
これも上と同様で、大人向きのようですが、最近はやりの健康遊具を中心にした公園です。でも、女の子と母親が遊具で遊んでいるところは見ました。
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