鹿島神社(鹿島神宮 鹿嶋市宮中2306-1)
鹿島神宮の神使は鹿だそうです。また、奈良の春日神社創建のとき、祭神の武甕槌神(たけみかづちのかみ)の分霊を鹿の背に乗せて遷したそうです。ですから、全国にある鹿島神社は、鹿との結びつきが強いのでしょう。八幡神社の鳩、山王神社の猿などと同じように、言葉の同音(たとえば、八幡の「は」と、鳩の「は」)から神使になったのでしょうか。写真は、以前撮った鹿島神宮の鹿園です。常陸国風土記(養老年間(717-724)完成)の頃は、香島と書いたそうですから、鹿島という書き方は、それ以後のことのようです。神使が鹿だったから変わったという説もあるようです。
梵鐘(祇園寺 八幡町11-69)
梵鐘によくある鳳凰(写真左隅)とともに、葡萄唐草文に区切られて、鹿がいました。
脇障子(鹿島神社 中河内町95)
神社本殿を取り巻く廊下の行き止まりに建てられる仕切りを脇障子というようです。中河内の鹿島神社では、本殿右側に雄鹿がいました。反対側の脇障子には雌鹿がいるようでした。
角(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
鹿は肉としてだけでなく、角も釣針、モリやかんざしなどとして利用されたそうです。写真は加工痕がある鹿の角だそうです。大串遺跡から出土した、縄文時代前期の遺物だそうです。
オブジェ(千波公園ふれあい広場 千波町)
枯れ枝でつくられた鹿のオブジェが、コンサート場に置かれていました。野性を感じさせる、いい感じの作品でした。令和2年の、「千波湖アウトドア&クラフトJAM’20」で撮った写真です。
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