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水戸の見て歩き

水戸の屋根飾り

2020-05-20 20:00:47 | 水戸

 

鯱(しゃちほこ 大手門 三の丸2-9)
 頭は龍、背にとげがあり、胴は魚の想像上の動物だそうです。火伏(ひぶせ)の意味があったようです。織田信長が安土城に用いて広がったといいます。鴟尾が元といわれているそうです。写真は大手門復元工事中のものです。

 

宝珠(東光寺本堂 大場町1369)
 屋根の面が中央に高く集まる様式である方形造りでは、その集まった部分に宝珠を乗せることが一般的のようです。東光寺本堂の宝珠は、銅板で作られているようです。

 

鬼瓦(定善寺 酒門町363)
 悪霊を寄せ付けないためにつけられる飾り物だそうです。左右にある縦に並ぶ丸は数珠をあらわしているようです。

 

鴟尾(しび 楊林寺  三湯町45)
 飛鳥時代に中国から伝わった寺院建築様式の一つのようです。鴟は水を吐く怪魚らしく、火伏の意味があったようです。これが、鬼瓦や鯱の元になったものと書かれています。

 

鬼犾頭(きぎんとう 孔子廟 三の丸1-6)
 頭が龍で、魚の尾がある霊獣だそうです。頭から潮を噴き上げるそうで、火伏の意味があるようです。湯島聖堂にもありますが、似ています。鬼竜子(きりゅうし)という聖人の徳に感じて現れるという狛犬のような霊獣も一緒に屋根に乗るようです。

 



装飾物(茨城県近代美術館 千波町東久保666-1)
 どういう意味があるのかは伝わっていないらしい、近代美術館らしい屋根飾りです。アートタワーの姿が思い浮かびます。


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