ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の印(いん)

2024-10-01 21:43:14 | 水戸

台渡里官衙遺跡長者山地区出土(渡里町)
 昭和61年に渡里町の畑から出土した、8-9世紀に作られた青銅製の印だそうです。文字や使途についてはわかっていないそうです。個人から寄託されたもののようです。

 

弘道館(三の丸1-6-29)
 「弘道館印」と彫られているようですが、「道」の字が読めません。ネットで見ると、篆字(てんじ)でこういう「道」の書体があるようです。徳川ミュージアムでも同じ印が展示されていました。蔵書印などとして使われたようです。

 

水高(第一中学校水高資料展示室 東原3-1-1)
 旧制水戸高等学校(水高)は、茨城大学の前身だった学校の一つだそうです。写真は、その図書館で使われた印鑑のようです。水高建物の多くは昭和20年の戦災で焼けたそうですが、図書館書庫は戦災を免れたそうで、焼け残った蔵書は茨城大学へ引き継がれたそうです。

 

中村光哉(水戸市立博物館 大町3-3-20)
 市立博物館で、染色作家・中村光哉の作品展が去年開催されて、この「光哉」という印鑑も展示されていました。ほかにもう2つの印もありました。1960年代の作品から印章が用いられていると解説にありました。 

 

ご朱印(吉田神社 宮内町3193-2)
 最近、参拝しながらご朱印集めをするのが盛んなようです。吉田神社では、自社のご朱印とともに、祭りを吉田神社でおこなう、兼務社という、いくつかの神社のご朱印も写真のように捺しているようです。銭谷稲荷(浜田町150)、金山稲荷(元吉田町1429)、金刀比羅(白梅4-7-16)、水戸(笠原町994)、八坂(本町3-6-29)の各神社があるようです。兼務社で、小さな神社はもっとあるようです。


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