子安観音(八坂神社 高田町209-1)
天保14年(1843)と刻まれた子安観音です。切れ長の目の彫り方は、いかにも子安観音らしい風貌です。仏像は本来、中性のようですが、子安観音は、どうみても女性を意識しているように見えます。石仏として、この像はいいお顔をしているようです。
仁王像(薬王院仁王門 元吉田町682)
同じ仏像でも、憤怒形の仁王などは、目が飛び出したような、子安観音とはまったく違った目の形をしていています。ガラスの玉眼を入れた仁王像もよくあるようです。
大野みろく(ダイダラボウまつり 塩崎町1064-1)
だだみろくといわれた、大野みろくは、ほんらい、面白さを意識していたのでしょうか。現在のみろく像の目も、笑いを意識しているように感じます。
カエル(常照寺池(36°21'26.6"N 140°29'30.1"Eあたり)付近)
よく見ると、カエルの目は、正面がよく見えるのかなと気になります。
北斗香(岩間東華堂薬局 泉町2-3-6)
徳川光圀に招請された心越禅師が伝えたという、北斗香という目薬だそうです。水戸では、眼病というと、この目薬が使われたようです。「小盃(さかずき)1杯(約15g)の白湯又は乳汁にてなるべく「包」のまま、よく絞り出して、大人は1日3回、小児は2回点眼して下さい。」などとあります。
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