神座(市杵姫(いちきひめ)神社 本町1-6-17)
市杵姫神社は、佐竹氏が竹隈(たけくま)に勧請して、徳川頼房の寛永年間(1624-1644)に、今の地に移ったそうです。本町のだるま市には、場所を移して本通りに出御しています。そうした移動が関係しているのでしょうか、社殿内にある神座は神輿(みこし)のようです。その斗栱(ときょう)部分にはたくさんの龍の顔が彫られていました。
懸魚の場所(鷲神社 千波町1945-1)
拝殿正面の懸魚の場所に、龍の彫刻がほどこされていました。こういう例は少ないようです。
富貴蘭(水戸植物公園 小吹町504)
雲龍の滝と名づけられた富貴蘭(フウキラン)のようです。白い花が、龍の姿に見えるようです。龍の胴のように見える花の後にたれさがっている部分は、距(きょ)というそうです。富貴蘭は、江戸時代から愛好されてきた園芸植物だそうです。
松(感応寺 千波町1667-15)
空にのぼろうとする龍の姿のように見える松です。こういう松の仕立て方はあちこちで見られるようです。松の樹皮は龍の鱗を思わせるところがあるのでしょうか。
植木鉢(蓮乗寺 元吉田町2705)
泥中に育って、泥に染まらないという、品格のある蓮を育てる寺は多いようです。蓮乗寺では、その植木鉢に龍が描かれた焼物が使われていました。
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