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水戸・百樹園の樹皮(8)

2023-06-10 20:05:23 | 水戸

 百樹翁を名のった4代目木村伝兵衛(5代目が市長)は、百樹園設立に際して、牧野富太郎の応援を得たそうで、開園式にも出席してもらったそうです。水戸市植物公園に牧野富太郎のミニ展示コーナーにありました。

 

サンゴジュ(ガマズミ科)
 赤く熟す実が珊瑚のように見えるということでついた名前のようです。樹皮は灰褐色で皮目(ひもく 樹皮にある穴)が多いそうです。

 

ナツツバキ(ツバキ科)
 別名シャラノキ、サラノキは、仏典にある沙羅双樹(さらそうじゅ)の淡い黄色の花に似ているというのでいわれたようです。10年くらいすると、樹皮が不規則にはげて、独特の褐色や灰褐色の斑紋ができるそうです。樹皮が剥げると、つるつるした表面が出てくるので、サルスベリという地方もあるそうです。

 

プラタナス(スズカケノキ科)
 和名は、山伏の付ける結束の房に似たの形からスズカケノキ(鈴掛の木)といわれるそうです。夏に樹皮がまだらに剥げるそうで、迷彩服のような模様に見えるようです。

 

ヤマシバカエデ(ムクロジ科)
 ヤマシバは山柴で、たきぎになるという意味のようです。チドリノキともいわれるそうですが、これは、実の形が千鳥に似ていることによるようです。日本の固有種だそうです。樹皮は黒赤色だそうです。

 

ヤマボウシ(ミズキ科)
 法師のかぶる白い頭巾を連想した名前のようです。果実が桑に似て食べられることからヤマグワという地方もあるそうです。樹皮は不規則にはがれて、赤褐色が見えて、まだら模様になるそうです。

水戸・百樹園の樹皮(7)


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