見終わったおみくじを結ぶものを、おみくじ掛けとか、おみくじ納め所、おみくじ結び所というそうです。おみくじを木などに結ぶという習慣は江戸時代からあったようですが、今のように結ぶ場所を決めるようになったのは、そう昔のことではないようです。おみくじを結ばれた木の成長が悪くなるといったことが理由としてあったようです。
竹で枠をつくり、横に紐をはる(吉田神社 宮内町3193-2)
吉田神社にはこうしたおみくじ掛けがほかにもあるようでした。元日には石段あたりまで行列が続いていました。
藤棚の下を利用して、パイプで枠を組んで、横に紐をはる(東照宮 宮町2-5-13)
季節柄、使われていないスペースを利用したおみくじ掛けのようでした。今年は植富による正月飾りや、明利酒類のウイスキー樽の奉納などが目につきました。
パイプで枠をつくって縦に紐を張る(常磐神社 常磐町1-3-1)
紐を縦のはる神社は少ないようでした。写真左は神楽殿です。去年12月、新たに徳川斉昭の胸像が参道脇にたてられたようです。
赤塗りの木で枠をつくり、横に紐をはる(水戸八幡宮 八幡町8-54)
初詣客が多い神社だけに、専用のおみくじ掛けがつくられているようでした。
干支の動物のしめ縄(水戸八幡宮 八幡町8-54)
自身の干支の動物に、見終わったおみくじを結ぶ人も多いようです。動物像の背後にも、上のおみくじ掛け以外のものも見えます。
ご神木イチョウの枝(水戸八幡宮 八幡町8-54)
ほんとうはイチョウにとってよくないのでしょうが、これは去年の写真です。今年はあまり見かけなかったようです。別雷皇太神のシダレザクラなどにはありました。
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