(写真は農人形)
桜野牧
水戸市見川町2131-165(丹下田園都市センター) 名残の山桜があります。
馬が領内で産出されないことを憂いた徳川斉昭は、手許金で一~三の牧を作り、総称して桜野牧と呼んだそうです。馬には桜型の焼き印を押したそうで、これは県立桜ノ牧高校の校章の原型だそうです。
水府流水術
那珂川水府橋少し下流の右岸(水府流水泳道場跡碑)
水府流水術の名称は斉昭によるもので、弘道館教育の一つになっていたそうです。那珂川がその舞台になっていたようで、この水術は今に続いているそうです。
農人形
弘道館内や、常磐神社神田にあります。
稲作農業を重視した斉昭は、農人形を作り、食事ごとに人形に一口の飯を供えたそうです。 朝な夕な いひ(飯) 食ふごとに 忘れじな 恵まぬ民に 恵まるる身は とうたったそうです。今も人形は作られているそうです。徳川慶喜もその思い出を語っています。
妙雲寺無縁供養塔
見川2-103(妙雲寺) 029-241-2654
斉昭による梵鐘等の供出を拒否したために廃寺にされ、さらに幕末の騒乱で焼き討ちにあった寺だそうです。さらに明治になり廃藩置県で藩士はちりぢりになっため、無縁の墓が650基余りできて、それらが集められて供養塔になったそうです。
立原杏所
柳町2-4(此君堂跡) 父翠軒(彰考館総裁)の居宅で、杏所(斉昭らに仕えた武士で画家)はここで育ちました。
江戸小石川邸での行事で、杏所が香の物を落としてしまい、斉昭は この春の 具足びらきぞ いさましき 先づ打落とす 大剛のもの(香の物) 外の狂歌をよんで杏所に与えたため、杏所は面目を保ったそうです。
(写真は三角経木納豆)
三角経木納豆
水戸駅ビル プラムストリート2F(だるま納豆) 029‐228‐9363
ほとんど過去のものである藁苞(わらずと)納豆はともかく、観光的のものは少なくとも三角形にした経木にくるまれているものと思っていましたけれど、もうそういう時代ではなくなりつつあるようです。日本で自生したトリパックだと思うのですが、テトラパックと同じ運命をたどるのでしょうか。
朝日三角山
宮内町3193-2(吉田神社) 029-247-6464
吉田神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説があり、東征の折、この三角形をした 小山の地に船をとめて上陸し、旗を朝日に輝かせたということから朝日三角山の称があるのだそうです。その遺跡の石柱囲いは三角形になっています。
芸術館タワー
五軒町 1-6-8 029-227-8111
独創的な形をした市政100年を記念した塔で、一辺9.6mの 正三角形チタンパネル57枚 で構成された、正四面体28個によってできているそうです。ペーパークラフトがタワー1Fの売店で売られています。
三角(さんかく)公民館
水戸市元石川町にある、地域運営の公民館で、名称は小字地名をとったものだそうです。
三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)残欠
緑町2-1-15(茨城県歴史館) 029-225-4425
青銅大型神獣鏡で、縁の断面が三角形になっているものの総称だそうです。大場天神山古墳に副葬されていたらしいこの銅鏡の残欠が、今のところ水戸市内から発掘された唯一の中国製三角縁神獣鏡だそうです。
(写真は牛馬頭観世音碑)
犬
大町3-4-30(わんぱーくみと) 029-303-1515
子育て支援・多世代交流センターの前にある白と黒の石製ベンチですが、頭は金属のために白ベンチも黒っぽくなっているのは残念です。だれでも好きなダジャレですね。
兎
白梅4(金刀比羅神社)
珍しい兎の狛犬です。「波乗り兎」という意匠があり、波は水で火除け、兎は豊穣を意味するそうです。この神社は下市の大火と関係しているようですので、それとの関連が考えられますし、海の神さまですので、兎の波乗りとの関係や、また外に、月待ち信仰(月の兎)との関連も考えられます。祭神が大物主で、大国主の和魂(にきみたま)だそうですから、因幡の白兎も考えられます。火事がきっかけで建てられた神社ですから、波乗り兎の可能性が高いような気がします。
馬と牛
元吉田県道180号線と旧道が交わる三叉路
牛馬頭観世音石碑です。残念ながら、地震で折れて倒れてしまっています。牛の名が刻まれた石碑は少ないのですが、県道52号線沿い内原町の駅近くに牛魂碑などがあります。馬頭観音碑は市内各所にあります。
蛙
浜田1-1-1(浜田小学校) 029-224-2717
学校建設のために埋め立てられた田圃に棲んでいた蛙に感謝する運動会の行事があったり、蛙像が校内各所にあったりします。
白鳥
千波湖畔
「白鳥横断注意」、「この先白鳥注意」の道路標識があります。この白鳥は、幕末の歴史経過を乗り越えて親善都市となった彦根市から寄贈されたものだそうです。
スギ2本(500年)
水戸市飯富町3475(大井神社)
この神社の祭神建借馬命(たけかしまのみこと)は、愛宕町にある愛宕古墳の埋葬者ともいわれているそうです
ケヤキ(400年)
水戸市谷田町633(宝蔵寺) 029-231-1865
墓地の中にあるひとめで分かる樹木です。
スダジイ、タブノキ
塩崎町1(折居神社 大串貝塚ふれあい公園の隣)
スダジイ3本(300-400年)、タブノキ2本(300年)を含む樹叢は見ごたえがあります。
アカガシ(330年)
木葉下(香取神社)
星霜を感じさせる幹の様子が眼をひきます。
ハリエンジュ
常盤町1(偕楽園東門外) 029-244-5454
日本への渡来が明治6年だそうですから、それを越える樹齢ではないでしょうが、国内では最大級に属するようです。
(写真は若林橋)
水門橋(みずもんばし)
柳町一丁目信号を北行する市道が桜川を渡るところにある橋です。
かつて、千波湖の水門(みずもん)があったことに由来するようですが、水門はもう少し柳堤橋近く(上流)に、水門町はもう少し下流にあったようです。水門町は柳町一丁目東信号から桜川方面へ北行した道で、昔、川には橋が架かっていて、対岸に水門見付があったそうです。
水戸大橋
国道6号線が那珂川を渡る地点にある橋です。
国道6号線水戸バイパス建設にあわせて架橋されたものだそうです。橋の左岸下流側には神勢館・五町矢場の遺跡の碑がたっています。
若林橋
河和田町桜川西団地を通る市道の中央付近から西に入って行きます。
義家伝説を残す河和田にある膳棚の少し下流にある木製の小さな橋です。なんとも風情のある、渡りがいのある橋です。となりに磁石池といわれていたらしい、川の蛇行が取り残されたU字型をした池もあります。
百合ヶ丘の石組み車道橋
稲荷第二小学校(百合が丘町997-204)と希望ヶ丘団地の間にある車道橋です。
両正面部分は、実際に石を組んでいるようで、なかなか見応えのある石橋に見えます。車道からは見えませんので、下に降りてご覧になって下さい。
呼鳥橋
大塚町(大塚池)
大塚池公園内にある、池を横切って渡り鳥を見に行くには大変良い地点にある木製の長い橋です。