(写真は善重寺)
祇園寺
八幡町11-69 029-221-5229
清に滅ぼされた明から日本に渡ってきた僧・心越を光圀が招いて、元禄4年、移転前の天徳寺(現在の祇園寺)の住持としたそうです。心越は印鑑などに使われる篆刻を日本に伝えた人物でもあるそうです。
神崎寺(かみさきじ)
天王町8-17 029-221-2748
貞享4年(1687)に境内から長承2年(1133)の年号が鋳出されているお経を納める銅製の経筒が出土したそうです。光圀に献上されましたが、光圀は箱書きをした収納箱にそれを入れて、改めて寺にもどしたそうです。県指定文化財になっています。
六地蔵寺
六反田町767 029-269-2211
室町時代の六地蔵寺住職・恵範(えはん)の残した典籍等を、光圀が宝蔵庫を作り保存をはかったそうです。この中には塙保己一(はなわほきいち)が編纂した群書類従(ぐんしょるいじゅう)に収録された神皇正統記(じんのうしょうとうき)などがあるそうです。蔵書典籍892部と文書407通は県指定文化財になっているそうです。
薬王院
元吉田町682 029-247-6266
光圀は貞享5年(1688)本堂を再建しましたが、この時、向きを南から東にかえたり、禅宗様式に改変したそうです。また、光圀は元禄2年(1689)には天台宗の檀林(僧侶の養成・学問所)としたそうです。
善重寺
酒門町2096-2 029-247-5057
光圀の夢枕に立ったので見つかったという伝説がある聖徳太子像を、寛文11年(1671)に書を添えて寄進したそうです。現在八角の太子堂に安置されているそうです。