弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官→原告→法科大学院教授になった竹内浩史のどどいつ集

公開しないで 裁判すれば きっと判事も 後悔す

2006年08月05日 19時33分38秒 | 未分類
ともかく、一般の傍聴人に多数お越しいただける事は、私も大歓迎である。
裁判員制度導入を控え、裁判を理解し親しみを持ってほしいという思いもある。
しかしそれ以前に、一般に公開する事は裁判の生命線だと思う。
利害関係の無い人も含めて監視する事により、当事者も恥ずべき主張立証はできず、正しい判断を下す事が容易になる場合もある。
最近は当事者から審理や裁判記録等を秘密にしてほしいという申立てが多いが、当事者が希望しているから非公開が当然という訳ではない。

予約無用で 入場無料 法廷ドラマを 見に来てね

2006年08月05日 15時56分46秒 | 未分類
今日の読売夕刊の1面トップ記事は、土曜ナビ「裁判傍聴サイト盛況」です。
全文は、読売新聞ホームページ「YOMIURI ONLINE」で読めます。
(以下、抜粋)
裁判傍聴サイト盛況
「犯罪者の苦悩…人間ドラマ」
「裁判長はメガネエリート」
 窃盗や殺人などの刑事裁判を東京・霞が関の東京地裁で傍聴し、その模様をインターネットで紹介するサイトが盛況だ。被告人のプライバシーにも配慮しながら、法廷で繰り広げられるドラマを臨場感たっぷりに伝えたり裁判官の訴訟指揮ぶりを採点したり。俎上(そじょう)に載せられる裁判官たちも、日々の書き込みに無関心ではいられないようだ。

「作り物にはない臨場感が裁判の魅力。犯罪者の動機や生い立ち、苦悩。これ以上の人間ドラマはないです」
「映画館に入る時みたいに、ワクワクした気持ちになれる」
「新聞などで報道されないような小さな事件でも、『裁判だと面白い』と感じることがある。傍聴人の少ない裁判でも見逃せない」

審尋したいは 山々なれど すれば山場に 間に合わぬ

2006年08月05日 15時26分39秒 | 未分類
実は古田監督にはお目にかかれるチャンスもあった。
一昨年9月の仮処分では、選手会長として東京高裁に抗告して来られたので、担当裁判官として審尋期日を開く選択肢もあり得た。
しかし、あいにく抗告が3日(金)の晩で、まず6日(月)予定の球団合併決議の可否を判断しなければならず、かつ9・10日予定の団交と11・12日予定のストライキの前に団交に関して判断する必要があった。
そのため、審尋を開く間もなく6日と8日に分けて決定した。
決定と経緯については「労働法律旬報」1612号を参照。

オレが試合に 出る事よりも 「もっと大事な 事がある」

2006年08月05日 00時05分52秒 | 未分類
中日落合博満監督「オレ流」どどいつ。
愛知県出身の私は、中日ドラゴンズのファンであるとともに、落合監督の大ファンである。
何しろ、司法修習生当時、名古屋と東京のどっちで弁護士登録するか迷った末、決め手にしたのが「落合がロッテから中日にトレード」のニュースだった。
一昨年「世の中にはもっと大事な事がある」と言って試合より団体交渉に井端選手会長を送り出した事、ストライキの代替試合の提案に「選手会をばかにするもんじゃない」と反対した事は忘れられない。
今年も誤審が許せず、抗議して退場させられたが勝った試合があった。