弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

死んだ候補の 票数えても やはり死票か 名が先で

2007年04月25日 22時59分43秒 | 未分類
伊藤一長前長崎市長の御冥福をお祈りします。
それにしても、期日前投票で伊藤前市長に入れた票が無効になってしまった有権者は、どうも釈然としないようですね。
(毎日から抜粋)
 総務省の松田隆利事務次官は23日、伊藤一長前市長が選挙期間中に銃撃され死亡した長崎市長選(22日投開票)で大量の無効票が発生した問題について、「補充立候補制度にこの問題も含め各方面から意見や指摘があり、幅広く検討したい」と述べ、期日前投票のあり方も見直しの検討対象とする考えを示した。無効票問題を疑問視する見方に対応したものだが、実際の制度改正は困難視されている。
 同市長選では、亡くなった伊藤前市長への投票や白票が大半とみられる無効票が計1万5435票も発生し、投票総数の7・69%に達した。当選した元同市課長と落選した伊藤前市長の長女の夫は953票差の接戦だっただけに、選挙結果に影響を与えたとの見方も地元から出ている。
 松田次官の発言は、補充立候補問題だけでなく期日前投票のあり方も検討対象にするとの考えを示したものだが、期日前投票で無効となった「伊藤票」については「投票された用紙が誰のものか区別できず、やり直しはそもそもできない。また投票は1人1票に限られている」と説明。「告示後に候補者が亡くなったことで期日前投票をやり直すことは難しい問題だ」と述べ、再投票を認める制度改正は困難との認識も示した。