エコフエアでは、「地球温暖化とトンボ」というテーマで講演があった、講師は国際財団国際トンボ学会会長井上清氏、トンボ研究の第一人者である。講演の要旨は、日本人ほどトンボを愛する人種はいない、すでに2000年前の弥生時代の銅鐸にトンボの文様がある、①秋津島とはトンボを表している、この小さな島国に214種のトンボが生息する。全ヨーロッパで116種イギリスでは40種日本が割合としては多い。しかし、全世界では6000種(インドネシア・アマゾンで多い)という状況である。日本で生き残るムカシトンボは生きた化石といわれ②成虫になるまで7年を要し、清流にしか住めない。殆んどのトンボは1~2年でトンボになる。1960年に九州で確認されたタイワンウチヤンマはどんどん生息域を広げ2005年は神奈川県にまで達した。このようにトンボは地球温暖化を正直に教えてくれるのである。
講師の井上清さんは大阪大学工学部を卒業後③ユニチカ宇治工場を振り出しに本社で要職につかれ、リタイア後学生時代からの趣味トンボの研究にもどり得意な語学を生かして国際的に活躍されている。 アメリカで2年に1回行われる国際トンボシンポジュームのテーマソングは日本の童謡「赤とんぼ」だそうだ。
注、①~③は井上講師のご指摘をいただいて修正し正確を期しました。
講師の井上清さんは大阪大学工学部を卒業後③ユニチカ宇治工場を振り出しに本社で要職につかれ、リタイア後学生時代からの趣味トンボの研究にもどり得意な語学を生かして国際的に活躍されている。 アメリカで2年に1回行われる国際トンボシンポジュームのテーマソングは日本の童謡「赤とんぼ」だそうだ。
注、①~③は井上講師のご指摘をいただいて修正し正確を期しました。
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